アスベスト・ニュース

アスベストに関するニュースとコメントをカテゴリー別に

アスベスト:通明小校舎で基準値超す

2008年12月25日 | 調査状況
長野市教委は18日、市立通明小校舎の天井の一部に、基準を上回るアスベストが含まれていたと発表した。空気中濃度は世界保健機関(WHO)の基準値を下回っており、年末年始に除去する。

 市教委によると、南・北校舎の階段室天井にアスベストの一種「クリソタイル」が含まれていた。

毎日新聞 2008年12月19日 地方版





市有施設14施設17カ所からアスベスト検出 新潟・長岡

2008年11月10日 | 調査状況
長岡市は7日、市有施設のアスベスト再分析調査で14施設17カ所からアスベストが検出されたと発表した。アスベストは飛散していないとしている。

 再分析調査は、国内で使われていないとされていた種類のアスベストが見つかったのを受けて行われ、同市は8、9月に90施設194カ所で実施した。

 アスベストが検出されたのは、市立劇場の玄関ロビーや廊下の天井、栃尾南小、栃尾東小、下塩小、北中の階段室の天井など計14施設。飛散はなく安全な状態にあることから、同市は市民が出入りする11施設のアスベストを来年度以降に除去し、残りの3施設は監視するとしている。

2008.11.8【産経ニュース】






28施設にアスベスト…熊本市

2008年11月10日 | 調査状況
熊本市は6日、小学校5校を含む28施設60か所でアスベスト(石綿)の使用を確認したと発表した。含有量は不明だが、国の基準値(0・1%)を超える可能性があるという。市は関係する224施設を調査中で、最終結果を12月上旬にも公表する。健康被害は報告されていない。

 発表によると、28施設のうち、室内への立ち入り禁止などの措置が必要なのは飽田南小学校の音楽室や西原公園児童館集会室など10施設14か所。別室を代用するなどしており、小学校での授業への影響はないとしている。

 市は2005年度、270施設で石綿の有無を調べ、41施設で使用を確認した。その後、国内で未使用とされていた新たなアスベスト3種が全国各地で検出されたことを受け、国の通達に沿って精度を上げた再調査を実施中。4日までに213施設が終了した。

 市は、健康相談や調査内容の問い合わせに対応するため、7日から市役所1階ロビーに、相談窓口「アスベスト110番」を開設する。午前8時半~午後5時、面談と電話(096・328・2300)で応じる。

2008年11月7日【読売新聞】





佐賀市 県営住宅から石綿 国基準超過 38室で、入居者107人

2008年11月05日 | 調査状況
佐賀県は1日、国の基準の厳格化に伴うアスベスト(石綿)の再調査で、県営住宅鍋島団地(佐賀市開成1丁目)の3棟の室内から、国の基準を超えるアスベストを検出したと発表した。3棟には38室があり、うち34室に107人が入居しているが、今のところ健康被害は確認されていないという。

 県によると、調査は9月上旬に3棟の各1室で実施した。それによると、いずれも居間や和室の天井からアスベストの一種「クリソタイル」の成分を検出。含有率は0.2-2%とみられ、国基準の重量比0.1%を超えていた。部屋の仕様はすべて同じのため、県は全室で基準を超過しているとみている。

 県が3棟で空室を1室ずつ調査した結果、空気中への飛散は確認されなかった。県は入居者がいる部屋も含め、1日から全室で緊急調査を実施し、天井をシートで覆う応急措置をする。県が10月31日夜に行った住民説明会では、転居を希望する声も上がっており、県は無料健康診断や転居先をあっせんするかどうか早急に検討する。

 3棟は1978、79年に建設。同団地には計33棟あるが、残り30棟のうち27棟に異常はなかった。残る3棟は採取したデータを分析している。

2008/11/01 西日本新聞


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アスベスト:3小中学校の吹き付け材で基準値超--飯田 /長野

2008年10月27日 | 調査状況
飯田市教委は24日、市内の小中学校3校で使われた吹き付け材に、アスベストが国の基準を超えて含まれていたと発表した。

 上久堅小の音楽室▽伊賀良小の階段▽鼎中の音楽室。いずれも天井などに吹き付けられた材料にアスベストが含まれていたという。市教委は「飛散の可能性は少ない」と言うが、飛散の有無を確認した上で、除去工事をする方針。

 05年度にも市内の小学19校、中学10校でアスベスト検査を実施した。その後、国内で使われていないとされた3種類のアスベストの使用例が報告されたため、国の指示で検査を進めていた。【仲村隆】

