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行政書士試験の文脈理解(一般知識編)の理解 日進市 福岡大

2020-05-17 00:48:10 | 日記
文脈理解

文脈理解19/08/21Ⅰ:今日の科学の先端は物理学から生命科学へと移りましたそしてその生命科学もまた新しい心理学の台頭によって影響されているのだそうです。物から生命そして心理と言うこの推移の中に所謂物質概念の動揺を読み取って宜しいのでしょう。人間の生と死をどの様に捉えるかは現代では重要な化学哲学だといわなければなりません。Ⅰ②:私の専門とする中国哲学は古い伝統を持つ中国人の英知です。それは現実的な人間関係を中心とする何れかと言えば非宗教的な思想ですが、やはり死の問題について深刻な思索があります。もちろんその思索によって現時代の問題が直ぐに解決するなどとは言えないのですが、少なくとも現代の難問を生み出した西欧の文化とは異質なのものだという点に注目する点が在る訳です。更にまた非宗教的だと言いましたが神に因る救済をいきなり解いたりはしない点にも現代の思想状況に適合したところがあります。現代に於いてそれをまた振り返るだけの価値は十分に在ると思うのです。
文脈理解(2)19/08/21Ⅱ:それは人間自身がその技術によって人間の制止をコントロールするという新しい事態が起こってきたからです。誕生については人工授精と試験管ベビーとかが言われ士については臓器移植に関係して脳死判定の問題がやかましくなっています。化学や医学の進歩に伴って人間の生命と科学との関係が深刻な問題となってきたのです。Ⅱ②:科学の対象は物質です。生命を物質的現象として捉える限りでは生死の問題を科学的コントロールに委ねてよいでしょうが他ならぬ人間の生死と言う事になると人間の尊厳とか科学の限界と言った事も問題に成ってくるのです。科学技術の発達は目覚しいものがありますがまた一方では物質を優先して考えてきた科学的思考は今日決して万能と考えられていません。
文脈理解(3)19/08/21Ⅰ:他の国民と比べると我々日本人には匂いに対して極めて敏感で日常生活やからだから発するあらゆる匂いを例えそれが悪臭でなくても排除し様とする傾向が強い他方で最近は香りや匂いの持つ肯定的な価値も認められておりヒーリング効果が在るということでアロマテラピーが流行しある種の香りを職場に漂わせると労働効率が高まるという説も在る。欧米と比較すると女性の香水使用量は少ないがそれでも嘗て因りはかなり増えている。どのような香りを纏うかが自己表現の手段になっている様な女性も居るだろう。辻仁成の嫉妬の香りや小川洋子の凍りついた香りではヒロインがつける香水が物語の重要な小道具になっていた。①ヨーロッパでは歴史的に見ると長い間匂いを感じる嗅覚という感覚は資格や聴覚や触覚に比して極めて低い地位しか与えられていなかった。劣感覚論が大きな哲学上の議論になった18世紀に例えばカントやコンディヤックは嗅覚を全く評価していなかった。②それに対して19世紀文学には匂いや香りに対する言及がしばしば現代作家たちは香りの微妙なニュアンスを捉え香りが齎す陶酔を謳い匂いが生じさせるときめきを語って止まなかった。
文脈理解(4)19/08/21③例えば悪の華の私人ボードレールに在っては女性の髪から立ち上っていくる香りが見知らぬ異国の地を空想させて旅へと誘い潤房に漂う香りが堪能を刺激する生身の体から発する匂いでは無く人工的な香りのハーモニーに漂うのはユイマンス作さかしま1884の主人公デ・ゼサント。彼は様々な香料を微妙に調合して作り出した香りを部屋に満たし甘美な嗅覚の世界に身を沈めていく。④匂いは取分け男と女の接近セクシュアリティー愛や憎悪に於いて決定的な役割を果たす。匂いや香りは欲望を目覚めさせ堪能jを高ぶらせ或いは生理的な反発を引き起こす。香りとエロスの密接な繋がりをゾラはしばしば指摘している獲物の分け前ではヒロインのルネが義理の息子ムキシムとの愛情に溺れていくが二人の逢い引きの舞台になるのが温室であり其処に茂る熱帯植物から漂ってくる強烈な香りがルネの肌を熱くし堪能を燃え上がらせる。温室をエロスの空間に変えるのが香りなのだ。しかし彼らにもまして匂いの作家と呼べるのが他ならぬゾラである自然や人間や物と作中人物の関係が嗅覚によって規定される度合いがゾラほど強い作家は居ない彼は文学に於ける匂いや香りの語彙を豊かにし当時は低劣な感覚とされていた嗅覚に文学的な市民権を与えた作家である。田舎の匂い都市の匂い、大地から発する匂い海から渡ってくる匂い市場や洗濯場や炭鉱やデパートや教会かの中に漂う
