落合陽一「nullの木漏れ日」（大手町の森）

落合陽一さんのインスタレーション作品を観るために、大手町まで来ました。



「大手町の森」

こんな都会のど真ん中に何と森があるんですよ！
ここだけエアポケットみたいな感じになっています。
しかもしばらく森をボーッと見ていると、色々な生き物が・・・。
鳥もよく街中にいるスズメやカラスだけではなく、シジュウカラらしきのがいました。
あー、双眼鏡持ってくればよかった！！
キビタキさんが現れることもあるそうで。
ここは双眼鏡があれば一日いられそう。

落合さんの作品は１７：００から。




《nullの木漏れ日》

3Dホログラムを活用したメディアアートだそうです。
ここ最近コロナの影響で落合さんの作品を観に来ることができていなかったので、久しぶりの作品鑑賞です。

ぬるぬるっとした質感のホログラム。
最近野鳥を探して森の中を歩き回ってばかりいる私には
「森の中にいる感覚」
を可視化した作品に見えました。
何だか一人で森の中を歩き回っていると、こんな感じの感覚なんですよね。
自分の中の感覚が質量を伴ってぬめっと目の前に出てきたという不思議な体験。
面白いなぁ。

そしてさらに面白かったのが、17：00になって作品の音が流れ始めてから、明らかに鳥の数が増えたんですよ。
作品の音に鳥たちが反応してる？
コンピュータと自然が呼応しているとしたら面白いな。

もう少し暗くなるまで観ていたかったのですが、電車の時間があるので後ろ髪を引かれる思いで帰りました。
今度は双眼鏡を持って大手町の森に来よう。