2008年10月25日【毎日新聞】




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アスベスト:唐津商高で検出、国の基準超える /佐賀

2008年10月24日 | 調査状況
県は22日、県立唐津商業高(唐津市元石町)の管理・特別教室棟の1、2階の防火用シャッターボックスの表面から、国の基準(重量比0・1%)を超える吹き付けアスベスト(石綿)を検出したと発表した。付近への立ち入りを禁止するとともに、同ボックスの周りを覆った。近く撤去する予定。

 県教委によると、検出されたのはクリソタイル。06年7月に行った前回調査では、基準値が同1%だったため、検出されなかったとみられるという。

 シャッターボックスは階段と廊下の間の天井に設置されている。長さ3メートル、幅50センチ、高さ10センチの横長で、巻き上げたシャッターを収納するもの。

 県の再調査でアスベストが確認されたのは6施設目。

2008年10月23日【毎日新聞】






県立高校など5施設で アスベスト使用確認 県教委

2008年10月23日 | 調査状況
県教育委員会は二十二日、県立高校など五施設七カ所でアスベスト(石綿)の使用が新たに判明したと発表した。いずれも損傷や剥離(はくり)などはなく、周辺の空気からアスベスト成分は検出されていないが、使用中止や除去などの措置を取るという。

 県教委財務施設課などによると、県立京葉工業高校(千葉市稲毛区)の設備システム棟の天井、県立成田西陵高校(成田市)と県立東金高校(東金市)の特別教室棟の天井、安房博物館(館山市)の実習棟の天井から微量のアスベストを検出。安房特別支援学校(同)の浄化槽の壁は0・7%のアスベストを含有していた。

 今回の調査は、三月の文部科学省の通知を受け、二〇〇五年度の検査で含有率1・0%以上のアスベストが検出されなかった施設などを対象に九月上旬から実施していた。二十二日現在で五十一施設の調査が終わっており、調査中の七施設、まだ調査を始めていない三十施設も十一月中に終了する見通しという。 (小林孝一郎)


2008年10月23日【県教育委員会は二十二日、県立高校など五施設七カ所でアスベスト(石綿)の使用が新たに判明したと発表した。いずれも損傷や剥離(はくり)などはなく、周辺の空気からアスベスト成分は検出されていないが、使用中止や除去などの措置を取るという。

 県教委財務施設課などによると、県立京葉工業高校(千葉市稲毛区)の設備システム棟の天井、県立成田西陵高校(成田市)と県立東金高校(東金市)の特別教室棟の天井、安房博物館(館山市)の実習棟の天井から微量のアスベストを検出。安房特別支援学校(同)の浄化槽の壁は0・7%のアスベストを含有していた。

 今回の調査は、三月の文部科学省の通知を受け、二〇〇五年度の検査で含有率1・0%以上のアスベストが検出されなかった施設などを対象に九月上旬から実施していた。二十二日現在で五十一施設の調査が終わっており、調査中の七施設、まだ調査を始めていない三十施設も十一月中に終了する見通しという。 (小林孝一郎)

2008年10月23日【東京新聞】







上越の病院でアスベスト検出

2008年10月23日 | 調査状況
上越市は22日、市立の上越地域医療センター病院(南高田町)の4カ所で基準値の最大13倍となるアスベストの飛散が確認されたと発表した。県上越地域振興局が20日、同病院のアスベスト除去作業を前に作業区域外で行った測定で分かった。市は22日から工事を休止した。

 同病院では1階中央廊下の天井裏にアスベストを使用していたことが分かったため、6日から11月8日までの日程で除去工事を計画。実際の除去作業は10月21日に始めていた。

 同振興局が建物の内外8カ所で測定したところ、建物内4カ所で法律が定める基準値の1・3―13倍の値が測定された。いずれも作業区域外で中央廊下とはドアで仕切られている。作業区域内で施工業者が実施した測定では20日まで基準を上回る値は確認されなかった。

 基準値の13倍と最も高い数値が測定された場所は第3病棟への入り口で、同病棟には約40人の入院患者がいる。

 市は建物のひび割れや内部の配管などを調べ原因を究明するほか、22日には別の機関に再測定を依頼し23日に結果を発表する予定。

 今回の工事に際して市は病院の業務を継続し、作業現場周辺を通る際は利用者にマスク着用を呼び掛けてきた。

 同市の野沢朗健康福祉部長は「瞬間的な値としては高いが、影響は今の時点でははっきりしない。高齢患者が多く、移動させるリスクの方が大きいと判断し、現時点では移動などの対応は取っていない」と説明した。

2008年10月22日【新潟日報】







新種アスベスト検出 東部工業用水道管理事務所車庫 /佐賀

2008年10月21日 | 調査状況
佐賀県は20日、県東部工業用水道管理事務所(鳥栖市)の公用車車庫から基準値(0・1%)を超えるアスベスト(石綿)を検出したと発表した。検出したのは、トレモライトとアクチノライトで、県内での検出は初めて。

