きびょうし黄表紙

江戸時代の絵本・黄表紙をカジュアルに現代語訳しています
※読み物としての訳文のため、レポート等への引用はお控えください

「にわか心学講座」について (R)

2014-03-30 22:54:42 | 【完結】にわか心学講座(心学早染艸)

※ 2016年10月22日、紙面画像を差し替えましたため、出典を書き直しました。
   現代語訳は当初アップしたものから変更ありません。
 
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お行儀として、真面目な情報を書いておきます。

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書名:大極上 請合売 心学早染艸
  (だいごくじょう うけあいうり しんがくはやそめくさ)
作者:山東京伝
絵師:北尾政美
刊年:1790年(寛政2)

紙面画像は国立国会図書館デジタルコレクションの保護期間満了コンテンツを使用し
訳するにあたっては『新編日本古典文学全集79 黄表紙・川柳・狂歌』(小学館・1999)の
翻刻・注釈に拠っています。

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(R)


ごあいさつ (R)

2014-03-30 22:41:18 | このブログについて
はじめましてこんばんは。
ごあいさつもなく唐突に始めてしまったこのブログですが
一つ目の作品「にわか心学講座」が完結しました。
ちょっとでも読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
いかがでしたでしょうか?

結末が物足りない!と思われるでしょうが
実はこれは「黄表紙」の持ち味なのです。
お正月に出る出版物のため、最後は必ず縁起良くお開きにするのがお約束。
色々あっても最後のページでいきなり無難におさめる、そのむりやり感も
ネタの一つになっていたのではないかと思います。

「黄表紙」の特徴についてはまたの機会に書きたいと思いますが
そんなわけで、話の結末ではなく途中を楽しむものだということだけ知っていただき
ひまつぶしに気軽に読んでいただければうれしいです。
そしてひとことでも感想などコメントいただければもっとうれしいです。

ところで、現代の漫画みたいなものだと思って「マンガ」のカテゴリを選んでしまい
「私が作家・芸術家・芸人」というジャンルに含まれることにあとから気付きました。
訳しているだけで作家ではないのでごめんなさい。
(でもそのままいかせていただきます。)

次の作品もすぐアップしていきますので、どうぞお付き合いください:)
(R)