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浅倉にっき

日々の活動記録…的な何か。日記と言いつつ毎日更新する気は更々ありません。

マリオカート25年の歴史(後編)

2017-12-19 22:53:56 | スーパーマリオ
こちらは後編となっております。前編はこちらです。

5.マリオカートDS

2005年12月8日に発売されたニンテンドーDS用ソフト。後方互換機能を持つニンテンドー3DSでも使用可能。前作と比較するとシステム面ではドライバーは単独に戻り、スペシャルアイテムもなくなっている。カウンター式のミニターボは変わらないが、ドリフト時の挙動のクセが今までよりも格段に減っており、非常に扱いやすくなった(結果として直線でミニターボを連発する「直ドリ」と呼ばれるテクニックが前作以上に横行することになるのだが…)。この他にもVSモードとバトルがCOM相手に1人プレイでも選択可能となったり、新たに「ミッションラン」モードが搭載されるなど、中身はかなり意欲的である。参戦キャラクターは整理が行われ、64・GBAの8キャラとデイジー、ワルイージ、カロン、HVC-12(ロボット)、ダウンロードプレイ専用でヘイホーの13人になった。前作にあった持ちカートシステムは本作でも採用されているが、キャラ側の重量による区別がなくなりすべてのキャラがすべてのカートに乗れる。また、ニンテンドーDSの特徴である2画面システムを活かしたマップ表示の詳細化が実施されている(従来通り全体図の表示も可能)。

・グランプリ
4コースを1度に走るいつものメインモード。前作で一時廃止された評価制が再び採用され、E〜☆☆☆の8段階で表される。ただし、優勝以外はE固定である。その他は特に変更はないが、前作の「オールカップツアー」が廃止された。また、本作ではオリジナルの16コースのほかに過去作のコースをリメイクした「レトロコース」が同じ数だけ収録されている。好評だったため次回作「マリオカートWii」以降にも引き続きレトロコースが登場する。レトロコースのコース名はハード名が先頭につく(例:64 チョコマウンテン、GC キノコブリッジ)。以下各カップ・コース一覧。今回よりレトロコースが登場したため、○○カップのカップは省略する。また、例によって過去作と名称被りが発生しているが全く関係はない。

キノコ第1:エイトクロスサーキット
キノコ第2:ヨッシーフォールズ
キノコ第3:プクプクビーチ
キノコ第4:ルイージマンション

フラワー第1:サンサンさばく
フラワー第2:モンテタウン
フラワー第3:ワルイージピンボール
フラワー第4:キノコリッジウェイ

スター第1:DKスノーマウンテン
スター第2:チクタクロック
スター第3:マリオサーキット
スター第4:キラーシップ

スペシャル第1:ワリオスタジアム
スペシャル第2:ピーチガーデン
スペシャル第3:クッパキャッスル
スペシャル第4:レインボーロード

こうら第1:SFC マリオサーキット1
こうら第2:64 モーモーファーム
こうら第3:GBA ピーチサーキット
こうら第4:GC ルイージサーキット

バナナ第1:SFC ドーナツへいや1
バナナ第2:64 フラッペスノーランド
バナナ第3:GBA クッパキャッスル2
バナナ第4:GC ベビィパーク

このは第1:SFC ノコノコビーチ2
このは第2:64 チョコマウンテン
このは第3:GBA ルイージサーキット
このは第4:GC キノコブリッジ

サンダー第1:SFC チョコレーとう2
サンダー第2:64 ヒュードロいけ
サンダー第3:GBA スカイガーデン
サンダー第4:GC ヨッシーサーキット

GC ベビィパークのみ5週規定、残りは3週規定。

・タイムアタック
最速レコードを目指すいつもの裏メインモード。事実上の直ドリゲーであるためチャンプの記録は凄まじく速い。本作では使用するカートによってキノコの数が1〜3個の間で変動する。

・VSモード
本作よりシステムが大幅に変更された。初代では2人、64以降は最大4人(ダブルダッシュ!!はLANケーブル使用で8人対応)までしかプレイできなかったが、本作では8人まで同時プレイに対応した。チーム戦が可能となり、コース選択も「まいかいえらぶ」「じゅんばん」「ランダム」から選択できる。COMも参戦するようになったため、COMの強さ(2人以上でのプレイなら無しも)も選択可能。ただし、以降のシリーズと違いチーム戦の場合どっちのチームに所属するかの選択権はなくプレイヤー含めてすべてのレーサーがランダムで振り分けられる。

・バトル
おなじみのふうせんバトルのほか、新たにあつめて!シャインが追加された。前作の2ルールは削除されている。VSモード同様1人プレイおよびチーム戦が可能となった。コースはニンテンドーDS、ゆうやみハウス、サザンリーフ、スイートタルト、64 ブロックとりで、GC どかんひろばの6つ。

・ミッションラン
本作最大の特徴であるモード。制限時間内(存在しないものもある)に与えられた課題をクリアすることが出来ればE〜☆☆☆の8段階で評価がつく。1レベル8ステージ+ボスステージの合計9ステージで7レベル存在する。

・アイテムとカート
前作からワンワン、ハート、ジャンボバナナ、クッパこうら、たまご2種が削除され、代わりにトリプルバナナ、キラー、ゲッソーが追加された。また、テレサが復活している。以下アイテム一覧。

・バナナ
・トリプルバナナ
・ミドリこうら
・トリプルミドリこうら
・アカこうら
・トリプルアカこうら
・トゲゾーこうら
・ボムへい
・にせアイテムボックス
・キノコ
・トリプルキノコ
・パワフルキノコ
・サンダー
・スター
・テレサ
・キラー
・ゲッソー

カートは1人あたり3台持っており、12キャラで合計36台。これにダウンロードプレイ専用のヘイホー(性能はヨッシーのスタンダードYSと同じ)を加えて37台が存在する。ある条件を満たすまではほかのキャラクターが持つカートに乗ることはできない。以下ヘイホーを除いたカート一覧。カッコ内は所有キャラ。

・Bダッシュ
・スタンダードMR
・シューティング・スター(以上マリオ)
・オバキューム
・スタンダードLG
・ストリームライン(以上ルイージ)
・ピアレス
・スタンダードPC
・ライトステップPC(以上ピーチ)
・エッグ・ワン
・スタンダードYS
・キューカンバー(以上ヨッシー)
・フラウリィ
・スタンダードDS
・ライトステップDS(以上デイジー)
・マッシュ
・フォー・ホイール・クレイドル
・スタンダードKO(以上キノピオ)
・ブルータル
・スタンダードWR
・ドラゴンフライ(以上ワリオ)
・ゴールド・マンティス
・スタンダードWL
・トリッパー(以上ワルイージ)
・ジャングルカーゴ
・スタンダードDK
・ワイルドライフ(以上ドンキーコング)
・タイラント
・スタンダードKP
・ハリケーン(以上クッパ)
・バニッシュ
・スタンダードKA
・カロン・カノン(以上カロン)
・HVC-BLS
・スタンダードRB
・HVC-LGS(以上HVC-012・ロボット)


6.マリオカートWii

2008年4月10日に発売されたWii用ソフト。新たに「バイク」と「ジャンプアクション」、「オートドリフト」が登場し、バイクは独特のハングオンと呼ばれるドリフト方式(通常のドリフトタイプのバイクも存在する)とウィリーで猛威を振るった。ゲームバランスの調整も上手くいっておらず、意欲作にして問題作という一長一短な作品に仕上がった。本作では初めて複数の形状のコントローラに対応している。使用可能なコントローラはWiiリモコン(+Wiiハンドル)、Wiiリモコン+ヌンチャク、Wiiリモコン+クラシックコントローラ、ニンテンドーゲームキューブコントローラの4つ。また、レースが8人から12人に変更された。前作に続きレーサーは単独で走るため、ダブルダッシュ!!の2人×8ペア=16人に次ぐ人数となっている。本体1台での最大プレイ人数は4人に戻ったが、ニンテンドーWi-Fiコネクションを用いたオンライン対戦は同時に12人まで参加可能になった。なお、本作では持ちカートシステムが廃止され、ダブルダッシュ!!同様に重量クラスごとに乗れるマシンが制限される。

