「宮窪小学校」のかっての校歌」。管 菊太郎先生 作。
1.昔 能島の 城の跡 2、渦巻く潮の 荒の瀬の 3.勲(いさお)は高し 高取の
村上氏の 残したる 音にも聞けや 汝が祖先 山に類(たぐ)えて 汝が祖先
武勇の面影 偲べ 子等 外国(とっこく)までも 押し渡り 積みし 忠義の 数々を
数多(あまた)の宝 集め来し 学べ 能島の 島の子よ
迫力ある歌詞に驚いた。私設の海賊から脱して国のために命を懸けた人々の思いを、子孫は 胸に秘めて脈々と伝えていったのが覗える。
博物館裏手の入り口に、海の中に降ろしているように大きな錨があります。18世紀のものだそうです。能島の向かいの島、鵜島から出土。手作りです。鉄を打った跡がしっかり残っています。すごい技術に圧倒され、同時に誇りに感じます。
タンポポは、お城によく生えている。実はこの植物は強くて飢饉のときも育つ。その時の備えか、城に見かける。ここには白タンポポが生育していたが、何と今年は黄色しかない。西洋にとってかわられたか、とガクを見ると、反っていない。まっすぐだ。良かった、日本のタンポポだ。