Miyuki Museumブログ

主に絵画創作の発表や販売、作品展のお知らせについて綴っています
Miyuki Museumのひとりごと

久保帯人氏のtwitterより

2016-11-20 | ネット
(Sun)
「BLEACH」の漫画家、久保帯人氏が11/17、
twitterにてお願いの記事をあげられておりました。
描かれていた漫画から文字を起こし
抜粋して引用させて頂きますpencil
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そして連載10年目の頃 僕は体を壊しました
ただのカゼだと言われましたし 僕もそう思っていました
ただずっとずっと治りませんでした
それまではカゼをひいても6時間寝れば治り 
すぐに漫画が描けました
それが突然できなくなったのです
休載して1週間 丸々寝込み
合併号の休みのたびに1週間寝込み
ついには1週間寝込んでも完治せず
何ヶ月もひきずり 治ったと思ったら
またカゼをひいて休載する
どんなに気をつけても またカゼをひく
そんな事が続くようになりました

情けない 自分は漫画家失格だと思いました
決まった時間で決まったクオリティで
漫画を上げるのが漫画家だ
そう考えていた僕は 自分が連載などしていて
いいはずがないと考えるようになりました
すぐに連載を終えるべきなんじゃないのか
でもストーリーは途中だ
どうしよう
どうやって終わればいいんだろう
そんな事を毎日毎日毎日毎日毎日毎日考えていました
そんな頃届いた手紙の中に
1通だけ名前も住所もない手紙がありました

イタズラかな……
そう思いながら封を切りました
それは闘病中の男の子からの手紙でした
薬で おさえていた病気が突然悪化し
普通の学生生活から突然
病院から一歩も出られない生活に変わったこと
TVを観てもゲームをしても
友達と一緒にいた時のことを思い出し
何も楽しめないこと
医者も親も何も言わないけれど自分で調べて
自分の病気が治らないことを知っていること
その頃に荒れて今すぐ死にたいと言った時
しっかり生きてほしいと余命を告げられたこと
その余命が一年半であること


※画像/twitterより引用です。

それからはベッドの上から動けないながらも
自分が楽しめる方法を考えるようになったこと 
その結果 漫画なら世界に入り込み友達のことを
思い出さずに楽しめるんじゃないかと思ったこと
いろんな漫画を読んだ結果BLEACHに辿りついたこと
BLEACHの次の巻が読みたくて入院してから
初めて明日のことを考えるようになったこと
BLEACHが自分の世界を変えてくれたこと
BLEACHが自分に再び生きる力をくれたこと


※画像/twitterより引用です。

そして自分がもうこの世にいないこと
久保先生最後にお願いがあります
どうか先生の思うままのBLEACHを最後まで描き切って下さい
僕はそれが読みたい
…………・・………・・‥‥………
皆さんにお願いがあります

お礼にあがっておきながらお願いとは
不躾であることはわかっています
それでもお願いがあります
この手紙の送り主を探す手伝いをして頂けませんか
住所も名前も書いてない手紙の差出人を探すなんてことが
僕のわがままであることもわかっています
それでも僕は彼へのお礼が言いたいのです

このお礼の漫画を彼は読めていないのだから


※画像/twitterより引用です。

お手紙の実物の写真もアップします。
彼についてのどんな情報でも構いません。
ご存知のことがあれば、
この投稿フォームからメッセージを送ってください
https://jp.research.net/r/letter_shueisha2016

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との記事でした。
ウルウルです……。

久保帯人氏のツイートが
男の子のご親族にどうか届きますように……と願ってsymbol3

そして、漫画家生活の大変な過酷さも伺えます。
先生ご自身、どうかご回復されますように……と願ってsymbol2

夢や儚さなどを与えられる漫画って素敵ですkirakira

BLEACHに登場するキャラの中で
私はウルキオラファンでしたclover
HPのイラストコーナーに2008年、UPしていた
ウルキオラのイラストfutaba


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