・グランプリ
進行方式、採点方法などすべて前作と同じ。ただし、人数が増えたために順位に応じて獲得できるポイントが調整されている。本作でもオリジナル16コースとリメイク16コースの計32コースが収録されている。以下コース一覧。例によってオリジナルコースは過去作の同名コースとの関係は全くない。

キノコ第1:ルイージサーキット
キノコ第2:モーモーカントリー
キノコ第3:キノコキャニオン
キノコ第4:キノピオファクトリー

フラワー第1:マリオサーキット
フラワー第2:ココナッツモール
フラワー第3:DKスノーボードクロス
フラワー第4:ワリオこうざん

スター第1:デイジーサーキット
スター第2:ノコノコみさき
スター第3:メイプルツリーハウス
スター第4:グラグラかざん

スペシャル第1:カラカラいせき
スペシャル第2:ムーンリッジ&ハイウェイ
スペシャル第3:クッパキャッスル
スペシャル第4:レインボーロード

こうら第1:GC ピーチビーチ
こうら第2:DS ヨッシーフォールズ
こうら第3:SFC おばけぬま2
こうら第4:64 マリオサーキット

バナナ第1:64 シャーベットランド
バナナ第2:GBA ヘイホービーチ
バナナ第3:DS モンテタウン
バナナ第4:GC ワルイージスタジアム

このは第1:DS サンサンさばく
このは第2:GBA クッパキャッスル3
このは第3:64 DKジャングルパーク
このは第4:GC マリオサーキット

サンダー第1:SFC マリオサーキット3
サンダー第2:DS ピーチガーデン
サンダー第3:GC DKマウンテン
サンダー第4:64 クッパキャッスル

「ドンキージャングルパーク」が「(64) DKジャングルパーク」に名称変更された以外はハード名+リメイク前のコース名になっている。

・タイムアタック
おなじみ最速タイム追求モード。本作ではアドバンス以来のすべての組み合わせでトリプルキノコ所持でのスタートとなる。

・VSモード
基本的には前作と同じだが、アイテムの出現傾向が「なし」「ストイック」「おすすめ」「ダイナミック」から選べるようになったほか、レース数が一定の数(最小2〜最大32)に統一された。

・バトル
こちらも前作と基本的には同じだが、あつめて!シャインがあつめてコインに変更されている。ステージは以下の10個。

ブロックひろば
アクアリゾート
ファンキースタジアム
ワンワンルーレット
ドッスンさばく
SFC バトルコース4
GBA バトルコース3
64 まてんろう
GC クッキーランド
DS ゆうやみハウス

・キャラクター
本作は参加総数が非常に多いため、独立した項目で一覧形式にする。また、キャラごとに固有の性能補正が存在する。☆は隠しキャラで、このうちベビィデイジーはダブルダッシュ!!のキノピコ以来の新規キャラとなった。

・マリオ
・ルイージ
・ピーチ
・ヨッシー
・デイジー☆
・キャサリン☆
・ディディーコング☆
・クッパJr.☆
・ベビィマリオ
・ベビィルイージ☆
・ベビィピーチ
・ベビィデイジー☆★
・キノピオ
・キノピコ☆
・ノコノコ
・カロン☆
・ワリオ
・ワルイージ
・ドンキーコング
・ファンキーコング☆
・ロゼッタ☆
・クッパ
・ほねクッパ☆
・キングテレサ☆
・MiiスーツA☆
・MiiスーツB☆

・アイテムとマシン
本作ではテレサが再び削除され、きょだいキノコ、POWブロック、カミナリぐもが追加された(いずれも次作で削除)。また、キノコ系がすべて「ダッシュキノコ」に名称変更されている。使用できるアイテムは以下の通り。

・バナナ
・トリプルバナナ
・ミドリこうら
・トリプルミドリこうら
・アカこうら
・トリプルアカこうら
・トゲゾーこうら
・にせアイテムボックス
・ボムへい
・ダッシュキノコ
・トリプルダッシュキノコ
・パワフルダッシュキノコ
・きょだいキノコ
・POWブロック
・カミナリぐも
・ゲッソー
・サンダー
・スーパースター
・キラー

マシンは従来のカートに加えてバイクが増えており、前述の通りウィリーで猛威を振るった。そのため、次作では一旦削除されている。8では復活したが、ウィリーは廃止された。(ハ)印はハングオンバイクを示す。

・軽量級カート
スタンダード・カートS
スーパーベビィカー
ミニ・チャージャー
スーパープクプク
ホットラリー
ブルーファルコン

・軽量級バイク
スタンダード・バイクS
ロケットキラー(ハ)
ポケモーター
スピードスワン(ハ)
ライド・オン・カメック(ハ)
ジェットボール(ハ)

・中量級カート
スタンダード・カートM
ノスタルジア
ワイルドスター
スーパーゲッソー
ファンタジア
BダッシュMk.2

・中量級バイク
スタンダード・バイクS
マッハ・バイク(ハ)
キャンディ
ポロネーズ
インターセプター(ハ)
ドルフィンキック(ハ)

・重量級カート
スタンダード・カートL
サバイバルバギー
ファイアホットロッド
パックンカート
ファストグライド
トリッキー

・重量級バイク
スタンダード・バイクL
スーパーバウザー(ハ)
ワリオバイク
ティンクルスター
ワイルドスピア(ハ)
ファントム

7.マリオカート7

2011年12月1日に発売されたニンテンドー3DS・Newニンテンドー3DS用ソフト。キノピコ・ワルイージ推しにとって最も憎い作品。本作最大の特徴はカートが「フレーム」、「タイヤ」、「グライダー(新登場)」の3パーツに分解され、カスタマイズを楽しむことができるようになったことと、陸上に加えて水中と空中も走行(飛行)することができるようになったこと。また、携帯機ということもあってキャラクター数は大幅に削減されている。レースの人数はDS以前と同じ8人に戻った。本作では初代以来となるコインシステムが復活しており、コース上の至るところに落ちているほか、アイテムボックスからも入手できる。これらすべて初代と同じシステムである。タイムアタックのみ1度回収したコインは復活しない(ばら撒いたものも再回収不可)。一部コースではセクション制が採用され、そのコースは1週でゴールとなる。

・グランプリ
おなじみのモードなのでもう解説は不要だろう。変更点といえば最下位でも1ポイント入るようになったこと。以下コース一覧。本作よりレトロコースが「クラシックコース」に名称変更されている。(セ)印はセクション制コース。

キノコ第1:キノピオサーキット
キノコ第2:デイジーヒルズ
キノコ第3:プクプクラグーン
キノコ第4:ヘイホーカーニバル

フラワー第1:ウーフーアイランド1(セ)
フラワー第2:マリオサーキット
フラワー第3:ミュージックパーク
フラワー第4:ロックロックマウンテン

スター第1:パックンスライダー
スター第2:ワリオシップ
スター第3:ネオクッパシティ
スター第4:ウーフーアイランド2(セ)

スペシャル第1:DKジャングル
スペシャル第2:ロゼッタプラネット
スペシャル第3:クッパキャッスル
スペシャル第4:レインボーロード(セ)

こうら第1:64 ルイージサーキット
こうら第2:GBA クッパキャッスル1
こうら第3:Wii キノコキャニオン
こうら第4:DS ルイージマンション

バナナ第1:64 ノコノコビーチ
バナナ第2:SFC マリオサーキット2
バナナ第3:Wii ココナッツモール
バナナ第4:DS ワルイージピンボール

このは第1:64 カラカラさばく
このは第2:DS DKスノーマウンテン
このは第3:GC デイジークルーザー
このは第4:Wii メイプルツリーハウス

サンダー第1:Wii ノコノコみさき
サンダー第2:GC ディノディノジャングル
サンダー第3:DS キラーシップ
サンダー第4:SFC レインボーロード

・タイムアタック
これももう説明は不要だろう。グランプリやVS同様にコインが落ちているが、このモードでは回収したコインは復活しない。

・VSモード
なぜか本作ではダブルダッシュ!!以前と同じ複数人プレイ専用にされてしまった。ただしやれることは前作と大差ない。

・バトル
こちらは前作同様1人プレイが可能で、システムもほとんど同じ。あつめてコインが「コインバトル」に名称変更されたほか、最大値が10枚になっている。ステージはハニービーハウス、シャーベットリンク、ウーフータウン、64 ビッグドーナツ、GBA バトルコース1、DS サザンリーフの6つ。

