パソコンもない、携帯もない、エアコンもない。
テレビもない、ラジオもない。
会いにいっても作業に集中してて、出てこない。
服着てない、サンダルしか持ってないとか、
武勇伝があちこちから出てくる出てくる。
変わった人が多い私の周りの職人さんたちの中でも
一番変人伝説をあちこちから聞く尊敬する漆職人、
野嶋峰男さんの作品展へ。
風貌は、アーティストの村上隆さんのよう。
髪もヒゲもボサボサで、
何にとらわれることもなく、
自分の信念を貫いて生きている人。
「俺のような頭の悪い人間は〜」
なんて話すけれど、本をよく読み、知識も頭の回転も、相手の意図を汲み取りまとめる力も、
頭が悪いだなんてとんでもない。
この人は頭のいい人だなと会話の中の随所で感じさせる職人さん。
作品も、縄文時代の漆の使い方を再現して塗っていたり、木の魅力を一番出すにはこれがいいなど、
木に、作品にとことん向き合った作品ばかり。
無骨で、荒々しくて、優しく美しい作品です。
心揺さぶる、麗しい作品ばかり。
いろんなものを削ぎ落として、残ったものがこれなんですね。
ああ、ここにも、一つの生き方の見本がいたなぁ。
展示は、三重県伊勢市。
~16日10時~6時、終日5時迄、
伊勢市倭町49の1
浄土真宗本願寺派浄明寺で行われています。