 トレモライトとアクチノライトはこれまで国内では未使用とされてきたが、今年に入って東京都などで検出。これを受けて全国で石綿の再調査が実施されている。

 公用車車庫の屋根裏の吹きつけ材から見つかり、含有率は0・59%で基準の5・7倍に当たる。施設は1975年前後に建設されている。

 15日に調査機関から石綿含有の可能性が報告されたため、同日から車庫のシャッターを閉めて目張りするなど飛散防止措置を実施。吹きつけ材は今後、撤去する。

 トレモライト、アクチノライトは、茶石綿や青石綿と同じ角閃(かくせん)石の一種で、これまでのクリソタイルなどと毒性も同等とされ体内に蓄積されると中皮腫になる恐れもある。

2008年10月21日【佐賀新聞】




アスベスト:業者販売の路盤材に 飛散の恐れはなし /和歌山

2008年10月20日 | 調査状況
県廃棄物対策課は16日、橋本市の産業廃棄物中間処理業者がアスベストを含む路盤材を販売した可能性があり、回収したと発表した。スレート片を破砕した路盤材で、この日、施設内に残っていたスレート片を分析したところ、アスベストが1・1%含まれていたことが分かった。

 業者は約9トンを回収。販売した大半が既に使用されているが、アスファルトに覆われているため、飛散の恐れはないという。同課は橋本労働基準監督署に事前調査の徹底を申し入れ、他業者にも、排出事業者への確認を徹底するよう求める。【最上聡】

2008年10月18日【毎日新聞】 




アスベスト:塩田工業高の実習棟から 再調査で確認、基準の9.7倍--県 /佐賀

2008年10月10日 | 調査状況
県は8日、県立塩田工業高(嬉野市)の機械実習棟準備室の天井からアスベスト(石綿)のクリソタイルが検出されたと発表した。重量比0・97%で、国基準の9・7倍だった。県は同室の立ち入りを禁止した。

 県教委によると、実習棟は70年建設の鉄骨平屋。同室は機械科の実習授業がある際に教員が使用する。06年7月の前回調査では石綿はないと判定されていたが、基準が10倍強化された今回の再調査で確認された。県は今後、吹き付け材を撤去する。

 再調査を実施している県有施設194カ所のうち、これまでに33カ所から県に報告があり、石綿が見つかったのは今回で4カ所目。【上田泰嗣】

2008年10月9日【毎日新聞】 






【岐阜】県192施設アスベスト3種の調査に着手へ(10/7)

2008年10月08日 | 調査状況
岐阜県は、一般会計9月補正予算案に会計内管理県有施設のアスベスト調査費を計上している。アスベスト6種類のうち国内で使用されていないとされていた3種のアスベストについても国内での使用が確認されたことから、県有施設での使用の有無を確認する。関係課は総務部管財課。予算案可決後、分析機関などと調整を図りながら、アスベスト定性分析を含めた調査業務を委託していく考えだ。
 対象は2005年度に調査を行った施設のうち、すでに除去などの対策済みの施設を除く192施設で、郡上総合庁舎の浄化槽など298カ所。一般会計内管理県有施設が対象で、主に庁舎や警察署、学校施設が主対象としている。予算案には調査委託料として975万円を計上している。これには特別・企業会計管理の病院や上・下水道施設などは含まれておらず、各会計管理サイドで別途実施するもよう。
 調査対象のアスベスト3種は「トレモライト」「アクチノライト」「アンソフィライト」で、JIS法の改正で示された分析方法を用い、各施設の鉄骨造耐火被覆部分でこれらアスベストの含有の有無を調査・分析する。
 今回の調査でアスベストの含有が確認された場合は、アスベスト飛散度を調査し、順次対策工事を実施することにしている。今のところ、対策工事としては状況に応じて除去か囲い込みの2種選択で整備を図ることにしている。
 県では05年度から「クリソタイル」「アモサイト」「クロシドライト」の3種アスベストについて、含有が確認された27施設38棟で除去などの対策を進めている。08年度は県庁舎の変電室や議会棟議場、飛騨総合庁舎大会議室など2施設3カ所で対策工事を実施している。

2008/10/7【建通新聞社】





みやき町の障害者施設 基準47倍超の石綿検出 県再調査/佐賀

2008年10月07日 | 調査状況
県は6日、国の基準が厳格化されたことに伴うアスベスト(石綿)の再調査で、県立障害者施設「希望の家」(みやき町)の車庫天井から国の基準を47倍超えるアスベスト(石綿)を検出したと発表した。大気中への飛散はなく、今のところ、利用者らの健康被害は報告されていないという。これで、県内のアスベスト再調査で「基準超え」が新たに判明したのは、諸富中学校(佐賀市諸富町)の音楽室など4カ所になった。

