昨日の8月9日
お盆を前に
生まれ故郷に行ってきました
改めて こんなトコロで公表するのも なんなので
ぼかしてご説明すると
生国は三州三河の吉田宿(江戸から数えて34番目)
陸軍第十五師団の司令部から歩いて数分の家で産声をあげたんだそうです
(下の写真の地図の肌色の部分)

今回は、ここ数年来、もっとも良く利用している
公共交通機関、それも最もリーズナブルなルートを使いました。
朝6時40分に自宅を出発
マイカー
を去年からオフィスに使ってるマンションの駐車場に置いて
バス
で最寄駅の学園前駅まで
実は、このバス路線
大阪の東側のベッドタウンのひとつである学園前の南側の住宅地を走るルートのため
とっても便利に運行されているんです
乗車するバスの停留所のすぐ先から
平日の朝のラッシュアワーの間、一般車両は通行止
このため駅までがバス専用道路となって
2キロほどの距離をたったの3分弱で到着してくれちゃうんです
というわけで そのバスを使って駅まで向かい
学園前駅から近鉄奈良線の快速急行
奈良行きで大和西大寺下車
橿原神宮前行き特急に乗車しました

ここまでを時系列でご説明すると・・・
06:40 自宅勝手口より 出発
(徒歩
で約100m離れたガレージまで)
06:45 ガレージ発
(マイカー
)
06:50 マンション駐車場着
(徒歩
)
06:55 〇和町南バス停にて 奈良交通バス乗車
(バス
)
06:58 近鉄学園前駅着
07:03 奈良行き
乗車
(電車)
07:07 大和西大寺着
07:08 橿原神宮前行き特急乗車
(電車)
07:26 大和八木到着
07:29 名古屋行きアーバンライナー(特急)乗車

イヤー 素晴らしい
遊びでブラブラするときは、むしろ無駄な時間を楽しむんだけど
目的があって移動する時は、こうした綱渡り的
ギリギリセーフが大好きなんです
この近鉄特急の難波と名古屋を結ぶアーバンライナー
平日の朝ということもあって、車内は結構ガラガラ

今回は、ちょっとトラブルがあり
特急券を車内で買ったため
座席の指定ができなかったので 車椅子乗客用シートに座りました
この車椅子乗客用シート
よっぽどの満席でも、いざと言う時のためにリザーブしているらしく
こんな風に 車内で特急券を買ったときにはお勧めの席ななんですヨ
(一般席だと、空いてる席だからと気楽に座っていたら
途中の駅から乗車してくるお客に席を譲らなきゃいけない!
なんてことが多いんです)

でもって、なぜ京都から新幹線じゃなくて、わざわざ大回りの近鉄を利用するかと言うと・・・
ジャッジャーーーン

家に 優待乗車証があるからなんです~
この乗車証だと、葛城山のロープウェイ以外の電車、バス、ケーブルカー等々
すべて無料で乗れちゃうってわけなんです (^m^)
実は、義父、義母のものなのですが
普段は、神戸と京都に通う大学生の息子達の通学に使わせてもらってて
いまは、下の息子が夏休みなのと 我が家には遠距離優先の不文律の掟があるので
今回は、私が使ったってわけ
といっても、特急券までは無料にならないので
普段は、携帯から予約&購入しているのですが

先日、
ソフトバンクからAUに乗り換えた後で
新しい携帯のアドレスに登録変更をしていなかったため
大和西大寺からの特急の車内でアタフタした挙句、現金で購入する羽目になってしまいました

この特急券のインターネット予約&購入
便利なんですよ~
チケットレスだし、請求は月ごとにまとめてクレジットで処理されるので
現金を持っていなくても乗車できちゃうし
あと、10%のポイントがついて、
そのポイントが貯まったら、
ポイントを使ってロハで特急に乗れちゃうってわけです。
というわけで いつもながら 話が長くなってしまいましたが
無事名古屋に到着
今回はJR東海道線で 旧吉田宿に向かいました


さすがは名古屋
ホームの立ち食い屋さんのメインはきしめん(笑)

以前は、早くて安くて運行本数の多い私鉄の名鉄を使うことが多かったのですが
最近、JRも頑張ってきて 所要時間も名鉄並みになったのと
日帰り割引キップが名鉄の格安キップ並みでICOKAでも買えるようになったので
JRを利用しちゃいました。
平日だと 往復1800円ですが 休日だと たしか 1300円なんですよ~

車内は こんな感じ ↓

国鉄時代は、名鉄の倍ちかい運賃で、遅くて 本数が少なくて
完全に名鉄にシェアを握られてて 最悪だったんだけど
JRになってから競合に立ち向かう姿勢に変わってくれましたね~
ただ、豊橋から東は、私鉄との競合がないため、
本数は少ないは、各駅停車しかないわ と いまだに殿様商売しています
普通運賃で乗れる快速(新快速、特別快速)は、
基本的に名鉄と競ってる 豊橋ー岐阜間のみ

これは駅構内にある 老舗の立ち食い うどん そばの店
昭和の頃は、駅構内の屋外にあって
いつもモウモウと湯気が立ち上がってて
とっても賑わっていたんですヨ

自分のお気に入りは きしめん(300円)