・アイテム、キャラクター
前作の新アイテム3つすべてとにせアイテムボックスが削除され、ファイアフラワー、スーパーこのは、ラッキー7が追加された。また、トゲゾーを食らってもアイテムを落とさなくなっている。トゲゾー自体も羽がなくなりアドバンス以前のものに近い性能になった(追尾性能は変わらず)。使用可能なキャラクターは以下の17人。カッコ内は重量クラスを表す。

・マリオ(中重)
・ルイージ(中重)
・ピーチ(中軽)
・ヨッシー(中軽)
・デイジー(中軽)
・キノピオ(軽)
・ノコノコ(軽)
・ジュゲム(軽)
・ヘイホー(軽)
・ドンキーコング(重軽)
・ロゼッタ(重軽)
・ハナチャン(重軽)
・クッパ(重重)
・ワリオ(重重)
・メタルマリオ(重重)
・ハニークイーン(重重)
・Mii(中重)

ワルイージとキノピコは最終段階まで候補として残っていたものの、開発期間が短縮された影響でリストラとなってしまった。冒頭で書いた憎い作品ってのはそういう意味である。しかも、押し出されたキャラの代わりがジュゲムとハナチャンはともかくとしてほぼコンパチのメタルマリオと誰も歓迎しないであろうハニークイーンじゃそりゃ納得せんわな。ワルイージはDSのワルイージピンボールがリメイクされたし、キノピコは新規でミュージックパークがあるからそれで妥協してくれってことなんだろうけど、とてもそれに見合う代償ではない。実際この件に関してはクレームも多かったそうな。

・マシン
本作ではフレーム、タイヤ、グライダーに分割され、それぞれを組み合わせてカスタマイズすることになる。

・フレーム
スタンダード
スケルトン
Bダッシュ
バースデーガール
バナナバギー
エッグワン
ダンガンダック
H2O
ワルデービル
タルポッポ
ジェットサイダー
レトロまる
サンドランナー
クッパクラウン
コバルトセブン
マッハクイーン
ゴールドカート

・タイヤ
ノーマルタイヤ
スリックタイヤ
リングタイヤ
ローラータイヤ
スポンジタイヤ
ワイルドタイヤ
ワイルドレッド
ゴールドタイヤ
スーパーキノコ
ウッドリング

・グライダー
スーパーカイト
ピーチパラソル
パラフォイル
フラワーカイト
ビーストカイト
バサバサカイト
ゴールドカイト

8A.マリオカート8

2014年5月29日に発売されたWiiU用ソフト。走行コースに新たに反重力が追加され、ずっと問題視されてきたコースアウト時の復帰方法も変更されるなど、いわゆる「審判の買収」が事実上の廃止となり喜ばれた。しかし、アイテムバランスの明らかな調整不足やどう見てもやる気皆無なバトルモードなど、シリーズ最大の問題作でもある。せっかくコースアウト判定のバグがなくなったのに…
 ちなみに、据置機ということもあってレース人数は再び12人となった。

・グランプリ
毎度おなじみ4コースの合計点数を競うモード。本作ではダブルダッシュ!!以来となるグランプリの4人同時プレイが可能となった。以下コース一覧。

キノコ第1:マリオカートスタジアム
キノコ第2:ウォーターパーク
キノコ第3:スイーツキャニオン
キノコ第4:ドッスンいせき

フラワー第1:マリオサーキット
フラワー第2:キノピオハーバー
フラワー第3:ねじれマンション
フラワー第4:ヘイホーこうざん

スター第1:サンシャインくうこう
スター第2:ドルフィンみさき
スター第3:エレクトロドリーム
スター第4:ワリオスノーマウンテン

スペシャル第1:スカイガーデン
スペシャル第2:ホネホネさばく
スペシャル第3:クッパキャッスル
スペシャル第4:レインボーロード

こうら第1:Wii モーモーカントリー
こうら第2:GBA マリオサーキット
こうら第3:DS プクプクビーチ
こうら第4:N64 キノピオハイウェイ

バナナ第1:GC カラカラさばく
バナナ第2:SFC ドーナツへいや3
バナナ第3:N64 ピーチサーキット
バナナ第4:3DS DKジャングル

このは第1:DS ワリオスタジアム
このは第2:GC シャーベットランド
このは第3:3DS ミュージックパーク
このは第4:N64 ヨッシーバレー

サンダー第1:DS チクタクロック
サンダー第2:3DS パックンスライダー
サンダー第3:Wii グラグラかざん
サンダー第4:N64 レインボーロード

たまご第1:GC ヨッシーサーキット
たまご第2:エキサイトバイク
たまご第3:ドラゴンロード
たまご第4:ミュートシティ

どうぶつ第1:GC ベビィパーク
どうぶつ第2:GBA チーズランド
どうぶつ第3:ネイチャーロード
どうぶつ第4:どうぶつの森

ゼルダ第1:Wii ワリオこうざん
ゼルダ第2:SFC レインボーロード
ゼルダ第3:ツルツルツイスター
ゼルダ第4:ハイラルサーキット

ベル第1:3DS ネオクッパシティ
ベル第2:GBA リボンロード
ベル第3:リンリンメトロ
ベル第4:ビッグブルー

・タイムアタック
毎度おなじみ最速タイムを追求するモード。システムはこちらも前作と全く同じで、1度回収したコインが復活しないのも変わってない。ただ、ゴーストのリプレイだとコインが回収されてない(左下の枚数表示は正常にカウントされる)のはいかがなものだろうか。

・VSモード
前作で1人プレイが不可能になったのはクレームが多かったためか、本作では再び1人プレイができるようになった。基本的にはWiiと同じだが、同作と比べて設定がキャラ選択前からレース開始直前に変わっている。チーム戦機能も引き続き搭載されているが、Wiiとは違って同じチームが投げたこうら等でも食らった扱いになる。

・バトル
歴代で最もやる気がないバトルモードだと思う。ステージはなんと8つすべてレースコースの使い回し。そしてルールはアドバンス以来となるふうせんバトルオンリーに(そもそも選択画面の表示がバトルではなくふうせんバトル)。選択可能なステージはマリオサーキット、キノピオハーバー、Wii モーモーカントリー、N64 キノピオハイウェイ、GC カラカラさばく、SFC ドーナツへいや3、GC シャーベットランド、N64 ヨッシーバレー。

・アイテム
本作では出現範囲の仕様が変更され、順位基準から1位との距離基準になった。結果的に特に混戦状態においてアイテムの威力が大幅に弱体化した。また、ラッキー7がコインを追加する形でミラクル8に昇格され、ブーメランフラワー、パックンフラワー、スーパークラクションが新たに追加された。サンダー、トリプルバナナ、トリプルダッシュキノコの仕様に少し変更が加えられ、スーパースター状態でもサンダーを食らうとアイテムが消えるようになっている(後述の8デラックスでは無敵に戻された)。トリプルバナナとトリプルダッシュキノコはトリプルミドリこうら・トリプルアカこうら同様マシンの周りを回るようになった(タイムアタックのトリプルダッシュキノコは従来通り)。以下一覧。

・バナナ
・トリプルバナナ
・ミドリこうら
・トリプルミドリこうら
・アカこうら
・トリプルアカこうら
・ファイアフラワー
・トゲゾーこうら
・ダッシュキノコ
・トリプルダッシュキノコ
・パワフルダッシュキノコ
・スーパースター
・キラー
・ボムへい
・ゲッソー
・サンダー
・ミラクル8
・パックンフラワー
・ブーメランフラワー
・コイン

冒頭で「アイテムバランスの明らかな調整不足」と書いたが、上記の仕様変更に加えてアイテムボックスの数が異常なほど減っており、1周するごとに3回程度しか取得できない。48コースの中で最も長いキノピオハーバーですら路面電車の後ろのものを除くと4箇所しかない上、仕様変更による全体的な弱体化やコースアウト後復帰の高速化も相まって非常に評判が悪い。特にトゲゾーこうらの大幅な弱体化とそのトゲゾーこうらを破壊できるスーパークラクションの登場は1位の独走をみすみす許すことになる確率が非常に高い。さらに2位〜6位では1位同様バナナやこうら系ばかりが出てくるので醜い潰し合いになることが多い。アイテムによるハチャメチャで熱いレース展開が売りだったが故にそれを自ら消してしまうような変更はどうなのか。

