なにゆえに?-荒神谷遺跡-

2015-05-12 21:25:38 | 歴史あるトコ-島根

2015年GW

何年ぶり?かで出雲大社を参拝!

(こちらの記事はまた今度)

 

で、大社のすぐそばにある「島根県立古代出雲歴史博物館」に立ち寄った際、

うぉーーーーーーーーーーーー!!

 

 そう、そう!

出雲と言えば、これだよ!!

 

という事で、「荒神谷遺跡」を訪問しました!

現在、荒神谷史跡公園として整備されています。

公園の奥・・・まるで隠れるような場所にありました。

 

荒神谷遺跡(神庭荒神谷遺跡」)は、1983年に道路建設に伴う調査で須恵器の破片が出土。

発掘調査を行った結果・・・・・

銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土!

 

1998年には、島根県荒神谷遺跡出土品として国宝に指定され、

島根県立古代出雲歴史博物館に常設展示されています。

 

 

一つの場所からの出土数としては最多!

 

 

古代出雲の勢力を解明する重要な手がかりです。

 

出土した際の状況が復元されていました。

 

 

 

さてさて・・・・この銅剣は何故にこんなとこに・・・・

 

 

理由は「祭祀」ではないかと考えられています。

 

青銅製の銅鐸は、稲作農耕の祭りのとき神を招くための鐘。

青銅製の銅剣や銅矛・銅戈は悪霊を追い払う祭りの道具。

 

それまでの通説は、「銅鐸は近畿地方、銅剣・銅矛は九州北部」というものでした。

 

しかし銅鐸と銅矛が同時に出土したことで、この説は通用しなくなった上に、

1996年には加茂岩倉遺跡から、銅鐸39個が見つかったことで、

古代出雲の巨大勢力があったと想定されるようになったわけです。

 

 

でもまぁ、やっぱり出雲だね。

駐車場の車止めが銅鐸だった(笑)

 

 

 

 

一度、行ってみて

島根県出雲市  荒神谷遺跡



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