 県によると、入所者が移動に使う車を入れる車庫の天井から、アスベストの一種「クリソタイル」の成分を検出。含有率は国基準の重量比0.1%を超える4.7%だった。県は3日、金属で覆うなどの緊急措置をした。今後、撤去する方針。車庫は1970年から使用されている。

 2005年の前回調査で、当時の国基準(重量比1%超)を超えるアスベストを検出できなかったことについて、県循環型社会推進課は「見落としでなく、検査技術が精密になった結果ではないか」としている。また、アスベストが見つかった県勤労者福祉会館(同市神野東2丁目)では、大気中への飛散は確認されなかったと発表した。

2008/10/07【西日本新聞朝刊】




53施設で石綿使用を見落とし、再調査したら「含有」/東京

2008年10月06日 | 調査状況
公共施設のアスベスト(石綿)使用実態に関し、自治体が今年2月以降に行った再調査で、国内で盛んに使われてきた白石綿などのアスベストについて、過去の調査で含有を見落としていた疑いの強い施設が少なくとも53か所に上ることが読売新聞の自治体アンケートで分かった。

 アスベスト使用施設の解体は今後増え続け、2020年ごろにピークを迎える。調査の多くは自治体が分析会社に依頼したものだが、誤判定は健康被害につながる恐れがあり、分析精度向上や調査のあり方が課題となりそうだ。

 再調査は、「国内未使用」とされたトレモライトなど3種のアスベストが各地で見つかったことを受け、総務省や文部科学省の通達を受けて実施。読売新聞のアンケートは7月末、都道府県、政令市、県庁所在都市、東京23区の計120自治体を対象に行い、114自治体から回答を得て補足取材をした。

 それによると、今年度の再調査を予定するのは少なくとも54自治体の学校や公営住宅など計約1万700施設。兵庫県尼崎市の旧クボタ工場周辺で住民の健康被害が発覚した05年度を中心に行われた最初の調査では「含有せず」と判定されるなどしたものの、今回新たにアスベストが見つかったのは、7月末時点で110施設に上った。

 110施設のうち、再調査の本来の目的である「国内未使用」とされていた3種が検出されたのは19施設。一方、91施設からは、国内で盛んに使用されてきた白石綿、茶石綿、青石綿のいずれかが見つかった。

 このうち24施設は含有率が1%以下で、分析誤差で「含有せず」と判定された可能性もある。1%を超えたのは53施設。当時は1%を超える含有率であれば検出できる分析法が確立していたため、見落としの可能性が高い。残る14施設は含有は確認したが、含有率は出していなかった。

 53施設のうち、含有率5%以上は13か所。東京都練馬区、杉並区、神戸市、福岡県では、小学校や高校の天井や機械室で9~24%と高濃度のアスベストが見つかった。各自治体は「サンプル採取場所の違い」(杉並区)、「分析機器の性能が向上した」(神戸市)などと説明している。

 自治体の再調査は終了しておらず、誤判定の施設数はさらに増える可能性がある。

 公共施設の石綿分析を手掛ける「環境リサーチ」(東京都八王子市)の山口陽二社長は「吹き付け材は、表面と奥で含有率が違う場合があるのは常識で、それを見越して対応すべきだ」と指摘。市民団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都江東区)の永倉冬史事務局長は「多額の税金をかけた過去の調査は何だったのか。分析結果が信用できないなら、吹き付け材は『石綿あり』と見なして対策を進めるしかない」と話す。

2008年10月3日【読売新聞】





佐賀コロニーで石綿検出 県再調査天井など撤去へ

2008年10月02日 | 調査状況
県は1日、佐賀市の障害者支援施設「県立佐賀コロニー」で国の基準値を超えるアスベスト(石綿)が検出されたと発表した。健康被害は確認されていない。

 県循環型社会推進課によると、娯楽室や物置部屋など4か所の天井で、石綿の一種「クリソタイル」の使用が確認された。含有率は0・1~1%(基準値0・1%)とみられるという。

 県は2005~06年度、石綿使用の疑いがあった同施設内の8か所で調査を実施。3か所で石綿を検出し、すでに撤去工事を終えている。国が基準を厳格化したことを受け、当時「問題なし」と判断した残り5か所を、今年8月から改めて調査した。アスベストが検出された天井などは原則、撤去する方針。

2008年10月2日 【読売新聞】