・キャラクター
基本的にはWiiのものをベースとしており、一部撤退や新規キャラが存在する。前作で最後の最後でリストラし大ブーイングを受けたワルイージ、キノピコもめでたく復活し、さらにクッパ7人衆が全員揃って参戦するなど嬉しい変更が目立つ。そして完全新規でベビィロゼッタが爆誕。キノピコ、ベビィデイジーに次いで3番目のマリオカート出身キャラとなった。その一方で残念ながら消えてしまったキャラも存在し、キャサリン、ディディーコング、、クッパJr.、カロン、キングテレサが本作でリストラ。代わりにメタルマリオとピンクゴールドピーチが追加されているが、なぜメタル系コンパチを選んだのか。ちょっと採用担当者を問い詰めたい。以下一覧。カッコ書きはDLC購入特典のキャラ。カラーバリエーションは省略している。

・マリオ
・ルイージ
・ピーチ
・ヨッシー
・(タヌキマリオ)
・デイジー
・(ネコピーチ)
・キノピオ
・キノピコ
・ベビィマリオ
・ベビィルイージ
・ベビィピーチ
・ベビィデイジー
・ベビィロゼッタ
・(しずえ)
・ノコノコ
・ヘイホー
・ジュゲム
・(むらびと)
・レミー
・ラリー
・イギー
・ウェンディ
・ルドウィッグ
・ロイ
・モートン
・ワリオ
・ワルイージ
・ロゼッタ
・クッパ
・(ほねクッパ)
・ピンクゴールドピーチ
・ドンキーコング
・(リンク)
・メタルマリオ
・Mii


・マシン
前作と同じく3つに分類され、カスタマイズが可能となっている。本作ではウィリーが演出のみ(性能に影響なし)になった上でバイクが復活し、オフロードに強いATV(バギー)が登場。バイクはウィリー廃止の代わりにスーパーミニターボがかかるようになっている。以下一覧。フレームのカッコ内はカ=カート、ド=ドリフトバイク、ハ=ハングオンバイク、ATV=ATV(バギー)。

・フレーム
スタンダードカート(カ)
スケルトン(カ)
ネコクラシカル(カ)
スタンダードバイク(ド)
スーパーコメット(ハ)
マッハGP(ハ)
バーニングボール(ド)
モト・ドーザー(ド)
ジェットライダー(ハ)
ヨッシーバイク(ハ)
マスターバイク(ハ)
そらまめ(ド)
きせかえスクーター(ド)
スニーカート(カ)
パタテンテン(カ)
クッパシップ(カ)
スティールダイバー(カ)
スタンダードATV(ATV)
くまライド(ATV)
ハナチャンバギー(ATV)
バウザートライク(ATV)
ビートデイモン(カ)
トライマッシュ(カ)
Gフォース(カ)
ターボ・ワン(カ)
スーパースター(カ)
ゴールドカート(カ)
GLA(カ)
300SL ロードスター(カ)
W25 シルバーアロー(カ)
ブルーファルコン(カ)
Bダッシュ(カ)
タヌキバギー(カ)
わくわくビートル(カ)
Pウイング(カ)

・タイヤ
ノーマルタイヤ
ノーマルブルー
スリックタイヤ
サイバースリック
ワイルドタイヤ
ワイルドホット
ローラータイヤ
スカイローラー
リングタイヤ
スパイシーリング
ブロックタイヤ
クリームブロック
メタルタイヤ
ボタンタイヤ
スポンジタイヤ
ウッドリング
ゴールドタイヤ
クッションタイヤ
GLAホイール
トライフォースタイヤ
リーフタイヤ

・グライダー
スーパーカイト
セイルプレーン
ズングリカイト
ワリオカイト
パラシュート
パラフォイル
もくもくバルーン
ピーチパラソル
フラワーカイト
パラフォイル MKTV
クッパだこ
ゴールドカイト
かみひこうき
ハイラルカイト

8B:マリオカート8デラックス

2017年4月28日に発売されたNintendo Switch用ソフト。タイトルから分かる通りWiiUですでに発売済みのマリオカート8(以降8無印と表記)を完成形にした上でのSwitch移植であり、基本は同じものの結構な違いが存在する。本項では8無印から変更された点のみを扱う。

・ウルトラミニターボの追加
新たに3段階目となるミニターボが設定された。火花の色はピンク。

・アイテムの2個持ち復活
ダブルダッシュ以来となるアイテムの2個持ちができるようになり、それに伴ってダブルアイテムボックスが出現するようになった。8無印ではアイテムが大幅な弱体化となってしまったのでこの変更により再びアイテムが乱れ飛ぶマリオカートらしさが蘇っている(ただし、アイテムそのものはほとんど変わっていない)。ダブルダッシュ!!と違いアイテムの順番を入れ替えることはできない。

・アイテムに「羽根」「テレサ」が復活
羽根はスーパーマリオカート以来25年ぶりの復活。バトルでのみ出現し、相手を羽根で飛び越えると風船を奪うことができる。テレサはマリオカートDS以来の復活で、効果もかつてと同じ。

・レーサーの復活と追加
8無印ではリストラされてしまった「カロン」「キングテレサ」「クッパJr.」の3キャラが復活し、「ボーイ」「ガール」「ゴールドマリオ」が新規で追加。ゴールドマリオのみ隠し扱いで、それ以外は既存キャラも含めてすべて初期状態で使用可能。

・バトルの大幅な改善
8無印ではやる気皆無だったバトルがリニューアルされ、モードに「いただきシャイン」「ドッカン!ボムへい」「あつめてコイン」が復活、「パックンVSスパイ」が新規で追加されている。新規追加のパックンVSスパイのみチーム戦専用。鬼ごっこと似たルールで、スパイ側が1人でも逃げ切ればスパイ側の勝利、スパイ側が全滅すればパックン側の勝利。復活したもののルールに変更はないが、ドッカン!ボムへいのボムへいはスティックを上に倒してる時間が長いほど遠くへ飛ぶシステムに変更された。
 また、ステージも一新され、8無印の8ステージは選択不可能になった。新たなバトルステージはバトルスタジアム、スカイスイーツ、ドラゴンドージョー、ムーンステーション、3DS ウーフータウン、GC ルイージマンション、
SFC バトルコース1、デカライン高架下の8つ。
・その他
使用可能なコントローラはJoy-Con、Nintendo Switch PROコントローラであるが、本体ver4.0.0以上ではスマブラfor用接続タップを介することでニンテンドーゲームキューブコントローラが使用可能になった。

マリオカート25年の歴史(前編)

2017-12-06 23:18:55 | スーパーマリオ
以前からこういうのやってみたいなーとは思ってたんですよね。マリオカートシリーズはスーパーマリオでも特に思い入れの深いゲームなんで初回にはぴったりなんじゃないかと。
※本項では家庭版のみ扱います。

1.スーパーマリオカート

1992年8月27日発売、スーパーファミコン用ソフト。記念すべき初回作だが、以降の作品とは随所の仕様が異なる。スーパーファミコンのコントローラ端子が2つしかないため、最大プレイ人数は2人となっている。2人プレイを前提とした設計のため、1人プレイでも画面が上下に分割されるのが特徴。
 全体的にコースが短く、シリーズ通して唯一5週がデフォルト周回数になっている。ただし、「マリオカートDS」以降でリメイクされたコースはすべて3週に削られたので、完走にかかる時間はさらに短くなっている。他のレースゲームにはない「アイテム」の存在がマリオカートが根強い人気を獲得している理由だろう。アイテムはアイテムパネルを踏むと入手できるが、以降のシリーズと違いバトルゲーム以外では1度踏むと復活することは無い。また、本作のみタイムアタックはキノコ無しで臨む。コース上にはコインが落ちており、10段階までスピードアップが可能(「マリオカート7・8・8デラックス」と同じ仕様)。
 選択可能なキャラクターはマリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシー、クッパ、キノピオ、ノコノコ、ドンキーコングjr.の8人で、4タイプに分かれる。マリオカートGPモードでは選択しなかったキャラクターはすべてCOMになる。

