※ 2016年11月14日、紙面画像を差し替えましたため、出典を書き直しました。
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こんばんは。
むっつめの作品「春の日長のながばなし」が完結しました。
いかがでしたでしょうか?
早口言葉がメインの作品なので、物語として訳すのに意外と苦労しました…。
私は場面【17】の、みんなでやいやい言っているところが好きです。
それぞれが食い気味に好き勝手言っている様子といい
人物が真ん中に寄り集まって、周りにびっしり字が書き込んであるレイアウトといい
現代のマンガにありそうな場面ですよね。
それでは、まじめな情報を。
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書名:形容化 景唇動 鼻下長物語
(けいようけして かげくちびるをうごかす はなのしたながものがたり)
作者:芝全交
絵師:北尾重政
刊年:1792年(寛政4)
紙面画像は国会図書館デジタルコレクションの保護期間満了コンテンツを使用し
訳するにあたっては『新編日本古典文学全集79 黄表紙・川柳・狂歌』(小学館・1999)の
翻刻・注釈に拠っています。
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(R)