いったい何を怖がることがあるというのだろう。
いったい何から逃げ惑っているのだろう。
どこへ逃げていくというのか。
消えていけるわけではないのに。
逃げ込む場所を探し、
入り込むところを求める
抱きしめて、髪をなでてもれうことを知らないで、
強がって、嘯いて生きてきて
何かを忘れてしまったのかもしれない。
その何かさえも見つけることが出来ないのかもしれない。
自分に嘘をつき続けることで
その逃げ道をさがし、そこが逃げ場だと思いこもうとしてた
戦うことをさけて
否、戦うことをさけていたのではなく、
自分が楽になる道を探していたのだ。
何かを我慢すれば、
そこには見えない空間が生まれ、
広くなった道は歩きやすいように思えたから。
自分を小さくしていただけのこと。
道の幅は同じで、長さも険しさも変わることはなかった。
大きくなれば、その一歩の幅が広くなり、
道はたやすく歩いて行ける。
なのに、どんどん小さく自分をして、
道が広くなったと勘違いをし、
その一歩がどんなに小さな歩幅なのか?
小さな石が大きな岩に、
なだらかな坂は登りきれない急な坂へと
その姿を変えた。
変わったのは道ではなく、
自分だということにきがつかないままに。
それでも、まだ認めることができなくて、
逃げる場所をさがす。
抱きしめてくれる腕をもとめる。
髪をなでてくれる手をつかもうをする。
雑踏の中に、突き刺さるナイフを見て、
静けさの中に、飛んでくる矢を見る。
隣の人が、悪魔に変わり、
一人は闇の中に放り出される。
一日の内に何度となく繰り返される錯覚は、
いつしか本当のことに思え、
怯えを生み助けを求める。
名前を呼んで!
手を握って!
傍にいて!
だきしめて!
その背中をかして!
泣いてもいいでしょ!
と叫びながら。
そんな場所はないことを知っているのに。
すがろうとする。
暖かな手のぬくもりをもとめて
さわる事さえできない指を思う。
もっと強い子だったのに、私。
いつのまにか子猫のように丸まって、
寒くもないのに、震えている。
もっと、もっと、大きいはずだったのに、私。
ちっちゃな子供のように駄々をこねる。
甘えることをどこかに忘れてきたはずだった。
また一人になってしまう。
そう思っていないと寂しさと向き合えない。
一人になったその日に、
私の心は氷のように固まってしまうから。
きっと。
いったい何から逃げ惑っているのだろう。
どこへ逃げていくというのか。
消えていけるわけではないのに。
逃げ込む場所を探し、
入り込むところを求める
抱きしめて、髪をなでてもれうことを知らないで、
強がって、嘯いて生きてきて
何かを忘れてしまったのかもしれない。
その何かさえも見つけることが出来ないのかもしれない。
自分に嘘をつき続けることで
その逃げ道をさがし、そこが逃げ場だと思いこもうとしてた
戦うことをさけて
否、戦うことをさけていたのではなく、
自分が楽になる道を探していたのだ。
何かを我慢すれば、
そこには見えない空間が生まれ、
広くなった道は歩きやすいように思えたから。
自分を小さくしていただけのこと。
道の幅は同じで、長さも険しさも変わることはなかった。
大きくなれば、その一歩の幅が広くなり、
道はたやすく歩いて行ける。
なのに、どんどん小さく自分をして、
道が広くなったと勘違いをし、
その一歩がどんなに小さな歩幅なのか?
小さな石が大きな岩に、
なだらかな坂は登りきれない急な坂へと
その姿を変えた。
変わったのは道ではなく、
自分だということにきがつかないままに。
それでも、まだ認めることができなくて、
逃げる場所をさがす。
抱きしめてくれる腕をもとめる。
髪をなでてくれる手をつかもうをする。
雑踏の中に、突き刺さるナイフを見て、
静けさの中に、飛んでくる矢を見る。
隣の人が、悪魔に変わり、
一人は闇の中に放り出される。
一日の内に何度となく繰り返される錯覚は、
いつしか本当のことに思え、
怯えを生み助けを求める。
名前を呼んで!
手を握って!
傍にいて!
だきしめて!
その背中をかして!
泣いてもいいでしょ!
と叫びながら。
そんな場所はないことを知っているのに。
すがろうとする。
暖かな手のぬくもりをもとめて
さわる事さえできない指を思う。
もっと強い子だったのに、私。
いつのまにか子猫のように丸まって、
寒くもないのに、震えている。
もっと、もっと、大きいはずだったのに、私。
ちっちゃな子供のように駄々をこねる。
甘えることをどこかに忘れてきたはずだった。
また一人になってしまう。
そう思っていないと寂しさと向き合えない。
一人になったその日に、
私の心は氷のように固まってしまうから。
きっと。
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