・マリオカートGP
マリオカートのメインモードとも言える存在で、8台のカートで競走を行い総合優勝を目指すモード。第1レースのスタートは必ず8位から、第2レース以降は前レースでの順位からのスタートとなり、以降のシリーズ全作品に共通する方式である。2人プレイの場合は1P側が8位、2P側が7位で第1レースのスタートを切る。一部コースの構造がタイムアタックやVSマッチレースと異なっている。5位以下でゴールすると次のコースへ進むことが出来ず、リトライかリタイアを選択することになる。リトライ可能回数は初期状態で3回であるが、同じ順位を3回連続で取ると1回分増える。
 1カップ5コースで4カップ、合計20コースが存在する。最後のスペシャルカップは隠しカップとなっており、100cc全カップで優勝することで解禁される。スペシャルカップでも優勝すると150ccが出現する。50ccではスペシャルカップは解禁後も選択不可。各カップおよびコースは以下の通り。

キノコカップ第1:マリオサーキット1
キノコカップ第2:ドーナツへいや1
キノコカップ第3:おばけぬま1
キノコカップ第4:クッパじょう1
キノコカップ第5:マリオサーキット2

フラワーカップ第1:チョコレーとう1
フラワーカップ第2:おばけぬま2
フラワーカップ第3:ドーナツへいや2
フラワーカップ第4:クッパじょう2
フラワーカップ第5:マリオサーキット3

スターカップ第1:ノコノコビーチ1
スターカップ第2:チョコレーとう2
スターカップ第3:バニラレイク1
スターカップ第4:クッパじょう3
スターカップ第5:マリオサーキット4

スペシャルカップ第1:ドーナツへいや3
スペシャルカップ第2:ノコノコビーチ2
スペシャルカップ第3:おばけぬま3
スペシャルカップ第4:バニラレイク2
スペシャルカップ第5:レインボーロード

 1つのコースの背景を流用して複数のコースが作られるのが基本だが、レインボーロードのみ流用されることはなく、専用のものになっている。結果としてレインボーロードだけはナンバリングが無い。

・タイムアタック
1台で走行し、最速タイムを目指す1人プレイ専用モード。排気量は100ccで固定されているほか、本作のみキノコ無しでの挑戦となる。このモードのみアイテムが出現しない。マリオカートのもう一つのメインモードでもあり、毎作とてつもないタイムを叩き出すプレイヤーが存在する。

・VSマッチレース
2台で走行し、先着ゴールを目指す2人プレイ専用モード。コースはタイムアタック準拠だが、システムはマリオカートGPとほぼ同じ。

・バトルゲーム
2台で競走し、アイテムによる攻撃そのもので勝敗を決めるモード。レース形式ではないためゴールが存在しない。コースはバトルコース1〜4の専用コースから選択する。お互いのカートについている3つの風船を先に割ったほうが勝利となる。

・アイテム
本作で登場するアイテムの種類一覧と仕様。コース内に置かれた「?」マークのパネルを踏むことでルーレット形式で入手する。バトルゲーム以外では1度踏むと復活することは無い。

■キノコ
■羽根
■スーパースター
■ミドリこうら
■アカこうら
■バナナ
■イナズマ
■コイン
■テレサ

COMがアイテムを使うのはプレイヤーが2位以下の場合は真ん前の1台、1位の場合は真後ろの1台のみ。種類問わず設置する以外はしてこない。プレイヤーが1位か周回遅れなら放物線上に投げる。プレイヤーとは違い無制限で使用可能だが、キャラクターによって使用アイテムは固定されている。


2.マリオカート64

1996年12月14日発売、ニンテンドウ64用ソフト。根本は前作と変わらないのでそちらを参照されたし。以下は前作からの大きな変更点。

・コースが立体的な3D構造化
・スピードアップ効果を持つコインの廃止
・アイテムの入手方法変更
・コース数削減
・周回数の削減とそれに伴う長大化
・最大プレイ人数が4人に拡大

選択可能なキャラクターはマリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシー、キノピコ、ワリオ、2代目ドンキーコング、クッパの8人。前作からノコノコとドンキーコングjr.が削除され、代わりにワリオと2代目ドンキーコングが追加されている。タイプは軽量級・中量級・重量級の3つに簡略化された。以下、各モード解説。

・マリオGP
前作同様8台でレースして総合優勝を目指すモード。5位以下でゴールすると次のコースへ進めないのも同じ。ただし、リトライ回数の制限がなくなった代わりにゴール前のリトライはできなくなった。前作では同じ場所からは1度しか入手できなかったアイテムパネルはすぐに復活するアイテムボックスに変更された。本作ではスペシャルカップが最初から選択可能であり、50ccでも選択可能になっている。150ccで全カップ優勝すると以降の作品の「ミラー」に相当するおまけモードが解禁される。ただし、ミラーと異なりおまけの排気量は100ccとなっている。各カップおよびコースは以下の通り。前作から4コース減らされた代わりに重複することはなくなったが、一部コースの名前は前作と同じものが使われている。当然だが両者に関係はまったくない。

キノコカップ第1:ルイージサーキット
キノコカップ第2:モーモーファーム
キノコカップ第3:ノコノコビーチ
キノコカップ第4:カラカラさばく

フラワーカップ第1:キノピオハイウェイ
フラワーカップ第2:フラッペスノーランド
フラワーカップ第3:チョコマウンテン
フラワーカップ第4:マリオサーキット

スターカップ第1:ワリオスタジアム
スターカップ第2:シャーベットランド
スターカップ第3:ピーチサーキット
スターカップ第4:クッパキャッスル

スペシャルカップ第1:ドンキージャングルパーク
スペシャルカップ第2:ヨッシーバレー
スペシャルカップ第3:ヒュードロいけ
スペシャルカップ第4:レインボーロード

本作では「データ」モードで各コースのタイムアタック記録とともに全長を見ることができる。それによると1位:レインボーロード・全長2000m、2位:ワリオスタジアム・全長1591m、3位:キノピオハイウェイ・全長1036m。

・VS
こちらは前作と全く同じ。ただし、妨害キャラがキラーボールから爆弾ミニカーに変更されている。

・バトル
こちらも前作とほとんど変わらないが、3人以上でやると風船がなくなったプレイヤーのカートが爆弾ミニカーになり、1度だけ生き残っているプレイヤーに特攻することができるようになっている。また、コースアウトや当たり負けによるスピンでも風船を失う仕様になった。選択可能なコースはビッグドーナツ、ブロックとりで、ダブルデッキ、まてんろうの4つ。

・アイテム
本作ではコインと羽根が削除され、トリプルキノコ、パワフルキノコ、トリプルミドリこうら、トリプルアカこうら、トゲゾーこうら、バナナセット、にせものアイテムが追加されたほか、イナズマがサンダーに名称変更されている。バトルコースではキノコ、トリプルキノコ、パワフルキノコ、トゲゾーこうら、サンダーは出現しない。以下は本作で使用できるアイテム一覧。

・キノコ
・トリプルキノコ
・パワフルキノコ
・ミドリこうら
・トリプルミドリこうら
・アカこうら
・トリプルアカこうら
・トゲゾーこうら
・スーパースター
・サンダー
・テレサ
・バナナ
・バナナセット
・にせものアイテム
 また、COMのアイテム使用に関しても変更が加えられた。全キャラ共通のパターンとなったが、アイテムボックスから取得せずにランダム使用なのは変わらず、バナナ・にせものアイテム・サンダー・テレサ・スターの5種類しか使わない。


3.マリオカートアドバンス

2001年7月21日発売、ゲームボーイアドバンス用ソフト。システム的には前作である64よりも初代のSFCに近いものになっている。ただし、使用可能なキャラクターは64と同じ8人となっている。以下、本作での主な変更点。

・コインが復活
・リトライ回数制限が復活
・マリオGPモードにおいて評価制導入
・フリーランモード実装
・「サンダーカップ」追加

以下、各モード解説。

・マリオGP
前作同様8台でレースして総合優勝を目指すモード。本作より評価制が採用され、☆☆☆〜Eの7段階で評価される。1カップ4コースが5カップで合計20コースのほか、100枚以上コインを集めて優勝するとSFCの全コースが収録されたおまけが出現する。本作のSFCコースのリメイクのみ原作同様5周となっている。各カップおよびコースは以下の通り。

