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A-感想ブログ

アニメや漫画、特撮、ゲームなどの感想を気の向くままに書いています。

ガンダムSEED DESTINY PHASE-21「さまよう眸」その2

2005年03月12日 | 種デス
●21話、感想続きでっす。
感想その1では、ほとんどアスランとミーアについての話しか書いていないことに気づいて、ちょっと恥ずかしかったです。
それなのに、この感想その2では性懲りも無く、シンとステラの話ばかりになりそうな予感がします。
世界の情勢よりも、各キャラの恋愛事情のほうが気になって仕方ない私・・・
多分これはサンララ○ズさんの思惑通りの結果なのでしょうが、それならいっそ、手のひらの上で自らダンスを踊るくらいの心意気でラブコメ★デスティニーにツッコミをメスの入れていこうと思います。



●というわけで、こちらのコーナー!

<主人公・シンの「活躍報告~」!!>

序盤では、アスランがミーアやルナマリアの間で「あわあわ」となっている間、一人男女の縺れに取り残されてポーっとしている印象が強かった主人公・シン。
しかし!!!
19話といい、今話といい、どうやら最近シンは後期晩成型になりつつあるらしく、中盤以降に大活躍しました!

ヒロイン・ステラとの本格的な出会い!!!

OPやEDでしか接点がなかった主人公とヒロインが、この度めでたく、「目の前で女の子が海に落ちたんで助けました」という一欠けらの「運命」も感じない出会いを果たしました。
長かった・・・
そして遅かった・・・
第1話で「胸タッチ」をして以来、ガンダム上でしかコンタクトを取ったことのないこの二人が本当に恋愛関係に発展するのか本気で不安になっていた視聴者は、シンがマユの留守電メッセージを聞き返した数ほどいることでしょう。
2クール中盤にしてようやくシンも、恋愛という名の戦場に駆り出されることになったのですね・・・。
2クール中盤時点といえば、前作で主人公・キラが、その戦場で「英雄」の名を欲しいままにしていたことは皆さんの記憶にも新しい思います。
デスティニーでは、主人公ではなく準主人公が一足先に先陣を切っておりますが、シンも負けてはいられません!
やっと立った恋愛フラグを最大に活かし、種の世界で活躍できることを祈っています。
(復習・・・Q.種で活躍する方法は?→A.恋愛面でがんばる)

さて、それではその内容について。
シンとステラの出会いは、先ほども書いていた通り、「ノーヘルでバイクを飛ばしていたシンが偶然、崖から海に落ちるステラを目撃し、溺れている彼女を助ける」というものでした。
「溺れている女の子を助ける」と言えば良く聞こえるかもしれませんが、残念なことにその「女の子」はタダの女の子ではありません。
パニックに陥った時の狂乱化率(ほぼ)100%のステラです。
簡単に大人しくなるはずもなく、暴れまくった挙句、助けようとしてくれているシンの顔を引っ掻いて傷まで作っちゃう始末。
それでもシンは、待ちに待ったフラグの成立に気合が入っているらしく、会心の一撃(ステラを仰け反らす)で彼女を止めました。
さらに、「死ぬ気か、このバカ!!」とシンならではの暴言で再びステラを半狂乱に陥らせ、それを「守るから」とか「大丈夫」といったステラのツボをくすぐるセリフで宥めることに成功します。
その後は上手い具合に用意されていた洞窟で二人きり。

桑島法子の挿入歌
半裸で背中合わせ
名前摺りこみ
貝殻のプレゼント
もう一度「守るよ」
「また会えるから」


・・・・・・・・無事、恋愛フラグ成立です。
これほどシンにとって良好な展開は、これが最初で最後かもしれません。
がんばったね、シン。
ここで力尽きるなよ!(※過去数度に渡り、活躍した次の週は力尽きている主人公、シン・アスカ)



●・・・でも、こうやってシンがステラに好意を抱けば抱くほど、敵とわかったときのショックの大きさが比例してしまうのですよね。
それを考えると、素直に激励できません。
おそらく今後、戦場でステラと敵として再会することになり、悩んだシンがアスランに「大切な人と戦わなければならなくなったらどうすれば良いか」的な相談を持ちかけ、それを引き金にアスランがキラとの回想に没頭する展開が待ってるんじゃないかなと思います。

アスランと言えば・・・彼は、洞窟で恋愛フラグを成立させた第一人者です。
「下乳イベント」といった伝説のトラブルを種史上に残した偉大なお方。
今回、シンを救出しに来たときも、シンとステラの間に何かを感じ取っていた模様です。
もしくは、カニが近くに居るかどうかを確認していたのかもしれません。
(残念ですが、種デスにおいてはカニはミネルバの艦長席でしか登場せず、「下乳イベント」は発生しませんでした・・・)



●ところで。
シンとステラ二人のやりとりを見ていたとき、ふと、あるキャラクターを思い出しました。
ステラの後ろにどことなく重なるキャラクター。
そのキャラクターとは―――
世が世なら小沢真珠を「昼メロ界の女王」の座から引き摺り下ろしその地位に君臨なされたと思われる、私にとって永遠のヒロイン・フレイ様です。
死に対する異常なまでの恐怖心、「守る」という言葉に見せた過剰な反応、裸で居ることのためらいの無さ。
あらゆる点において、フレイ様を彷彿とさせます。
特に、シンの「俺がちゃんと、守るから」という言葉に対しては、狂乱状態から回復するだけでなく、穏やかな笑顔さえ見せました。
この「守る」のセリフ。
種無印をご覧になられた方なら、皆さん聞き覚えがあることと思います。
本編中に何度も回想された、種を代表するフレイ様のあの名ゼリフ!

「アンタ・・・自分がコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょ!!!」
「私の(本当の)想いが、あなたを守るから」

「守る」というキーワード一つでフレイ様とステラの間に何らかの接点を見出そうとするのはあまりに浅はかな考えかもしれませんが、どうしても気になってしまったもので・・・・
視聴者の視線を「ムウとネオ・同一人物疑惑」に集めさせておいて、「実はそっちじゃなくて、こっち(フレイ様とステラ)が同一人物なんだよ~」的なサプライズを用意してそうじゃないですか、この制作会社なら。
今の段階ではまだ何とも言えませんが・・・もし他に、何か伏線らしきものを発見なされた方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報くださいませ。



●はい、以上で21話感想終わりです。
ほんとにシンとステラの話ばかりになってしまった・・・。
なんやかんやと書いていますが、正直に言いますと、シンとステラのカップリングはかなり好きかもしれない。
ステラは文句なしに可愛いですし、うっかり彼女の裸を見てしまって真っ赤になりながら赤面するシンの反応も初々しくて良い。(これだよ!この反応が男の子として正しいんだよ、アスラン!!)

二人が再び出会う日が少し待ち遠しいです。
せめて、もう1・2回はお互い何も知らないままで会ってほしい・・・。

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