消費税にご用心

税務署から電話がありました。

「センセイご自身の消費税について、振替納税の手続きをしていただきたいのですが・・・・」
とのこと。

振替納税とは、個人事業者があらかじめ届出をすることによって、所得税と消費税の納税を口座振替で行うことができる制度です。
納税のために金融機関の窓口へ出向く手間が省ける他、納期も現金納付より一ヶ月程度遅くなります。
私も振替納税の手続きをするつもりです。

それにしてもこの時期に税務署がわざわざ電話をしてこられたのには少々驚きました。
税制改正の影響により、平成１７年から消費税の納税義務が発生する個人事業者の方は急激に増加します。
(ちなみに、平成１５年の課税売上高が１,０００万円超の個人事業者は、平成１７年に消費税を納める義務があります。)

平成１７年分から初めて消費税の納税義務が発生する個人事業者の皆様へワンポイントアドバイス

消費税の申告は、所得税とは異なる対応が必要です。
「年が明けてからまとめて計算すればいいや」というのは危険です!
消費税の計算方法と届出書についてよく確認をしてください。