キノコカップ第1:ピーチサーキット
キノコカップ第2:ヘイホービーチ
キノコカップ第3:リバーサイドパーク
キノコカップ第4:クッパキャッスル1

フラワーカップ第1:マリオサーキット
フラワーカップ第2:テレサレイク
フラワーカップ第3:チーズランド
フラワーカップ第4:クッパキャッスル2

サンダーカップ第1:ルイージサーキット
サンダーカップ第2:スカイガーデン
サンダーカップ第3:プクプクアイランド
サンダーカップ第4:サンセットこうや

スターカップ第1:スノーランド
スターカップ第2:リボンロード
スターカップ第3:ヨッシーさばく
スターカップ第4:クッパキャッスル3

スペシャルカップ第1:レイクサイドパーク
スペシャルカップ第2:オンボロさんばし
スペシャルカップ第3:クッパキャッスル4
スペシャルカップ第4:レインボーロード

この他、前述の通りおまけとして「スーパーマリオカート」の全20コースがそのまま収録されている。ただし、容量の都合かドッスンなどはすべて撤去されている。

・タイムトライアル
前作、および初代の「タイムアタック」に相当するモード。なぜか本作のみ「タイムトライアル」表記である。前作同様トリプルキノコを所持した状態でスタートし、本作ではトリプルキノコが出現するのはこのタイムトライアルのみ。

・フリーラン
「マリオカートDS」以降のVSモードに近い存在で、マリオGP同様に8台でレースするが、コースや周回数、アイテム・コインの有無をプレイヤーが自由に選択可能。特に周回数まで設定できるのは本作と次作「マリオカート ダブルダッシュ!!」だけ。

・VS
2〜4人で自由に走って競う前作同様のモード。本作ではそれに加えてレース開始時のトリプルキノコ有無を選択できる(ただし1カートリッジプレイでは不可)。

・バトル
2〜4人でそれぞれのカートについている3つの風船を割るモード。ルールは前作と同じだが、コースはSFCと同じくバトルコース1〜4に戻っている。ただし、SFCの同名コースとは全く関係ない。

・アイテム
トリプルキノコとバナナセットが削除された。トリプルキノコはタイムトライアルおよびVSの特定の設定下で出現する。新規アイテムは無い。


4. マリオカート ダブルダッシュ!!

2003年11月7日発売、ニンテンドーゲームキューブ用ソフト。2人乗りシステムやスペシャルアイテム制度など、マリオカートシリーズの中でも異色の作品。スペシャルアイテム制度は後にアーケードグランプリ2でも採用されたが、2人乗りシステムは未だ本作が唯一である。ちなみに、LANケーブルorハブを用いて最大8台×2キャラ=16人で対戦が可能。以下、主な変更点。

・2人乗りシステムの採用
・それに伴う大幅なキャラの増加
・ミニジャンプが一時的に廃止
・スペシャルアイテム制度の採用
・ダブルアイテムボックスが追加
・「オールカップツアー」が追加
・「ミラー」が追加(実質64以来の復活)
・リトライシステムの廃止

本作の最大の特徴として2人乗りシステムの採用があり、その結果として大幅に選択可能なキャラクターが増えている。本作では従来の8キャラに加えてキャサリン、デイジー、ベビィマリオ、ベビィルイージ、パタパタ、キノピコ、ワルイージ、ディディーコング、クッパJr.、ボスパックン、キングテレサが新たに使用可能となり、さらに「スーパーマリオカート」よりノコノコが復活し、合計20キャラの中から2人選ぶことになる。この中でもキノピコは異色の存在で、この「マリオカート ダブルダッシュ!!」が初めての登場である。マリオカートがデビュー作というキャラクターは今まで存在せず、キノピコが初めて。本作ではカート側にも重量が存在し、選んだ2人のうち重いほうの重量と同じクラスのカートしか乗れない。20キャラすべてに固有カートが割り振られていて、カートごとに性能が異なるのでキャラだけでなくカート選びも重要となる。

・グランプリ
本作より「マリオGP」から名称が変更された。前作までからの最大の変更としてリトライシステムの廃止がある。これに伴ってドライバーズポイントの数も変動し、1位:10ポイント、2位:8ポイント、3位:6ポイント、以下1つ下がるごとに1ポイントずつ減少というスタイルになったほか、最下位でも次のレースに進むことができるようになった。本作では64と同じ1カップ4コースで4カップの合計16コースに戻ったが、SFC同様最後のスペシャルカップは隠しカップとなっている。また、150ccのスペシャルカップで優勝すると全16コースを連続で走る「オールカップツアー」が出現し、これも優勝すると「ミラー」が出現する。64のおまけモードと違いミラーは150cc相当に変更されている。以下、各カップおよびコース一覧。「マリオカート64」と同名のコースがあるが、こちらも全く関係はない。

キノコカップ第1:ルイージサーキット
キノコカップ第2:ピーチビーチ
キノコカップ第3:ベビィパーク
キノコカップ第4:カラカラさばく

フラワーカップ第1:キノコブリッジ
フラワーカップ第2:マリオサーキット
フラワーカップ第3:デイジークルーザー
フラワーカップ第4:ワルイージスタジアム

スターカップ第1:シャーベットランド
スターカップ第2:キノコシティ
スターカップ第3:ヨッシーサーキット
スターカップ第4:DKマウンテン

スペシャルカップ第1:ワリオコロシアム
スペシャルカップ第2:ディノディノジャングル
スペシャルカップ第3:クッパキャッスル
スペシャルカップ第4:レインボーロード

ベビィパークは7週、ワリオコロシアムは2週で終了となる。また、オールカップツアーで走る順番は最初のルイージサーキットと最後のレインボーロードを除いてランダム。

・タイムアタック
1台で走って最速タイムを目指すいつものモード。本作では前後のキャラが1つずつ、合計2個のキノコを持って挑戦する。シリーズを通して唯一ゴーストが本体ではなくメモリーカードに保存される。

・VS
2〜4台で走って競うモード。本作ではタイトル画面内の「オプション」からアイテムの出現傾向と周回数が設定可能。

・バトル
本作では従来のふうせんバトルに加えて新たに「いだたきシャイン」と「ドッカン!ボムへい」が収録された。いただきシャインはコース内に1つだけ落ちているシャインを拾って逃げるゲーム、ドッカン!ボムへいはボムへいを相手めがけて投げつけるゲーム。コースはクッキーランド、ブロックシティ、ゲームキューブ、どかんひろば、ルイージマンション、ぐらぐらマリオの6つから選択可能。

・アイテムとカート
本作のもう一つの特徴としてスペシャルアイテム制度の採用がある。キャラクター選択画面で縦に並んだ2人(と固有のスペシャルアイテムを持たないボスパックン、キングテレサの合計4人)だけが使用できる専用アイテムで、アーケードグランプリの3作を除けば本作しか登場しないアイテムも多い。また、本作以降COMのアイテムがランダム使用からアイテムボックス通過取得後に使用に変更された。その他、本作のみトリプル系のアイテムを持った状態でスピンor転倒すると手持ちアイテムが1個のみになる。以下、一覧。

①通常アイテム
・キノコ
・トリプルキノコ
・ミドリこうら
・アカこうら
・バナナ
・にせアイテムボックス
・サンダー
・スーパースター
・トゲゾーこうら

②スペシャルアイテム
※保持キャラクターには一部略称を使用している。

・ファイアボール(マリオ、ルイージ)
・ハート(ピーチ、デイジー)
・タマゴ(ヨッシー、キャサリン)
・ワンワン(ベビィマリオ、ベビィルイージ)
・パワフルキノコ(キノピオ、キノピコ)
・トリプルこうら(ノコノコ、パタパタ)
・ボムへい(ワリオ、ワルイージ)
・ジャンボバナナ(ドンキー、ディディー)
・クッパこうら(クッパ、クッパJr.)