文脈理解(5)19/08/21香り。作中人物達は彼らが住む空間の香りを身体に染みこませ彼らの職業に特有の匂いを皮膚から発散しているかに思えるほどだ。Ⅰ:やはり人類は昔からこう言う問題に直面してきたのです。快楽は在るけれども喜びが無い物は在るけれでも充足しないという問題にところが昔の社会ではこういう状況に陥る人は少数でした。例えば権力の頂点に立って人々から搾取している貴族や王族等の一握りの人だったのでしょう。Ⅰ②:即ち文明が進歩した結果昔は一握りの貴族とか王様だけが陥っていた状況が大衆化したと考えられるのです。無痛化する現代文明とは昔は一握りの人しか抱え込む事が無かった富の逆説を社会全体で抱え込まなければなくなった文明のことなのです。
文脈理解(6)19/08/21Ⅱ:もちろん今の段階の文明はまだ其処までは行っていません。そこを目指して動き始めたところですからまだ其処まで行っていないのですがもし其処に行き着いていてしまったらどうなるのか。苦しみから幾らでものがれ続けることが出来、快楽、刺激、安楽さ、快適さこれらを十分に経験する事が出来る。するとどうなるか気持ちが良いけど喜びが無い刺激が多いけれども満たされないと言う状態になるのではないでしょうかこれが現代文明の根本問題だと私は思うのです。Ⅱ②:私もここまで色々考えてきてわかったのですが実はこれは現代に特有の問題ではないのです。これは非常に古くから哲学や宗教が其々の時代に即して考えてきたのです。
文脈理解(7)19/08/21芸術の自律的価値も芸術崇拝も西欧の18世紀中葉の啓蒙主義が生み出した西欧独自の歴史の中では例外的な特異な思想である。芸術が宗教や宮廷や社会的な諸要求から独立して宗教価値政治的要求社会の倫理的道徳的価値に規定されない、独自の自己の内面要求にのみ由来す価値を持ちそれを自由に無高速的に追求できるなどは西欧以外の文明圏では発想もされなければ主張されることもありえなかったであろう。なぜなら啓蒙主義を生み出しそれによって作り変えられた西欧以外の文明圏に於いて、人間の作為によって作り出す工作物たる芸術作品が自立的価値を持つなどと言う考えなどがが出てくる筈が無いからである西欧以外の所謂伝統社会は中国の儒教社会であれギリシアのフィソゾフィ社会であれ全て価値は人間社会の人為的努力が届かない天命とかイデアとか神の摂理という超越的存在者によって規定されるものだからである。人間が人間社会の価値を自ら作り出しうるというのは西欧啓蒙主義の世界史上類例を見ない革命的な思想であったので在る。①この思想を作り出したのが進歩という概念である。②啓蒙主義はこの進歩の概念を科学技術芸術道徳のみにどどまらず人間活動の全域まで広めて適応させていくことで人間社全体の改良改革発展を可能にしうるという理論を開発していった③芸術も進歩するものである
文脈理解(8)19/08/22④なぜならそれは神が作り出した自然等言う神の摂理の枠内でそれを模倣する自然模倣の活動ではなく芸術家自らの内に見出した内なる神の指示によって是まで自然の中に存在しなかった新しい美新しい価値を発見していく活動だからである。このように社会が是まで見出し得なかった新しい価値を発見し、また作り出していくのが芸術家であり芸術家の天才であると言うのが啓蒙主義が発見した芸術の進歩思想である。芸術家が新しい価値の発見者で在るという事は既存の価値の更新者であると同時に規制の社会秩序の変革者改革者でも在りうるという思想を作り出している。
文脈理解(9)19/08/22①政府は人々に対して各自の独立の判断ではなく政府の判断に従って行動するよう要求するつまり政府は権威のauthorityであると主張するもし政府の存在が正当化できるのであればそれは権威が一般的に正当化される仕方で政府の権威の正当化できるからに違いない検地は通常どのように正当化されるであろうか。オクスフォード大学のジョゼブ・ラズ教授はこの問題について次のようなテーゼを提唱する。②まず、権威が命ずるように行動しなければ成らないのは権威に命じられたか否かに関わり無くそうすべ独立の理由が名宛人にあるからである。権威にかくかくせよとと命じられた等言う事実はそれ自体そのように行動すべき理由となるが名宛人には権威の命じられた行動であるからと言う理由以前にその様な行動を取るべき別の理由があてはまっている。ラズは権威がこの様な性格を性格を備えているという主張を依存のテーゼdependence thesisと呼ぶ権威が人々の行動を拘束しうる力は命令の存在とは独立に名宛人に妥当する理由の存在に依存しているからである。③第二にその様な独立の理由が存在するにも拘らず尚権威の存在に意義が在るのは各人が其々独自に彼(女)に妥当する理由に合致した行動取ろうとするよりも寧ろ権威の命令に従ったほうがその独立の理由に因りよく合致した行動を執る事の出来る蓋然性が高いからである。ラズはこれが
