親子漫才

「お母様は、何がございますか？」
お母様ねぇ～～
そうねぇ～～
「いいんです。地元ではネームバリュウーもありますし、別に無理に上にすすまなくとも。」
先生、苦笑い。。。
「○さんは、どうですか？この休みはどのくらい勉強するつもりですか？５時間～７時間。」
そっちへ振ったところでねぇ、
「ひぇ～～、２時間。そっ、そっそんなにやるの？集中型ってことで、そのくらいで。。。」
そうやねぇ、そうそう、だいたいあなたにそんなこと要求することが間違ってる。
先生、にこやかにひきつりつつ、
「このときに、今までの分を取り戻さないと！」
きっぱり！！
「今、何もしてないんですよぉ。０のところに二時間なら十分でしょ。」
って、やっぱりぃぃぃぃぃ
おいおい、その程度だけど。
「ですからね、先生。そうでしょ。だからいいんですよぉ。」
既になげやり。
「最終的には、何になりたいと思っているんですか？」
先生、その質問はご法度でしょ。
「ラスベガスに行くんです。」
いきなり先生目が点、いや白黒白黒。？？？？
「ラスベガスのカジノを持っているホテルのオーナーと結婚するんです。」
本人、大真面目。
「ラスベガスに行くんですか？」
「そうです！」
もうおかしくて・・・先生が。。。
「冗談ではないんですよ、真面目に言ってるんですよ。」
「えっ、本当なんですか？」
だからそうだって、いってるんじゃないですかぁ。
「じゃぁ最終的にはラスベガスに行くんですね。その間のことはどうするんですか？
」
そんなに真面目に受け答えしなくていいんだってぇ～～
「ん～～ん。」
っておい！本気で考えろっての。
「勝手に結婚相手決めるんですよ。」
って、いったい誰に訴えるんだよぉ。
「えっ？」
「ですからね、マヒィアに身売りするぐらいなら、ママが結婚相手くらい探してあげるっていったんです。」
もう、先生笑うどころか、顔がひきつり目が飛びそう。
「・・・？？」
「あのですねぇ、親子漫才しに着ているわけじゃないんです。これが、日々の真面目な話しなんですよ。」



三者面談は、親子漫才にて時間イッパイ！


お粗末でした。