ボスパックンとキングテレサにはスペシャルアイテムの設定がなく、代わりにすべてのキャラクターのスペシャルアイテムが低確率で出る「オールスペシャル」となっている。

③カート
本作から数が増えたのでアイテムと同じ場所にまとめる。カッコ内は所有キャラクター。

(1)軽量級
・ぶーぶーカート(ベビィマリオ)
・がらがらカート(ベビィルイージ)
・ノコノコダッシュ(ノコノコ)
・パタパタウィング(パタパタ)
・ピオピオカート(キノピオ)
・ピコピコカート(キノピコ)
・マグナムカート(クッパJr.)
・タルポッポ(ディディーコング)

(2)中量級
・レッドファイア(マリオ)
・グリーンファイア(ルイージ)
・ロイヤルハート(ピーチ)
・キューティーフラワー(デイジー)
・ヨッシーターボ(ヨッシー)
・キャサリンターボ(キャサリン)
・ワルイージバギー(ワルイージ)

(3)重量級
・DKジャンボ(ドンキーコング)
・ワリオカー(ワリオ)
・キングクッパ(クッパ)
・フラワードッカン(ボスパックン)
・ゴーストドッカン(キングテレサ)

(4)特殊※全てのコンビで使用可能
・スーパーパレードカート


長くなってしまったので、5.マリオカートDS以降は次の記事に持ち越したいと思います。

前回記事の補足など

2017-11-21 17:21:17 | スーパーマリオ
2003年11月7日、GCソフト「マリオカート ダブルダッシュ!!」でデビューを飾って以来多くの作品に出演してきたキノピコですが、実は明かされている設定はあまり多くありません。前回の記事では出演作を中心とした解説をしましたが、補足集的な存在になるこちらでは彼女自身のことに重点を置いて話を進めていきましょう。

 まず、彼女のデビュー作となった『マリオカート ダブルダッシュ!!』発売時点ですが、この時明らかになっていたのは「名前がキノピコ(海外版ではToadette)である」ことだけでした。ちなみに、ローマ字表記だと「KINOPIKO」になります。彼女は正確にはキノピオの一種であり、固有名詞を持つキノピオといった扱いをされています。キノピオ自体に性別を決めていない(性別は存在するが、総称キノピオでまとめられているので個々の性別までは明かされない)ため、キノピコが女性であるという確証はありません。しかし、名前に日本語で女性名を表すことが多い「コ」が入っていること、海外版でもフランス語で女性名を表す「-ette」が入っていること、おさげがあること、ワンピースを着ていること、多くの作品で「女の子」という説明がされていることなどから、ほとんどの人はキノピコを女性と捉えています。

 2作目『ペーパーマリオRPG』では、動物好きの設定が新たに追加されました。また、『マリオカート ダブルダッシュ!!』のアートワークで使用された、赤のワンピースにワインレッドの上着というスタイルが採用されています。ゲーム画面内にこの姿で登場するのは後にも先にもこの『ペーパーマリオRPG』のみとなっています。また、本作ではお姉さんっぽい口調でセリフを言っています。

 4作目『マリオパーティ6』では初めてマリオパーティシリーズへの登場となり、ボイスも新規に収録されました。『ペーパーマリオRPG』で採用された赤のワンピースにワインレッドの上着というスタイルは採用されず、『マリオカート ダブルダッシュ!!』のゲーム内と同じ、ピンクのワンピースに赤の上着というスタイルに戻っています。ミニゲーム勝利時のあのボイスが強烈なインパクトを残したことは間違いないでしょう。未だに「キノピコの声=マリオパーティ6のもの」という印象が抜けません。ネット上を探るとこの時の声は嫌いという人も多くいますが、私はアリだと思います。というか普通に好きです。

 5作目『マリオパーティアドバンス』では、口調が再度変更され、現行のものに近くなっています。新規設定は特にありませんでした。

 7作目『Dance Dance Revolution with MARIO』では、再び口調が変更され、ツンデレ要素の強いものになっています。これもこれでかわいいので好きです。

 8作目『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』では、キノピオたちのアイドルという設定が追加されました。また、初めてキノピコが女性であると明言された作品でもあります。スポーツ系の作品ではこの時の設定が今なお色濃く残っており、トップクラスの足の速さや最低レベルのパワーなどは本作の設定から引き継がれています。

 10作目『マリオパーティ8』では、ボイスの担当声優がジェン・テイラー氏からサマンサ・ケリー氏に変更され、従来よりも声が高くなりました。また、本作ではピーチ姫を「頼れるお姉さん」として尊敬していることが明らかになっています。

 12作目『マリオパーティDS』では、新たに趣味:音楽の設定が追加されました。久しぶりのNPCキャラですが、やはり口調が変更され、ようやく方向性が固まりました。『Dance Dance Revolution with MARIO』で見られたツンデレ要素は削除され、『マリオパーティアドバンス』の口調に近いものになっています。

 14作目『マリオカートWii』では、ボイスが新規収録のものに差し替えられました。担当声優はサマンサ・ケリー氏のままですが、『マリオパーティ8』とはだいぶ印象が異なるものになっています。キノピコ以外でもそうなんですが、マリオパーティシリーズとそれ以外とではボイスの方向性に差があるように感じます。

 15作目『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』では、ほかのキノピオたちがクッパJr.を恐れてマリオの仲間になることを躊躇する中、キノピコは「ダメと言われてもついていくから!」と、話しかけるだけで仲間になってくれる描写があります。ペーパーマリオRPGの頃から既に現れてはいましたが、本作以降「キノピオより勇敢である」という性格がより明確な形で表現されるようになりました。

 16作目『マリオゴルフ ワールドツアー』では約6年ぶりに復活を果たし、それに伴ってキノピコの仕草の多くがリニューアルされています。本作ではキノピオたちのアイドルという設定が活かされており、バーディーを除いてカップイン後にはキノピオたちが応援に来てくれるという演出があります。

 17作目『マリオカート8』では再びボイスが新規収録のものに変更されているほか、ジャンプアクション時などのモーション全般も1から作り直されています。

 18作目『進め!キノピオ隊長』では、初のヒロインを担当しています。ボイスは本作限定の新規収録のものに差し替えられ、さらに探検服姿での登場となりました。これはアクションシリーズ作品限定で、それ以外の作品はこれ以降の登場でも従来通りピンクのワンピースに赤の上着のスタイルが引き続き採用されています。

 20作目『マリオパーティ10』ではまたもボイスが一新されました。やはりほかの作品とは違うマリオパーティシリーズ独特のものになっています。

 22作目『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』では久しぶりのNPCキャラになりました。やはり口調が変更されていて、敬語を全面的に使うようになったため従来より礼儀正しい印象を抱くようになっています。『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』で付加された、キノピオより勇敢な性格が活かされており、クッパ城に突入したり、超短時間でドデカクラフトを作り上げたりと、キノピオよりも頼れる存在です。

 26作目『スーパーマリオラン』では、スーパーマリオシリーズで初めてプレイアブルキャラに抜擢されたほか、2Dマリオへの登場自体も初めてとなっています。モーションは新規で起こされたものが採用されましたが、ボイスは『マリオカート8』などから流用されています。本作でもキノピオたちのアイドルという設定が活かされていて、キノピオラリーでは結果発表時に相手のキノピオの一部を引き寄せることができます。本作は2Dアクションシリーズ作品ですが、『進め!キノピオ隊長』での登場時に着用していた探検服は今回は採用されず、伝統のピンクのワンピース+赤の上着となっています。

 28作目『スーパーマリオオデッセイ』では3Dマリオの本編中に初めて登場しました。『進め!キノピオ隊長』と同じく探検服姿ですが、本作では全作品を通して初めて帽子をかぶっています。NPCキャラでの登場作品ではお決まりの口調変更は今回はなく、『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』とほぼ同一のものが採用されています。

いかがでしょうか。復活後に新しく追加された設定こそないものの、既存の設定を上手く活かしている作品が多くさすがは任天堂といった感じです。今後新しい設定が追加されることはあるんでしょうか、非常に気になりますね。