文脈理解(10)19/08/22権威の通常の正当化根拠であるからこの主張を通常正当化はテーゼnormal justification theisisと呼ぶ。このテーゼの間には通常化正当化テーゼが依存テーゼの成立を前提としておりまた依存テーゼも通常正当化が成立して始めて説得力の有るものとなると言う形で相互に支えあう関係が在る。④一般に権威と呼ばれる7存在がこの様な性格を備えている事そしてこの様な性格を備えているからこそ権威に従うべきである事は差たる異論無く承認されるるであろう。英会話の教師の指示通りに表現し発音するべきなのは教師の指示に従う事で生徒が独自に調査し練習するよりも効率的に正しい英会話を習得する事が出来るからでありしかも生徒には教師の指示だから従うという理由以前に正しい英会話を習得すべき独立の理由が在るから例えばイギリスに留学する等である。⑥同様にテレビで気象予報士が本日午後は雨が降りますから傘を持ってお出かけくださいと言った時筆者がそれを権威に因る指示として受け取るとすればそれは筆者がそれを権威に因る指示として受け取るとすればそれは筆者が独自に天気を予想するよりも気象予報士の方が正確である蓋然性が高いと筆者が考えるからでありしかも筆者には気象予報士の指示だから従うという理由以前に傘を持参すべき独自の理由つまり雨に濡れるのが困るという事情が在るからである。
文脈理解(11)19/08/22⑥政府が典型的な権威の一種で在る以上もし政府に従うべき正当な理由があるとそればやはり政府の指示に従う事によって人々が本来執るべき行動をよくする事が出来ると言う事情が在るはずである。
文脈理解(12)19/08/22会社を出て何か新しい仕事を始めて成功するというのはそれなりのエネルギーを使うことであるし誰もが出来る事ではない。そういう人の成功話が新聞や雑誌に載っていたりする。巷間に隠れていた強い人を発掘するのには良い機会になるかもしれないが誰でもが強い人に成れる訳でないそれにその強さを定義する軸も様々で一つのスキルに強いだけでは多分何の役にも立たない事だろう。人間関係に強くまた独立うすることに堪えられるようなそう言う者が幾つも重なり合って人間的な強さが出てくる。だから脱サラの成功話は極めて限られた人に通用することである。一人の成功の後には累々たる屍がある。そうう言う事実がさも無いかのように脱サラ成功話が語られるのはどういう意味か。『会社に嫌気が差せばメルヘンを持たないで居られないと言ってもそれを本気に信じる事は無い』冷徹な事実として言えば脱サラなど組織から離れて個人として成功するためには繰り返すが人間的な強さに伴う全くの別種の能力が居る。収入が減るかも知れないというのはまだ序の口の心配である。超人といえば幾らか大げさになるが会社から離れて個になってそれに由来するストレスに耐えられる為には尋常ではないタフネスが無ければ成らない。またそのタフネスに多少の不足があれば
文脈理解(13)19/08/22その不足を補うネットワークが在るかどうかも重要であろう。なければそれを速やかに構築しなければならない。その人にその資質があるかその機会が在るかである。しかし自分で自分を評価するのは難しい。もし脱サラ希望の人がいて会社を辞めたいのですがと相談されればとりあえずまあ止めておけと言ったほうが後者で恨まれなくて済む。メルヘンに浮かれていれば人生そのもの生き方そのものに失敗する。人はやはりネットワークの中に生きる存在である。誰も彼も友人や知人の網目の中に自分の居場所を確認している。顔を合わせたくないライバルもその中に居て当然である。そういう有象無象の人の集まりの中に居て心地よくない事も在るだろうが若しかして心地よくない事ばかりかもしれないがそれでもそういう人に囲まれている事で人は生きている。
文脈理解(14)19/08/23嘗ての日本企業には働く人たちに『根本的な安心感』がありました。人間には競争がないと働かないし面白く感じない反面がありますから差をつけてレースを楽しむ等言う事は必要です。昔の日本企業にも社内競争での競争はありましたし、社員に差をつける制度もありました。然し実体が如何だったかと言うと給料は大して差がないし終身雇用制度が保持されていて一度抱え込んだ社員はよほどの不祥事でもない限り見放さなかったからです。ノルマを課して競争自体は奨励したし誰かが昇進すればあいつが同期で始めて課長になったと順序を気にしたり家で奥さんから愚痴を言われる事はあったでしょうが、課長になって給料にどんな差がつくかというとせいぜい10パーセントか20パーセント実質的にはそんなに差が有ったわけではありません。つまり給料の額ではなく役職や昇進と言った名誉で賞賛していたわけです。大した差がついた訳でもないのに昇進した側が給料も増えたし今晩は俺が奢るよと言うような関係も有りました。そうやって勝った側のもっと報酬をくれという不満や負けた側の不安や嫉妬を解消していた訳です。そんな環境で競争が行われ企業一家という言葉がありましたが勝ち組もあなたは偉いという『精神的な評価』では先ず満足していた。是は考えてみると企業を運営するかなり上手な遣り方だったと思います。
