鳥取暮らし

水彩画・水墨画・写真とともに普段の暮らしお知らせします。

友愛会。

2013年04月27日 | 日記



大阪からきて、智頭の山里に一人暮らししているFさんの家で、山菜のてんぷらとバーベキューを食べる会に出かけました。

おなじ鳥取に移住してきたといっても、私のように県庁所在地で暮らしていることと、まわりに何軒かしか家がない山里の古い家で暮らすのは、かなり事情が違います。

彼はこの家で暮らし初めて1年が過ぎたということでしたが、農業をするわけでもなく、今まで仕事が大変だったので、今は何もしたくないと「惰眠塾」だとうそぶいています。
そういう人間がこの村で暮らすことで、地域の人たちにどのように受け入れられているかは興味のあるところです。
ただ、想像していたよりこの村にはまだ若い人が暮らしていて、小学生や中学生が27戸ほどの村に10人近くいるということで、子供たちがまずなじんでくれるそうです。
彼はもともと小学校の先生をしていた人だから、そのあたりからうまく村人に入り込んでいくことでしょう。

今日は10人近い人が集まりましたが、どうも話を聞くにつれ、Iターンでやってきた人よりも、Uターンで戻った人のほうが田舎に対して確執が強くあるような感じです。
それは当然で、Iターンの人にとってはここが気に入ってやってきていたり、最初から自分とは違うことが当たり前としてみているのに対して、Uターンのもどり組みは、「田舎さ」のいやな部分を身にしみて知っているし、都会暮らしとの違いを感じて、こっちにはあれがない、これもないと思うのかもしれませんし、あるいは、都会のいやな部分を強く感じて帰ってきた人などもいるようです。

今日の集まりも、半分は大阪から来た人たちなので、みんなよくしゃべりました。
Fさんも、今日は三日ぶりに人としゃべれてよかったです、などといってみんなを笑わせていました。