yokomizoの覚え書き

切手とSFと本が好きなおっさんのひとりごと。

「サンタクロース」の見分け方

2007-05-19 | ふるさと切手(旧)
凸版印刷銘と印刷局銘の切手を単片で見分ける方法、第2回です。
今回は「サンタクロース」から。
10倍程度のルーペをご用意ください。

 
左は大蔵銘版の切手。右は凸版銘版の切手。

まずは分かりやすいと思う国名表示のスクリーンから。画像が大きくて見づらいのはご容赦下さい。

大蔵銘版

凸版銘版

凸版の方が網点スクリーンがはっきり見え、大蔵の方は網点が不明瞭なのがお分かりいただけますでしょうか。
図案中央の子供サンタを拡大するとこんな感じです。
こっちの方が分かりやすいかな。

大蔵銘版

凸版銘版

前回の「海女と浜木綿」もそうですが、1ミリ内の網点スクリーン数を数えれば、
「200線」や「230線」といった具合に現行切手並に分類できると思います。
それはおいおい数えてみますが、大蔵銘版(印刷局銘版)の切手は、
ちょっとスクリーンが不明瞭で数えにくいんですよね。
目の調子が良い時にでもやってみます。

次回は秋田版「かまくら」です。これは肉眼でも区別できると思います。
乞うご期待。

※ 掲載した拡大写真は切手を10倍、解像度300dpiでスキャンしたものです。

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