文脈理解(15)19/08/23ところが時代が新自由主義的な方向にシフトするにつれて在る社員が会社だとか稼がない人間はリストラされて当たり前だという話になった。そして非正規社員を増やし会社が家や村だという意識が後退し会社への信頼感や安全で境界的ボーダーライン的な人間構造を持った人間が増えている事実の重なって問題を大きく複雑にしているのではないかと思っています。日本人にはそもそも人の目を気にするところがありますが在る時点まではたとえ落ちこぼれた人でも俺にこの会社で生きていて大丈夫と思うことが出来ました。『働かざる者食うべからず』等と言い方があったけれど世間からは出来ない人と言う目で見られても一生懸命遣っていけば会社や組織から投げ出されなかった。自分に自信が持てない人も途中で放り出さずに最後まで持ちこたえていく事ができたわけです。しかし今はその組織が変貌してしまい家族や地域といった人格を育てる場所に不可欠だった安心感が希薄になったので心理的にも社会的にも内外向きの家族と外向きの組織の双方で信頼感が喪失するという恐ろしい事に成っている信頼によって支えられて成立する会社から信頼がなくなってしまえば極論するともう会社と言えないわけです。
文脈理解(16)19/08/23①人は明るい未来や将来のビジョンが無ければ生きて行けない者なので有ろうか②否かであるひとはせいぜい数日から一週間先のことしか頭に思い浮かべず未来の事など知っちゃ居ないからである。③未来には希望ではなく死や老い絶望等に対する不安しかない。④そんな不吉なもにに思いを馳せる必用が一体何処に在るだろうか我々が元気に生きていけるのはせいぜい数日前の事しか頭に無いからである。⑤フロイトは不安についてそれが解消されると全てが好転すると思える大きな謎であると述べハイデガーは不安の正体は無であると言った。人は少なくとも大人は希望に向かってではなく不安からのがれる為に生きていると言って差し支えない。⑥不安の過去形は後悔現在形は怠情や逃避未来系は自堕落と心に巣くう現不安は時間を越えた心理的重圧となってのしかかってくる。⑦従って未来の事など知っちゃいけないと開き直っておくか希望はせいぜい数週間先の事と留めて置くのが賢明なのである。
文脈理解(17)19/08/23私は白川先生から祖述者という立ち位置の重要性を教わった。白川先生は人間の知性が最も活性化するのは在る理説の創始者ではなくその祖述者の立ち位置を取るときであると考えていた先生はそれを孔子から学んだのである。孔子が治世の理想としたのは周公の徳治である。けれども孔子もその同世代人もその治世を現認した訳ではない。孔子の時代の魯の国に於いて周公の治績は既に忘れ去られようとしていた。孔子はその絶えかけた伝統の価値体系である文の祖述者たることを甘んじようとする。しかし実はこの様に無主体的な主体自覚の内こそ想像の秘密があったのである。述べて作らず信じて古を好むという構えの内に共同体の伝統の創造的回帰の秘密はある。起源の栄光となるものは黄金時代はもう失われてしまったと言う欠落感を覚える人によって遡及的に想像される者である。周公の理想的治績の恐らく半ば孔子の作り話である。孔子の独自性は『政治について私が説く事は私の独自性ではなく先賢の祖述に過ぎないという一歩立ち退いた位置』を選択した点に存ずる。孔子は嘗て理想の統治が行われていたのだがそれはもう失われ現代の政治は見る影も無く堕落してしまったと嘆く事によって人間には理想的な徳治を成しうる潜在能力がるなぜなら人間はそれを失う事が出来たからという物語を人々に信じさせた。
文脈理解(17)19/08/23何が存在する事を人に信じさせる最も効果的な方法はそれが存在すると声高に主張する事ではない。それはもう失われてしまったと呟く事である。これは誰の創見でもない起源を厳密な仕方で基礎付けようと試みた哲学者達は多かれ少なかれ似たような語法にたどり着く。


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