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アイススケート、アート鑑賞、食べ歩き等の雑記。

下関&門司観光

2010-08-21 13:05:59 | お出かけ
3日目です。
この日は朝から特急に乗って下関に移動
帰りの飛行機が長崎空港からではなく山口の宇部空港からなので・・・
(JALのマイルでチケットを取ったため、長崎空港からの便が取れなかった・・
せっかくなので、下関周辺を観光することにしました

お昼過ぎに下関に到着。
下関の駅前にあるホテルを予約してあったので、とりあえず荷物だけホテルに預けていざ出発
まずはバスに乗って唐戸を目指します。
唐戸からは関門海峡を渡る関門汽船が出ているので、そこで周遊切符を購入。
今回使ったのは、関門海峡クローバーきっぷというもの。
この切符は関門汽船→潮風号→めかり絶景バス→サンデンバスで下関と門司をぐるっと1周できる優れもの。

というわけで唐戸から関門汽船に乗って門司を目指します。

これが関門汽船。
けっこう小型な船です。
この船がゆ~~れ~~る~~
関門海峡って潮の流れがけっこうはやいのですね
九十九島のパールクイーン号とはえらい違いです。
ただ、5分くらいで門司に到着するので船酔いせずに済みましたが・・
これは長時間乗るのは辛そうだわ

門司に着いたらまずはランチ
門司のご当地グルメはカレーに卵とチーズをのせてオーブンで焼く「焼きカレー」。
街中には焼きカレーの店がた~っくさんあります。
その中のひとつに入って焼きカレーを食べてみました。

これが焼きカレー。
チーズがたっぷりのっていて熱々~
これはおいしいわ
ただ、すごいボリュームでお腹いっぱい・・・。

さて、お腹もいっぱいになったところで門司散策
門司港は、明治・大正時代に国際貿易の要衝として栄えた場所。
当時の面影を残す建造物が今でも多く残っています。


こちらは門司港駅。
レトロな感じで趣があります。
切符売り場の文字なども雰囲気があって良かったです。
ちなみに駅前には噴水があって、子どもたちがびしょ濡れになって遊んでいました。
気持ちよさそう
そして門司には観光案内をしてくれる人力車のお兄さんがたくさんいました。
まあ歩いても十分廻れるエリアですけどね。


旧門司三井倶楽部。
もとは三井物産がVIPの接待や宿泊のために建てた社交クラブなのだそう。
アインシュタイン夫妻が宿泊したことで有名。

中はこんな感じ。
応接室でしょうか。
2階はアインシュタイン夫妻が泊まった寝室やバスルームがありました。


門司の街並み。
正面に見えている黒い建物はマンションで、建築家の黒川紀章がデザインしたのだそう。
31階は展望室になっているらしいです。
しかし今回は時間がないため展望室は断念


バナナマン。
実は門司はバナナの叩き売り発祥の地なのだそうです。
だからバナナのスイーツのお店もたくさんあったらしいのですが、こちらも寄る暇なく・・・
門司は今度またゆっくり観光に来たいなぁ。
それにしても、バナナマン素敵だ


北九州市国際友好記念図書館。
北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して建てられたものだそうです。
すごいのはこの建物が今でも図書館としてちゃんと機能していること。
1階はレストランで、2階3階は図書館でした。
階段が黒光りしていて素敵でした


跳ね橋。
たまたま開いているところを見ることができました。

ここから先、ちょっとトラブル発生
実は関門海峡クローバーきっぷを買うときに売店のお姉さんに
「潮風号は最終が夕方5時ですから気をつけてくださいね。」
と言われていたのです。
が、門司の街が思いの外面白くて、あっという間に4時過ぎに。
そろそろ潮風号に向かおうということで門司港駅で潮風号について訊いてみたところ、
「え潮風号の最終は4時半ですよ。急いでください
とのこと。
時計を見るとすでに4時25分
そして、潮風号の乗り場は門司港駅からちょっと離れた場所にあるのです
走りましたよ。ダッシュです
普段から鍛えておいて良かったとつくづく思いました。
何とか間に合ってギリギリ潮風号に乗車。
あ~、良かった

