フルキャスト観戦記 ３

ライオンズの練習が終わり、球場周辺を探索していると、
牛タン屋を発見。仙台の牛タンチェーン「伊達の牛タン」、一皿５枚で５００円。
高いのか安いのかよくわからないけれど、
食べずに東京に帰れるかと行列に並びました。
その後おにぎり屋でまた行列に並んでいる間に、
セレモニーやモー娘。のライブがいつの間にか終了。

スタンドに戻り、ほぼ食べ終わった頃、歴史的な瞬間、プレーボール・・。
スタンドから一斉にフラッシュがたかれ、
ウォーというすごい歓声がスタンドを揺らしました。

球場に向かう途中、号外の入ったビニールの袋をもらいました。
その中には他に、ホカロンと楽天色のビニールポンチョが入っていました。
試合が始まる頃からますます風が強くなり、
おにぎりと牛タン５枚だけでは暖まらず、
すっかり芯まで冷え切ってしまったので、
仕方なく！ほんと仕方なく！楽天ポンチョ着ちゃいました。
そしてそれとほぼ同時に、あの先頭打者磯部選手の
HRが飛び出してしまったんです。

ライオンズベンチの様子が気になりスタンドの階段を駆け下りようとした時、
隣にいたディレクターに、
「それ着て一塁側（ライオンズ側）行ったらまずいよ」
おおポンチョ脱がなきゃ！危なく出入り禁止になるところでした。

スタンドの盛り上がりと対照的に一塁側ベンチサイドでは、
森、西口、松坂の３投手が炎上している岡本投手のピッチングを静かに
見つめていて、ベンチも静まりかえっていました。
宮本トレーニングコーチが
「スタジオ（私のこと）が仙台まで来るから負けてんだよ」
くやしい〜！宮本コーチは去年のプレーオフから日本シリーズで優勝するまで、
私を「勝利の女神」って手をあわせていたのに！

一方的なゲームとなり、帰りの時間も迫ってきたので、
後輩レポーターの千代ちゃんと球場周辺を探索。
３塁側に向かって歩いていると、「足湯」の看板を発見。
体の芯まで冷え切っていたのでこれはうれしい。
テントの中に大きな木の湯船があり、それを囲んで１５人位のおじちゃん達が
座っていて、膝までズボンをまくしあげお湯につかっていました。
しかもここで試合をテレビ観戦できます。
うーん、おじちゃんたちと混浴は恥ずかしいなあ。
でも足くらいで照れる歳でもなし、後輩の前でおどおどするのも格好悪いし・・。
えーい、はいっちまえ！おじちゃんたちの視線を浴びながら（自意識過剰）
「すいませーん」と足混浴。
少し熱めのお湯に１０分位つかっただけで体がポカポカしてきました。
全身つかっているわけではないのに不思議ですね。なんと無料です！

ああもう帰らなくては・・・
後ろ髪を引かれる思いで新幹線に飛び乗りました。
ちなみに最終のはやては21:24、東京23:08には到着します。
ナイター日帰りは試合全部は見られないけど、十分楽しめますよ。

でも私はおかげですっかり風邪を引いてしまいました。
次回はもう少し暖かくなってから行ってみます。
足湯に入ってなかったらもっとひどくなっていたかも・・。
おかげでアップも遅くなりました、

追伸　サリーちゃんさんの質問の答えです。
詳しいいきさつは忘れましたが、
その当時箱根駅伝でめちゃくちゃ強かった山梨学院大学の
アフリカからの留学生ランナー、オツオリ選手と新人西口投手が
とても似ていたので、ある選手が命名したと聞いています。
たしかに似ていたと思います。
当時本人は嫌がっていましたけど、今はもうすっかり慣れたそうです。