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予想外、M・シューマッハが王座奪還したら、今年で引退
それなら、いくらなんでもそろそろM・シューマッハが今年のチャンピオンになり引退した方が、F1はよりエキサイティングになる。が、シューマッハが作り上げてきたチームにライコネンが移籍するのは大反対。マクラーレンに残留が最適と思います。
母国GPで優勝したミハエル・シューマッハーだが、大方の予想どおりこれで彼のF1キャリアが延長されるというよりも、逆にこの好調さによって引退が早められることになるかもしれない。
パドックでささやかれる意見の多くは、もう一度ワールドチャンピオンとなることでシューマッハーは再びやる気を起こして来シーズンもレースを続けたくなるのではというものだが、シューマッハーのマネージャーは、8度目の栄冠が引退への引き金になるはずだと示唆する。ウィリー・ウェバーがロイター通信に語ったところでは、フェラーリのこのところの好調ぶりを考えて、彼はシューマッハーに有終の美を飾って辞めるようアドバイスしたという。
「私は彼にとってマネージャーであるだけではなく、古くからの友人でもある。もしタイトルを獲れたら、それが潮時だと私は思う」とウェバー。
「これは私からの提案だ。彼はいつでも彼のしたいようにする。私の言ったことは提案にすぎず、彼がどうするかは見守るしかない」
「どうしたらいいと思うかと彼に聞かれたが、私はさっき言ったとおりの返事をしたよ。つまりこうだ。この選手権を勝ち取ったら、そのときが引き際だと私は思う。なぜなら最高潮だということだからね」
シューマッハーがいつまでF1を続けるかをはっきりさせないため、ドライバーの市場の動きは夏季休暇状態となり、ホッケンハイムでポールポジションをとったキミ・ライコネンとフェラーリなど複数の交渉が棚上げとなっている。ライコネンのフェラーリ移籍はずいぶん前からささやかれているが、シューマッハーが引退しない限りは、移籍は実現しないと言われている。またルノーはライコネンが他に目を向けるときを待ってチャンスをうかがい、一方シューマッハーの現在のチームメイトであるフェリペ・マッサも、来年はどこでレースができるのか、待機している状態だ。
フェラーリのボス、ジャン・トッドは、2007年のドライバーラインナップは地元モンツァで発表する予定だと語っているが、それはその時点でのチャンピオンシップの状況に大いに左右されそうだ。