行ってきます・とただいま・の間。

2013,1に長男から貰った、SONY NEX-F3で撮っています。
その日の事柄と撮りたて写真で残してます。

不安の行方。

2012年06月07日 07時13分25秒 | 日記

   何を見る 麦の畑に 立つ真竹

 

 

一週間が無事に過ぎました。
私を襲った不安は、主人の病体です。
昨日、血液検査の結果が出て、医師の説明を聞きました。
私は、診察室に入るのを拒みました。

数値は、私の心配している以外のところで、高く。
次週、リウマチの専門医にも診ていただくことになりました。

CRP。。
これは、人の痛みを数値で表して判断材料にするものだそうですが。
正常値は、0.03ほどのごく僅かなものが、主人の発作が出た場合には、10を超えるものでした。

知人もリウマチを患い、その女性のこの数値は、2だそうですが、それでも痛みは堪えきれず、モルフィネに似た飲み薬を服用。
その人と比べたら、5倍の痛みに耐えていたことになります。
その知人は、すでに「リウマチ」と診断されて数年経っています。
その痛み止めとして飲んでいる薬の副作用で、骨がもろく、骨折を繰り返していると。

 

主人は、幼い頃より腎臓の機能が悪かったようで、今、年を重ねた頃、弱い箇所にボロがでてきたということなのでしょうか。
男性や飲酒する方は、程よく・・というブレーキ掛けが下手な方がいます。
主人は特にそうで、
「これは毒だ。」とお笑い種のように、他人事です。

今回の診察で、お酒をやめるようには強く言われなかったことを一番喜んでいます。
タバコは先週にもやめるよう言われたのですが、これも一向にやめる気配なし。
本当に吸えなくなったとき、本当に飲めなくなったときは、手遅れなのを、どれだけ承知しているのか。

痛いのは自分もち。
痛みと快楽と天秤にかけても、快楽がまた勝ってしまう。

 

人の快楽の恐ろしさ。

 

この一週間。
主人も、不安が襲っていたでしょう。
私のチクチクと刺す針のような言葉も、静かに聞いていました。

例えば、2日は、主人の母親の命日でした。
それも忘れている主人に、今日は何の日か?と、問う。
仏前の花を取り替える私を見て、やっと思い出す。
来客が続き、お墓にはとうとうと行けず、翌朝行く。
周りの掃除・草取りを済ませ、花を手向ける。

綺麗になったかどうかなんて、分らないだろうな。と主人。

そうだよ。
汚い時を知らない人は、綺麗になったことも分らない。
綺麗になったことが分らない人は、綺麗にしてくれた人の存在を知らない。

ありがとうと言う気持ちも沸かないんだよ。

 

私の針を、静かに受け止めていました。

退職する際に、あれだけ社長の心なしを攻めた自分。
何かを感じたでしょうか・・・

 

先日。
友人から、我が家に来ているという嘘をついてパチンコに行っていた・というメールが来た件。

彼女の気晴らしにと、映画に誘いました。
そして、聞いた話は、彼女が先月、乳がんの摘出手術をしたこと。
発病は、家での働かない夫へのストレスからだと彼女は主張していました。

ここしばらく、彼女とも連絡が途絶えていました。
まさか・・そんな大変なことを乗り越えていたとは知らず、話を聞くばかりでした。
周りには知らせず、会社にも術後19日には復活していると。
なのに、働かない夫、パチンコに行っていたのを嘘をついた夫。
日中、母親と楽しく惚けている夫に、堪忍袋の緒が切れると。
自分の父親への見舞いの言葉が無いかわりに、新宅の見舞いにひょこひょこ行くことへの呆れ。

 

それを、主人に報告。
主人もまた、何かを感じたでしょうか。

 

時として、人さまの生活が、自分らを省みる材料とさせていただくことに感謝です・・・・。