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岡山県 西粟倉村 「あわくら温泉」。岡山随一のラジューム源泉の掛流しです。四季折々の話題をお届けしています♪

「いのちの理由」 ~ 千の音色でつなぐ絆プロジェクト」~ によせて

2018年02月02日 22時23分16秒 | 日記

「いのちの理由」

 

 2011年3月12日 西粟倉村立 西粟倉中学校卒業式

岡山県

英田郡(あいだぐん)

西粟倉村(にしあわくらそん)

「あわくら温泉」です。

 

昨日

2011年3月11日発生した

東日本巨大地震の

被害に遭われた方々に対し

心よりお見舞い申し上げると共に

一日も早い復興を

お祈り申し上げます。

 

西粟倉村では

昨日の地震の影響で

卒業式を中止することなく

予定通り行われました。

 

主賓のお一人から

「被災地のそのほとんどでは

紅白の幕で囲まれた体育館が

避難所となり

予定していた卒業式も

当然、中止になっている。

無事にこの日を迎えられた事に

感謝すること。

そして、今

世界中の人々が

最もたくさん

ツイッターで

つぶやいているのは

「日本のために祈ろう」です、と

告辞の前に

お話がありました。

 

 一昨年

2009年8月に

大雨がもたらした

大水害がお隣の美作市、

兵庫県佐用町を襲いました。

私も村の有志と

土砂片付けの手伝いに

上がりました。

1995年1月17日の

阪神淡路大震災の

被災地へも手伝いに

上がりました。

 

そして

いずれの時も

「突然の災難に見舞われ

 打ちひしがれ肩を落とす方々にして差し上げられること」が

なんと少ないのかと

痛感しました。

 

 

物質的な

目に見えることでは無く

突然の事態に遭遇し

「心が折れそう」になっている方に

少しでも

痛みを和らげることが。

安易な慰めの言葉は

逆に傷つけます。

ただただ

お話を聴いて

差上げることぐらいです。

 

式典を終え

卒業生の担任が

最後のホームルームで

「人には必ず役目がある」

「その役目が何かを

見つけ出すことが

生きるということだ」と

そして

「生命を大切にしろ」と

締めくくりました。

 

私は

今日巣立った彼らが

「人の痛みを感じることが出来き

そしてその少しでも分かち合える

真に強い人間に成長する事を」

祈らずには

いられませんでした。

 

いのちの理由」

 

私が生まれてきた訳は

父と母とに出会うため

私が生まれてきた訳は

きょうだいたちに出会うため

 

  

私が生まれてきた訳は

友達みんなに出会うため

私が生まれてきた訳は

愛しいあなたに出会うため

 

 

   春来れば花自ずから咲くように

   秋くれば葉は自ずから散るように

   しあわせになるために誰もが生まれてきたんだよ

   悲しみの花の後からは喜びの実が実るように
        
 

 

私が生まれてきた訳は

何処かの誰かを傷つけて

私が生まれてきた訳は

何処かの誰かに傷ついて

 

私が生まれてきた訳は

何処かの誰かに救われて

私が生まれてきた訳は

何処かの誰かを救うため

       

   夜が来て闇 自ずから染みるよう

   朝が来て光 自ずから照らすよう

   しあわせになるために   誰もが生きているんだよ

   悲しみの海の向こうから  喜びが満ちて来るように

 
        
        
私が生まれてきた訳は

愛しいあなたに出会うため

私が生まれてきた訳は

愛しいあなたを護るため

 

作詩・作曲 : さだまさし

 

いのちの理由(PV)/さだまさし