ネギと油あげがたっぷり (大阪だったら きざみといって追加料金とられます)
ちょっと前まで 花かつをもかかってた記憶があるんだけど・・・
違ったかな~ 
この豊橋辺りでは、すうどん(orそば)を ”にかけ”と呼んで
こんな感じで ネギ+油揚げ+カマボコ+花かつを たっぷりなんですヨ~
豊橋に立ち寄る機会があったら、是非一度ご賞味あれ
さて、こちらが現在の豊橋駅
(日本最初の民衆駅ってのが自慢なんですよ)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E8%A1%86%E9%A7%85
http://childhp.sakura.ne.jp/rekisi/eki/select5.htm

小学生の頃まで この駅でしたね~
一階の入口と出口が離れてて その間に 床屋さんや大衆食堂や
駅弁の売店とかがあって 二階が百貨店でした

チンチン電車がいまだに現役で頑張ってます

↓は 昔、豊橋の市街地の中心ともいえる最もポピュラーな丸物デパートがあった場所で
いまは、ホテルとちっぽけな商業施設になってしまいました。

↓ このビルは、つい最近まで 丸栄(名古屋系デパート)だったんですが
いつの間にやら 聞いたことのない名称のショッピングセンターになってました

↓ これらのビルも70年代にはデパートとして賑わっていたのですが
郊外の大型ショッピングセンターによって地方都市の宿命ともいえるドーナツ化現象で
いまやゴーストタウンと化してしまいました

↓ このビルは、自分が小学生の低学年の頃にできた昭和丸出しのビル
いまでも存在してくれてて 超うれしかったです

たぶん戦後の闇市の跡に建ったビルだったのでしょう
いまでも場末感たっぷりのガード下を彷彿とさせるような
立呑屋(いまではカウンターで座れちゃいますが)が
数軒残って営業しています。

駅の西側にあった古くからの跨線橋の下には
あこれよりも もっと怪しげな一杯飲み屋が立ち並ぶ場所あったのですが、
数年前に再開発でなくなってしまいました。。。
実は、豊橋というところ
その昔、軍隊を誘致して歩兵連隊や師団など
軍の施設や軍人が溢れる軍都のひとつだったんです。
元々は東海道の宿場町でもあり、
なので当然のことながら、遊郭や赤線・青線の名残を残す場所もあったりします
何年か前に 駅前の再開発が進み
駅から直結のバスターミナルができました

その昔は、福岡でいうならば 天神のように
昭和40年代の半ばに、駅前から少し離れた繁華街の中にバスターミナルを移したのですが
ゴーストタウン化したこともあって、元の鉄道駅前に戻したようです

こちらは 地元 豊橋鉄道のローカル線である渥美線(豊橋-田原間)




昔は、自社製造の車両を使っていたのですが
平成に入った頃から 東急のお下がりを買うようになったようでした。

マイカーが増えて乗客が激減し
以前はどんな小さな駅にも 駅員さんが居たのに
もう無人駅ばかりになっちゃいました。。。

さて、こちら↓ は 飯田線
ちょっと前まで 昭和の車両だったのに すっかりモダンなものに変わっちゃってました

その昔は、飯田線といえば国鉄の古い車両が最後まで使用されていた路線で
全国から鉄道マニアが集まってきてたんですけどね~ 
↓は、小学生の頃の思い出の車両です。
http://kokuden.net/mc53/sub.htm/sub16.htm/sub16-top/sub16-top.htm

豊橋は、東海道本線の主要駅のひとつで、
新幹線、東海道線の駅であると同時に、
奥三河や南信州を結ぶ飯田線、名鉄本線、渥美線、二俣線の始発・終着(ハブ)だったので
子供の頃は、担ぎ屋のオバチャンで ごった返していました。
物流の悪い時代にあって
担ぎ屋のオバチャンが果たした役割は どっても重要だったんだと思います。
こちらは 母方の在所のあった飯田線の牛久保駅

子供の頃は、毎月のお墓参りを欠かさない父母に連れられて来た頃の
思い出がいっぱいつまった駅なんです

こちらが 寺町にある 母方のお寺(曹洞宗 庚申寺)
以前は、鄙びた ボロっちいけど、落ち着いたいいお寺だったのですが
新しい住職になってから とってもキレイに整備されたけど

なんとなーく、すっかりと営利に走る生臭坊主の寺になったような気がします。
少しでも墓参りに来ている形跡がみられないと
「住職まで連絡してください」って立て札のメモを置いて
猶予期間を過ぎたら 無縁仏として 墓石を整理して
新しい墓地として提供している様子
”古い花は持って帰れ!”みたいな注意書きはしてあるわ
果たして檀家達は喜んでいるのかな~?

さて、最後は 故郷の食べ物編
里帰りしたら ほぼ必ず食べるのが このお店

たぶん戦後の闇市の頃からある 老舗(?)のパチンコ屋さんが経営する
スパゲッティ屋 CIAO (チャオ)
昭和の薫りプンプンの店内で

名物の鉄板あんかけスパゲッティを食べています。
(写真は、バイキングの鉄板Lサイズ)

一応、お店の入口にはイタリアンレストランとなっていますが・・・
あんかけスパ以外は絶対に食べません (さて、なぜでしょ~
)
続いては
定番のお土産というよりも 自分にとっての必需品 ”赤味噌”

まるで名古屋が赤味噌文化の地にように言われていますが
てやんで~べらぼ~め~!!
赤味噌発祥の地は、三州 三河でござんす!

子供の頃から 味噌といったら赤味噌のことだったんで
いまでも 我が家の味噌汁は基本赤味噌なんです
といっても、
どうやら出稼ぎに出てる時は 白味噌みたいですけどね(爆)
また、いつか 三河地方の食べ物編でもネタに書きたいと思っていま~す
ではでは