僕、ヤル派。

こんなこと、ヤリます。ヤッテます。

水玉のファンタジーア。

2011-11-04 12:04:27 | その他
11月というのに、なんでしょう? この気候は??
それもこの週末迄のようで、来週は肌寒くなりそうです。
そして、ぼちぼち紅葉のシーズン到来ですね^^

さて、今日は、水玉の夢を見たので、水玉のお話です。
と言っても、水玉の蘊蓄----うんちく----ではございません^^





無地の上に丸い形をちりばめたものが、水玉模様。
簡素な柄ということもあってか、
いろいろなものに使われていますね。

服で言えば、
ジャケット、パンツ、シャツ、タイ、靴下、
スカーフ、ベルト、サスペンダー、など。
服以外にも、食器やカーテンなど、
ありとあらゆるもの。。。

ところが、一口に水玉と言っても、
落ち着いたものから派手なもの迄、千差万別。
なので、いわゆるTPOに合うように気をつけましょう、
と、言われたりします。

でも、よ~く観察していると、
不思議な水玉さんに出会ったりします。
それは、いろんな印象に化ける水玉さん。



他のものとの組み合わせ(=出会い)次第で、
一つの水玉製品が、
エレガントになったり、ポップになったり、
クラシックになったり、モダンにもなる。
それでいて、
その品物自体は、特に奇をてらったものではなかったりする。
そんな不思議な水玉さん。

一見、ごく普通なのに、いろいろな光り方をする、
そんな水玉が「一つ」手もとにあると、
いろんな場面で「使える」し、楽しいですね^^



ところがどっこい、そうは言っても、
その品物を誰もが使えるわけではないのも事実。
それを使えるようになるには、どうやら訓練が必要で、
むしろ、初めからモダンだのクラシックだのと、
「性格付け」された水玉製品のほうが、
訓練を積んでいない人にとっては、使いやすいようです。

ただ、「訓練」と言っても、特別なことでなく、
とにかく「使うこと」でしょうか。
そして、
水玉さんとたくさん「会話」をしてみること。
そうしていくうちに、
どれが「使える水玉」であるか見分けがつくようになるし、
自然と水玉を「使える」ようにもなる。
一つの水玉さんと心を通わせるところまで行けるかどうか、
その積み重ねが大事なようです^^



古今東西、世の中には、
「派手な水玉」やら「古典的な水玉」やら、
「ポップな水玉」やら「モダンな水玉」などの商品がありまして、
それらは、
初めから「一つの意味を主張する」ことに優れています。

だから、訓練なしでも
クラシックとかポップとかの「意味」としてすぐに使えるわけですが、
ただ、そんなふうに一つの意味の主張が強いと、
「深み」も「奥行き」もなく、
誰が使っても同じ意味にしかならない。
それではつまらないので、もう一工夫欲しくなる^^

でも、
いかんせん、
一つの意味以外に化けることができないので、
「よし、もう一工夫!」となった時には、
むしろ、
「使えない」のであります。



そんなこんなを経験して、
人は、水玉の「使い手」になっていきます。

地道な訓練を積んだ結果、
水玉の使い手になることができるとすれば、
それは、
一つの楽しみ方----遊び方----を学んだということで、
この一つしかない世界に暮らすしかない
という平凡さの中でも、
別様の可能性をいろいろと発見できて、
つい、楽しくなるのでございます^^

今度どこかで水玉を見かけたら、
そんなことにふと想いをめぐらせつつ
眺めてみてはいかがでしょうか^^



ところで、この水玉、
無地の中に無方向にちりばめてあるので、
なんだか浮遊している感じがいたします。
その点が、
天地の方向や左右の方向へと伸びているストライプ柄とは
違っていますね^^




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