ガンバレ よし子さん

手作りせんきょ日記

三鷹天命反転住宅

2023年04月28日 | せんきょ2023
4月28日(金)



選挙の渦を泳ぎ切った自分へのごほうびに



三鷹天命反転住宅のテレワークプランを利用して



読みたかった本を読みます



荒川修作とマドリン・ギンズが起ち上げた小宇宙



大沢2丁目の高台に流れる、おおらかで有機的な時間に身を浸します

















投票率を上げるには ~その2~

2023年04月27日 | せんきょ2023
4月27日(木)

東京都環境影響評価審議会をZoomでウォッチしています。
テーマは「明治神宮外苑の再開発が環境に及ぼす影響について」

合間を縫って4月25日付の日経新聞の記事を要約しようと思います








杉並区の選挙管理委員会は、統一地方選をにらんで
「投票(VOTE)マッチ」事業の導入を計画していた。
しかし今年の2月に計画は中止に追い込まれた。

「投票(VOTE)マッチ」とは、
選挙の争点となる問題についてあらかじめ候補者に質問し、有権者がネット上で
自分の考えに近い候補者や政党を知ることができるマッチングサービスである。
若い世代にもっと選挙に参加してもらおうと、
杉並区がこの新たな試みの導入を計画したのは昨年11月のことである。

しかし今年2月になって、総務省から
「選挙後に訴訟となるおそれがある」と警告があり、
さらに東京都選挙管理委員会からも
「現行の公職選挙法に抵触する懸念がある」と警告があり、
区は泣く泣く計画の中止を決断した。

全国初の画期的な試みが、拙速な導入プロセスのために暗礁に乗り上げ
挫折を余儀なくされたことは、ひとえに区選管の落ち度であるが、
その一方で杉並区が先駆けとなって世に問うた「投票(VOTE)マッチ」構想が、
東京の区議選が抱える問題に一石を投じたのも事実である。

今回の杉並区議選では定数48に対して69人が立候補し、
「候補者が多すぎて選べない」「候補者の主張をいちいち確認するのは至難の業」
という飽和状態が選挙の現場に生まれていた。

現行の選挙制度の下で民意を適切に民主主義に反映できるのか、
自治体の選挙のあり方が問われている。






「ボートマッチ」という聞き慣れない言葉で選挙を総括しているので、
日経新聞の購読者の中にはこの記事に違和感を抱く人もいるかもしれません。
統一地方選の争点として、主にテレビを通して、しきりに叫ばれた
「少子化、子ども、子育て」といった、有権者の情緒に訴える言葉が
この記事の中にはひとつもないから。
でも実際に選挙をたたかった候補者としては
「おぉ、わかってくれている人がいる」という感じです。
(続きます)














投票率を上げるには ~その1~

2023年04月26日 | せんきょ2023
4月26日(水)



投票率は前回(48.61%)を下回る48.32%でした。
市議選には定数28に対し40人が立候補しました。
前回の候補者は34人だったので、今回の立候補率(←マイ新語)は
およそ2割増加したことになります。
しかし投票率は立候補率と連動して上がるものではないらしい
有権者の半数が棄権するのが三鷹の選挙のルーティンらしい
という重い現実を前にして、私はへこんでいます。

出馬する候補者が多いほど
選挙は盛り上がり、投票率は上がり、議会は活性化される…
という文脈に立ち、投票率50%越えを目標にして、私は選挙に出馬しました。
でも世の中にはいろんな文脈があります。中には
候補者の乱立はかえって意中の候補者を選ぶことを難しくして、
有権者の投票意欲を失わせる…という文脈もあります。

えっ、候補者が多すぎることが、投票率アップの確率を下げている?
候補者の乱立が、有権者から投票の機会を奪い、候補者を逆風にさらす
「諸刃の剣」になっている?

