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そめ吉つる吉のひび

金魚の染吉・鶴吉(和蘭獅子頭)暁生(桜もみじらんちゅう)と金魚オタクな飼い主の生活の記録です。

紫陽花2016

2016-06-19 | わたしのひび
松江の紫陽花寺、月照寺に行ってきました。

朝9時、一番乗りです。
ちょうど雨があがって清々しい空気でした。



私見ですが、紫陽花の名所には誰もいない時間を狙って一人で訪ねるに限ります。

そして晴れよりは小雨、雨上がりが好きです。水滴の音が似合います。



この道を歩いていた時、牛の声がしたので不思議に思って廓門をくぐったところ、



素敵な蓮池でした。
どうも牛蛙が居たようですが、蛙飛び込む水の音だけが聞こえました。
ちゃんと見てみたかった…残念。

池の反対側は奥の方まで紫陽花です。



この辺りで団体客さんが到着されたので、適当にやり過ごしながら大亀にご挨拶。



小泉八雲の怪談話に登場する大亀です。この亀さん、亀好きの松江藩主を供養するために寺に設置された石像なんですが、夜な夜な城下で人を食べるようになってしまったんです。そして悔い改めた亀さんは自分の凶行を止めるために自ら封印を望んだそうです。
人間に創造され、恐れられ、封じられる……フランケンシュタインのモンスターの悲哀を思い起こします。

この辺りは紫陽花は少ないのですが大木が並んでいて壮観です。


団体客さんがお帰りになるころには、カメラ小僧(?)さん達がポツポツいらっしゃっていました。

やはり一人きりになるには朝イチしかなかったのだと、早起きした自分に拍手です(笑)

出口までの道も綺麗にされています。






こういう歩道沿いの紫陽花も綺麗ですが、紫陽花は鬱蒼とした新緑を背景に浮かび上がっているのが一番綺麗だと思います。
月照寺の山側も良かったですし、一昨年の神宮寺も素敵でした。
京都の善峯寺にも、また行きたいなぁ……


そういえば、2年前に母にプレゼントした鉢植えの紫陽花は、うまく育っているようで、3倍以上の大きさになっています。



あの頃は4、5朶の可愛らしい鉢だったのにびっくり(笑)
そして母から送られた画像が粗すぎてびっくり。