20代に入院していた時のことです。相部屋だったのですが、面子が少々アレでした。糖尿病検査入院中の怪しい映画プロデューサー、愛人が毎日面会に来てた某美容室チェーンのオーナー、謎の明るいおじいさん。
不良部屋と看護師に言われていたのは懐かしい思い出です。歳の全く違う4人でワーワー騒ぐ毎日でした。
ある日みんなで話してた時のこと。謎のおじいさんが
「俺、シベリアで抑留されてたんだよね」
とぽつんと話し始めました。
マジか??と思いましたがそのまま話を聞くことに。
自分のいたとこは所長が優しい人だったから結構待遇が良くてねー。そんなに厳しい思いはしなかったけど他の場所はひどい有様だったみたい。
何人も凍死者が出てたそうです。
何の仕事してたの?と怪しいプロデューサーが聞いたら、自分は便所掃除してたとのこと。寒さで小便が凍って何度も同じとこにしてると塔のように高くなるからそれを削って捨てに行ってたよ、と。
ほどなくおじいさんは退院していきました。
まだあのじいさんは生きてるかな??
何故か昔のことを思い出したのですが、今日は終戦記念日ですね。
そうかそうか。
こういう生きた話を聞くことも今後はなくなるんでしょうね。
不良部屋と看護師に言われていたのは懐かしい思い出です。歳の全く違う4人でワーワー騒ぐ毎日でした。
ある日みんなで話してた時のこと。謎のおじいさんが
「俺、シベリアで抑留されてたんだよね」
とぽつんと話し始めました。
マジか??と思いましたがそのまま話を聞くことに。
自分のいたとこは所長が優しい人だったから結構待遇が良くてねー。そんなに厳しい思いはしなかったけど他の場所はひどい有様だったみたい。
何人も凍死者が出てたそうです。
何の仕事してたの?と怪しいプロデューサーが聞いたら、自分は便所掃除してたとのこと。寒さで小便が凍って何度も同じとこにしてると塔のように高くなるからそれを削って捨てに行ってたよ、と。
ほどなくおじいさんは退院していきました。
まだあのじいさんは生きてるかな??
何故か昔のことを思い出したのですが、今日は終戦記念日ですね。
そうかそうか。
こういう生きた話を聞くことも今後はなくなるんでしょうね。