Miyuki Museumブログ

主に絵画創作の発表や販売、作品展のお知らせについて綴っています
Miyuki Museumのひとりごと

風化させないために

2013-03-11 | 日常
(Mon)
昨年の毎日jpを閲覧し、気になっていた投稿より。
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*投稿者:美咲さん(岩手県紫波町・高校生・18才)2012年11月11日の毎日jpより

被災地は忘れられたのか

時間が過ぎれば、その出来事に直接関係のない人は忘れてしまうのか。
東日本大震災で、多くの人が命を落とし、家族を失い、
家が流された。
あれから1年8ケ月になる今、ニュースを見ると、
政争に明け暮れている与野党の議員や新党結成で主導権を握ろうとする
政治家の話題ばかりで、
被災地や復興に関する情報はほとんど得られない。

時々映し出される被災地の様子からうかがえるのは、
がれきは撤去されたものの、いまだに仮設住宅で暮らす人が多いということくらいだ。
国会では解散するとかしないとかで、被災地という単語は出てこない。
被災した地域は忘れ去られてしまったのか。

たとえ報道されなくても、この一瞬を大事に生きている人がいることを
忘れないでほしい。
元通りではないが、生活するために努力している人たちがいるのは事実なのだから。
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広がってほしいと思う「津波てんでんこ」の精神。
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2012年06月の毎日jpより

命救った言い伝え

 東日本大震災の津波で校舎の3階まで水につかる被害に遭いながら、
生徒全員が無事に逃げた岩手県釜石市の釜石東中学校。
生徒を守ったのは「津波てんでんこ」という言い伝えでした。

大阪府の小学校では、この教えを避難訓練に生かす取り組みが始まりました。

 釜石東中は海と河口の近くに建ちます。
地震後、生徒たちは最初、決めてあった避難場所へ向かいました。
しかし、そこも危ないと自分たちで判断し、高台へ逃げます。
結局、最初の避難場所は流されました。
東北の三陸地方には「津波てんでんこ」という防災の教えがあります。
「津波がきたら、てんでんばらばらに逃げろ」という意味です。
この教えが生きたのです。

先生は「命を最優先に考え、釜石から学べることを生かしたい」と話しています。
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