…などと考え始めると、落選の敗北感も相まって、
選挙に立候補して世の中を良く変えよう、と立ち上がった自分の足元が
グラグラと揺らいでくる気がしますが、
それが一時の気の迷いであること、私の方向性は間違っていないことを、
4月25日付の日経新聞の記事が教えてくれました。
(続きます)














選挙の渦の中へ

2023年04月22日 | せんきょ2023
三鷹市の皆さん
私の名前は鈴木よし子です
このたび、三鷹市議会議員選挙に立候補いたしました



私には夢があります
私の夢は三鷹市を選挙の投票率日本一のまちにすることです



そのために今、三鷹市に足りないもの
それは魅力的な候補者です
いつものおなじみの候補者ではなく、既成政党のおエライさんの子分でもない、
まっさらなニューカマーがいなければ、選挙なんて盛り上がらない
そう思って私は立候補を決意いたしました



しかしながらみなさん、今回の統一地方選で
選挙という未知の世界へ飛び込むニューカマーは
私だけではありません



先日、船橋の市議選に22歳の学生が立候補を届け出ました
現役の大学生が、25歳未満の足切りを恐れず、立候補を届け出る
そのへんの主婦が、地盤も看板もないのに、無所属で立候補を届け出る
どうですか、みなさん
今まで当たり前だった選挙の風景が、変わろうとしています



コロナもあり、戦争もあり、少子化もあり
選挙にでも出ないことには、もう自分は生き残っていけない
これから先の長い、若い人ほど、そう思って
日本のあちこちで、自ら新しい選挙の渦を作り出しています



三鷹市のみなさん
あなたもその選挙の渦に巻き込まれてみませんか
新しい局面に行くために、私と一緒に夢をみませんか



前回、三鷹市議会議員選挙の投票率は48.61%
その数字を、今回はあなたの一票で塗り替えて



新しいことへ
見たことのない風景へ
権力の計算の及ばないところへ
私、鈴木よし子と、一緒に進んでまいりましょう。














わたし選挙に立候補します!

2023年04月16日 | せんきょ2023
2023年4月16日(日)
夫にバイクで送ってもらい、立候補の届出へ。
昨日からの雨もあがりました。



08:20
会場となる三鷹市公会堂さんさん館に到着。



3階会議室。



仮受付。名簿に名前を記入します。



会場には、もうすでに候補者各位が勢ぞろい。
私は37番の椅子に座ります。
08:30の時点で40人の候補者が集まりました。



立候補の届出順位を決めるためのくじを引きます。
会場に早く到着した候補者から順番に、青いくじ棒を引いていきます。
くじ棒が残り4本になったところで、いよいよ私の番です。



なむさん・・・



11番! 神様、サンキュ!
番号が呼ばれ、衝立の向こうで待機します。



本受付。



コの字型に並んだテーブルを、右へ右へと、次々に移動していきます。
まるで婚活パーティーのようです。
各テーブルには必ず係員さんが二人座っていて、
いろんな書類を渡したり、渡されたりします。
しかし、この白い棒は、なんなの?



届出終了。
あぁ、目が回る(うっかり会場に印鑑を忘れてきてしまった)。



ゲットした選挙グッズ。
白い棒につける旗などが入っています。



ついに選挙戦ののろしが上がりました。



選挙カーがぞくぞくと出陣していきます。



私のポスターも11番に貼ってあります。外注スタッフさん、ありがとう。
10番と11番で、バラと百合(子)の一騎打ち(笑)



