鳥取暮らし

水彩画・水墨画・写真とともに普段の暮らしお知らせします。

ソファが来た。

2013年04月30日 | 日記



薔薇。

墨だけで描く白い色は、うまくいくとていもきれいに見えます。

このところ水彩画に少しもどってやっていますが、水彩絵の具を使って、トーンだけで表現したような絵が描ければ、少しは幅が出てくるかもしれません。

まったく、水墨も水彩も、水をうまく使うということでは同じようにできるはずです。

墨で描くときは、描き始める前から慎重にプランをもってかからねばならない緊張がありますが、水彩の絵の具を使うときは、どういうわけか甘くなります。
この間もスケッチの先生に、色が多すぎる、といわれましたが、確かに色を使うときは、いろいろな色をためしてみたくなるので、ちょっと煩雑になる傾向があることはわかっていました。

まあ、基本的には、絵など自分の好きなように描いていたらいいとは思っています。

ヘタでいい。
ヘタがいい。


今日は、注文したソファが届きました。
ここに引っ越してきたときからずっと、どうしようか考えていたのですが、ついに決めました。
これで、いつでも好きなときにゴロゴロできます。

アハ…


春祭り。

2013年04月29日 | 日記


花の街角。

こんな、オッ!と思えるような風景が身の回りあちこちにあればいいのですが…。



今日は月曜日で、昼から温泉にでもつかりにいこうかとも思いましたが、考えてみると、今日は祝日。それもゴールデンウイーク中です。

それで、人ごみに出かけるのはやめて家の中で何をするともなくボーとしていると、町内の湯所神社は春祭りで、外から笛や太鼓の音がのんびり聞こえてきます。
ときどき、子供らのみこしをかつぐ「わっしょい、わっしょい」の声が混じります。

気温が上がって、なんだか真夏の昼下がりの風情になりました。


友愛会。

2013年04月27日 | 日記



大阪からきて、智頭の山里に一人暮らししているFさんの家で、山菜のてんぷらとバーベキューを食べる会に出かけました。

おなじ鳥取に移住してきたといっても、私のように県庁所在地で暮らしていることと、まわりに何軒かしか家がない山里の古い家で暮らすのは、かなり事情が違います。

彼はこの家で暮らし初めて1年が過ぎたということでしたが、農業をするわけでもなく、今まで仕事が大変だったので、今は何もしたくないと「惰眠塾」だとうそぶいています。
そういう人間がこの村で暮らすことで、地域の人たちにどのように受け入れられているかは興味のあるところです。
ただ、想像していたよりこの村にはまだ若い人が暮らしていて、小学生や中学生が27戸ほどの村に10人近くいるということで、子供たちがまずなじんでくれるそうです。
彼はもともと小学校の先生をしていた人だから、そのあたりからうまく村人に入り込んでいくことでしょう。

今日は10人近い人が集まりましたが、どうも話を聞くにつれ、Iターンでやってきた人よりも、Uターンで戻った人のほうが田舎に対して確執が強くあるような感じです。
それは当然で、Iターンの人にとってはここが気に入ってやってきていたり、最初から自分とは違うことが当たり前としてみているのに対して、Uターンのもどり組みは、「田舎さ」のいやな部分を身にしみて知っているし、都会暮らしとの違いを感じて、こっちにはあれがない、これもないと思うのかもしれませんし、あるいは、都会のいやな部分を強く感じて帰ってきた人などもいるようです。

今日の集まりも、半分は大阪から来た人たちなので、みんなよくしゃべりました。
Fさんも、今日は三日ぶりに人としゃべれてよかったです、などといってみんなを笑わせていました。




雨の中。

2013年04月26日 | 日記


オナガモ。

今日は一日変わりやすい天候でした。
午前中、明るくなったので散歩に出ました。
公園の藤の花がかなり咲き始めています。
それを眺めていると、にわかに横なぐりの雨です。
博物館で、県内の写真クラブの写真展を無料でやっていたので、雨宿りのつもりで見学させてもらいました。
力作があります。
写真のよさが出た作品は、絵では表現しきれません。
絵画的に処理されたすぐれた作品は、さすがに魅力的です。

そういうふうに絵に描けたらとは思いますが、写真作品は、やっぱり絵とは違います。
そのままを真似することはできないことがわかります。

そのあと、カフェでお茶を飲んでいると、外の庭園で雨の中で作業しているおばさんたちがいます。
それも地面に正座するような格好ではいつくばって仕事をしています。

帰りに、声をかけて話を聞くと、芝生のメンテナンスで、枯れ葉をとったり雑草を抜いたりしているのだとか。
一応ボランティアではなく、シルバー人材で少しはお金が出るけれど、
「安いから若い人らにはこんな仕事でけんわなあ」などと気楽な口調でしたが、世の中には、こんな我慢強い人たちがいるのだとびっくりします。

私にはとてもやれません。