潮風号はさすが観光線で、サービスがものすごく良かったです。
ガイドのお姉さんがいろいろ説明してくれたり、写真を撮ってくれたり、トンネルに入ると天井に絵が写されたり。
楽しめるようになっていますね。
そして、潮風号から降りると「めかり絶景バス」が待ちかまえていました
絶景バスも私たちが乗ったのが最終便。
そして、こういう観光バスで最終便に乗る人はなかなかいないのか、何と貸し切り
このバスにもボランティアのガイドさんがいて、いろいろ教えてくれました。
めかり絶景バスは関門海峡めかり駅から出発し、関門橋のたもとに広がる和布刈公園を周遊するバス。
丘の上から見下ろす関門海峡も良いですね
関門海峡は時間帯によって潮の流れがまるっきり変わってしまうそうです。
有名な壇ノ浦の戦いではこの潮の流れが勝敗を決めたのだとか。
目をこらせば分かるほど潮の流れがはやいのです。
エンジンつきの今の船ならともかく、昔の船は相当影響を受けたことでしょう・・。


途中展望台でとまってくれました。
これがその展望台からの風景。
関門海峡は船がガンガン通るので飽きないですね~。
1日に700隻くらい通るのだそうです。
そして通る船は観光船などではなく、みんなお仕事の船。
貨物船だったり軍艦だったり。
ちなみに関門海峡は幅が1㎞もないそうですよ。
だから関門大橋の下を通るときには船はピシッと列になります。
船の先に灯りがあって、その灯りに合わせて進むのだそうです。

絶景バスを降りたら、関門トンネルを徒歩で渡って、下関側に戻ります
関門トンネルは以前kjさんとも歩いたことがあります。
ちょうどトンネルの真ん中くらいに福岡県と山口県の県境があるのです。
それにしてもトンネルの中は蒸し暑い・・・
そしてその蒸し暑い中でジョギングをしている人がかなりいるのには驚きました。
走りやすいのかなぁ。


関門トンネルから下関側に出るとすぐに源義経像と平知盛像があります。
左は義経で右が知盛ね。
ところで絶景バスのガイドさんに、下関には壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇を祀る「赤間神宮」があると聞き、行ってみることにしました。

赤間神宮は関門トンネル出口から15分くらい歩いたところにありました。

こちらが赤間神宮の水天門。

境内案内図。
私たちが赤間神宮に着いたときにはもう夕方で薄暗くなり始めていたので、ちょっと長居はしたくない感じ。
ここには平家一門を祀る塚もあり、怨念が渦巻いているのでしょうか・・
ガイドさんによると平家の塚は行く度に雰囲気が違うとのことです。
「耳なし芳一」の舞台としても有名だそうです。

結局赤間神宮から唐戸までは歩いてしまいました。
下関に行ったらふぐを食べようと決めていたのですが、お昼の焼きカレーがすごいボリュームだったのであまりお腹が空かず・・・。
ならばということで、唐戸市場のところにあるカモンワーフで回転寿司のお店に入りました。
回転寿司なら少しの量でもふぐが食べられるもんね。

というわけでふぐのにぎり。

ふぐの味噌汁。
この味噌汁がすごかった
ぶつ切りのふぐがたっぷり。
豪快だわ~
やっぱり海沿いに来ると回転寿司もおいしいですね
とりあえず食べたいものを攻略して満足

この後下関駅近くにある、海峡ゆめタワーというところに行ってみました。
実はこのタワー、前にkjさんと下関に来たときに営業時間が終わってしまって入れなかったタワーなのです。
夜なので写真が上手く撮れなかったのですが、ここからの眺めはすばらしい
関門海峡に門司の夜景。
巌流島も見えました。
上には展望レストランもあって、そこでコーヒーとケーキをいただきました。
ここのマロンショコラケーキが美味しかった~

夜の下関も満喫できて、大満足でホテルに戻りました。
4日目に続く。

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2 コメント

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素敵 (tokamaru)
2010-08-21 21:45:05
どの写真もとってもキレイで、素敵なところだったと伺えるね。

とりわけ異彩を放っているバナナマンが、素敵過ぎる!見に行きたいわ、いつものメンバーで。
返信する
>tokamaruさん (あや)
2010-08-22 18:30:55
門司の街はどこを写しても絵になる感じです。
すごくよく整備されているんですよ。
下関&門司はまたゆっくり廻りたいです。

それにしてもバナナマンは素敵ですよね。
返信する