というわけで、立候補の届出会場である三鷹市公会堂さんさん館は
くじなどもあり、候補者とその支援者たちの熱気に満ちた、お祭り的な空間でした。



しかし、そこから一歩外に出て、三鷹市全体で見れば、
有権者の半分は投票に行かない、というのが現実なわけで。



これから1週間、その現実とどうかかわるか、
この場の熱を、どうやって有権者に届けるか、
立候補者である自分に問われているんだなぁと思います。














井の頭公園駅デビュー

2023年04月13日 | せんきょ2023
07:40
京王井の頭線井の頭公園駅前でスタンディング&スピーチ
法政高校の最寄り駅なので、学生さんがたくさんいます。
今日はあの子と同じ電車でラッキー、とか、アオハル、あるあるですよね。
その中には18歳以上の有権者もいらっしゃるかと。
立憲民主党の選挙クルーもスタンバイしておられました。
いつも応援している中村ひろし都議にご挨拶したところ
「立候補するんですか」と尋ねられましたが、
そう簡単に手の内を明かすわけないじゃん。
住宅街の中にある静かな駅なのに、朝から大勢がマイクでお騒がせしてすみません。



18:00
三鷹駅南口でスタンディング&スピーチ
こちらでは国民民主党の選挙クルーがスタンバイしておられました。














選挙ポスターができたよ

2023年04月12日 | せんきょ2023
2023年4月12日(水)
印刷屋さんがポスターを届けてくれました。
自分らしさをMAX詰め込んだ、唯一無二の選挙ポスターの完成です。

バラが、

バラが、、

いとをかし・・・



印刷屋さんいわく、「これは目立ちますよ」
ハイ、私の狙いどおりです。














ポスター貼り作業を外注する

2023年04月11日 | せんきょ2023
4月10日(月)晴れ

さて、選挙に欠かせないものといえば選挙ポスターです。



三鷹市では、市内を27のブロックに分けて、
各ブロックに掲示板が7~8つほど設けられます。
掲示板の合計は229箇所になります。
ポスター貼りは、4月16日(日)の公示日の朝に解禁となり、
ほとんどの候補者がその日のうちに貼り終えます。
つまり選挙に立候補しようと決意する人間は
「1日で229枚のポスターを貼り終える」というミッションを避けて通れず、
そのために最低でも4~5人の仲間を確保しないといけないわけで、
ぶっちゃけ、市内に人脈を持つ地元民か有力者、もしくはどこかの政党が
後推しする人間でないとミッション達成は難しそうに思えます。

でも大丈夫。今は何でも分業の時代です。
229枚のポスター貼りについても「仲間を募る」という対処法の他に、
「アウトソーシングする」という対処法があります。
世間には1枚ナンボの契約で選挙ポスターを張ってくれる業者さんがいるのです。
午後は新宿で業者さんと打ち合わせです。



オフィスビルの窓からは夏の日差しが差し込んでいました。



私のポスターは横長なので、掲示板のレプリカを手作りして
「こういう風に貼ってくださいね」と担当者に伝えます。



被選挙権は地域の有力者だけのフィールドではない。
私のように地縁が薄く人脈の乏しい主婦でも、外注という裏技を使えば
そのフィールドに新規参入を許される…という新しい状況は、
グローバル資本主義のもと、あらゆる社会活動が分業化され標準化される
21世紀の世界の潮流の中ではじめてもたらされたものです。
でもジバンもカンバンもない主婦がワンオペで立候補を決意する時、
その決意はグローバル資本主義からではなく、むしろ
グローバル資本主義とは対極にある、この国の土着の精神性の中から
生まれるような気がします。

たとえば明治初期に沸き起こった自由民権運動とか、
「民撰議院設立の建白書」を政府に叩き付けた板垣退助とか、
私の初期衝動の起源はたぶんそのあたりにあって、
選挙で選ばれた代表による議会政治を実現しようともがき苦しんだ明治人と
現代を生きる私の潜在意識は地下水脈でつながっていて、
ワンオペ選挙もあんがい当てずっぽうではないのかも…などと考えると、
体のあちこちに溜まっていた選挙準備の疲れも吹っ飛んでいく気がします。



ワンオペ選挙といえども
ポスター印刷とポスター貼りだけは他人の尽力なしには実現せず、
選挙に立候補した者は、常に自分の作る渦に他人を巻き込みながら、
前へ前へと進んで行きます。