このブログの現代語訳は、カジュアルながらなるべく原文をなぞるようにしています。
どうしても説明しないと読みづらいことだけを青い四角内に注記していますが
本文・セリフについては、書いていないことを勝手に加えないようにしています。
ただ、「正確じゃないけど、注をいっぱい書いてややこしくなるよりは
ニュアンスを重視してこう訳しちゃおう!」ということは多々あります。
原文ではなんて書いてあるの?など疑問をもたれた方には、よろこんでお答えしますので
ぜひコメントくださいませ:)
(R)
どうしても説明しないと読みづらいことだけを青い四角内に注記していますが
本文・セリフについては、書いていないことを勝手に加えないようにしています。
ただ、「正確じゃないけど、注をいっぱい書いてややこしくなるよりは
ニュアンスを重視してこう訳しちゃおう!」ということは多々あります。
原文ではなんて書いてあるの?など疑問をもたれた方には、よろこんでお答えしますので
ぜひコメントくださいませ:)
(R)
※ 2016年10月27日、紙面画像を差し替えましたため、出典を書き直しました。
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こんばんは。
ふたつ目の作品「春の夜の夢、一億円」が完結しました!
いかがでしたでしょうか?
「両」ではお金の大きさがイメージしづらいかと思い「円」に置き換えて訳しました。
わかりやすく一両=十万円として計算しましたが、【1】の注でも書きました通り
本当は当時の両の価値はその半分以下だったのではないかと思います。
でもこのお話的には一両=十万円(千両=一億円)がしっくりくる気がしました。
最初に長者右衛門が用意する千両箱三つ(=三億円)なんて、今の宝くじが連想されるような。
では、真面目な情報を↓↓
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書名:江戸春一夜千両(えどのはるいちやせんりょう)
作者:山東京伝
絵師:北尾政演(山東京伝の画号)
刊年:1786年(天明6)
紙面画像は国立国会図書館デジタルコレクションの保護期間満了コンテンツを使用し
訳するにあたっては『新編日本古典文学全集79 黄表紙・川柳・狂歌』(小学館・1999)の
翻刻・注釈に拠っています。
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(R)