キノピコ14周年

2017-11-07 23:22:03 | スーパーマリオ
ということで、キノピコの歴史を振り返ってみようの巻。

彼女は2003年発売の「マリオカート ダブルダッシュ!!」で、キノピオの相方としてデビューを飾りました。ピンクに白斑点の頭と同色のおさげを持ち、外見上の特徴となっています。服装はピンクのワンピースに赤の上着(いずれもノースリーブ)が基本で、国外版での名前はキノピオの国外版での名前である「Toad」にフランス語で女性名を形作る-etteを加えた「Toadette」となっています。デビュー後、「ペーパーマリオRPG」に新ブーツorハンマー獲得時のアドバイス役として登場し、「マリオパーティ6」において2度目のプレイアブルキャラになりました。2008年の「スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール」を最後に一時期その姿をめっきり見なくなりましたが、6年の時を経て2014年の「マリオゴルフ ワールドツアー」にて見事復活を果たし、同年の「進め!キノピオ隊長」ではデビューから11年目にしてヒロインの座を獲得するなど、重要な役割を担うキャラとしてその地位を不動のものにしつつあります。各出演作品ごとにその活躍を見ていきましょう。



0. マリオストーリー
2000年8月11日に発売されたニンテンドウ64用ソフトで、キノピコという名前が初めて登場したのがこの作品。ただし、外見や性格、口調などはマリオカート ダブルダッシュ!!以降の彼女と全く違うものであり、国外版での名前も「Vanna T.」とこちらも違うものになっている。話しかけるとクイズを出してくる「ハテナ虫」のアシスタントをしていて、話しかけることができるがセリフはなく「♪」のテロップが出るだけである。彼女の名前はマリオの家に届く手紙で初めて明らかになる。ちなみに、本作では以降のペーパーマリオシリーズと違いきんきゅうキノコの色がピンクに白斑点とキノピコそっくりであり、「ペーパーマリオRPG」以降は白地にハート型の赤斑点に変更されている。偶然なのか、はたまた運命なのか……



1. マリオカート ダブルダッシュ!!

2003年11月7日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフトで、これが現在一般的に「キノピコ」と呼ばれる彼女のデビュー作。100ccスペシャルカップで優勝することで相方のキノピオとともに出現する。彼女のカート「ピコピコカート」はミラーのキノコカップで優勝すると解放される。スペシャルアイテムはキノピオ同様パワフルキノコ。「マリオカート64」や再びスペシャルアイテムの概念がなくなった「マリオカートDS」以降(アーケードグランプリ2を除く)でもおなじみのアイテムなので説明は不要だろう。ちなみに隠しキャラではあるが、取扱説明書の11ページにアイコンだけ出てたりする。
 初期状態のタイトル画面にキノピコの姿はないが、ミラーやオールカップツアー含め全排気量の全カップで優勝するとタイトル画面が上記のものに変わり彼女も登場する。もちろん下記の通りエンドロール後の画像にもバッチリ写っている。

…余談であるが、本作のアートワーク(下記の画像)と次項で述べる「ペーパーマリオRPG」ではまだ方向性が固まってなかったのかピンクのワンピースに赤の上着ではなく赤のワンピースにワインレッドの上着を着用している。




2. ペーパーマリオRPG

2004年7月22日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト。マリオがスーパーブーツ、スーパーハンマー、ウルトラブーツ、ウルトラハンマーの各装備品を手に入れた時の解説役として登場。その回数はたったの4回で、ウルトラハンマー獲得後は二度とゲーム内に出てくることはない。ただし、ボムへいくじにおいて不正を実行することで名前だけ聞くことができるらしい。前出演作「マリオカート ダブルダッシュ!!」のアートワーク同様赤のワンピースにワインレッドの上着となっているのが特徴。最後の出番であるウルトラハンマーの解説を終えて泣きながら退場していく姿が印象的。




3. マリオテニスGC

2004年10月28日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト。Wiiにおいて「Wiiであそぶ マリオテニスGC」のタイトルでWiiリモコン操作に変更された本作が2009年1月15日に発売された。本作ではプレイアブルキャラにはならず、前作「マリオテニス64」でプレイアブルキャラだったキノピオ共々オープニングのトーナメント表にチラっと映るだけである。彼女のテニス参戦は本作から実に12年後の「マリオテニス ウルトラスマッシュ」まで待つことになる。

4. マリオパーティ6

2004年11月18日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト。「マリオカート ダブルダッシュ!!」同様隠しキャラとしての登場で、「スターバンク」にてスター30個と交換することで使用可能になる。
 ただ、上記の画像を見れば分かるのだが隠しキャラ扱いなのにタイトル画面でマリオの後ろにいて存在感バッチリなうえ、取扱説明書のキャラクター欄にまで堂々と載ってるのでもはや隠してすらいない。というより隠す気が最初からなかったのだろう。一応Lトリガーを押せばオジャマボイスが流れる。「ミラクルブック」(マリオパーティ6のストーリーを描いた本)のまえがき・あとがきには登場しない(本編には3ページほど出番が存在する)。頭上のものを叩くときやバトルミニゲーム「おせおせスタンプ」などのモーションに(体格が同じキノピオもであるが)癖があり、慣れないうちは少々扱いにくい。性能自体はマリオなどと何ら変わらない。

体格が同じキノピオと多くのモーションは共通化されているが、上記画像のように作り分けられているものもある。これは次作「マリオパーティ7」以降も同様。



5. マリオパーティアドバンス

2005年1月13日に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト。プレイアブルから外されるが、「パーティランド」と「チャレンジランド内、デュエルダッシュ」の案内役として登場する。これが最初で最後のGBAソフトへの出演。
 Wii Uにおいてバーチャルコンソールとして2015年10月28日より配信が開始され、税込702円で購入できるようになっている。


6. 役満DS/Wi-Fi対応 役満DS

2005年3月31日(無印)/2006年9月14日(Wi-Fi対応版)に発売されたニンテンドーDS用ソフト。マリオシリーズのキャラが麻雀で対戦するという一線を画すものになっている。今回もやはりプレイアブルキャラではないが、本作では史上唯一の「敵キャラ」として登場するのが特徴。スピード重視で役を作るのでかなり手こずる相手らしい。Wi-Fi対応版はニンテンドーWi-Fiコネクションを利用したインターネット対戦機能がついただけで中身自体は同じである上、現在ではそもそもニンテンドーWi-Fiコネクション自体がサービス終了済みなので本当に何も変わらない。



7. Dance Dance Revolution with MARIO

2005年7月14日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト。またしてもプレイアブルキャラにはならず、巻き貝のような形をしたホテル「マキガイホテル」の経営者として登場する。見るも無残な形に変形してしまったホテルを見て憤慨したり、それを直したあとに「やればできるじゃない。かんぜんにもとどおりになったわね。」などと言い、他作品と比べてツンデレ要素が強くなっている。一人称も他作品が「私」なのに対し本作のみ「アタシ」である。



8. ミラクルベースボール

2005年7月21日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト。正式なタイトルは「スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール」。3度目のプレイアブルキャラとなった。本作より「キノピオたちのアイドル」という設定が付加されている。打撃面は(見た目通り)最低レベルであるが、その一方でヨッシーと並んで最速の足を持つ。バッターの時にチャージするとほぼ必ずフライになるのでチャージなしで打ったほうがいいだろう。飛距離はやや落ちるが弾道も低くなるためアウトになりにくく、最速の足があれば塁に進出できる確率もぐんと上がる。一応ホームランも出せるが、調整が非常に難しくトレーニングモードでもかなり確率が低いのでエキシビションで狙うのは避けたほうがいい。今回も隠しキャラであるが、解放条件が曖昧でありどうやって解放したか覚えてないので割愛する。ちなみに本作のキノピコのボイスは大半を「マリオカート ダブルダッシュ!!」から流用している。



9. マリオパーティ7

2005年11月10日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト。初めて初期状態で使えるキャラとなり、結果としてパッケージなどへの露出が大きく増加した。本作のキノピコのボイスは大半が「マリオパーティ6」からの流用であるが、やられボイスがフェードアウトするようになり、前作ではサウンドテストで聞くことができなかった選択時の声をサウンドテストで聞くことができるようになっている。ただし、パーティーツアー終了後の結果発表でスーパースターに輝いた時のモーションが「マリオパーティ6」では専用のものであったのに対し本作では「マリオパーティ6」のミニゲーム勝利時のものと同一になっているほか、一部ミニゲームでもこのモーションを流用している。
 ちなみに、本作まではキノピコのボイスはジェン・テイラー氏が担当していた。



10. マリオパーティ8

2007年7月26日に発売されたWii用ソフト。前作「マリオパーティ7」同様初期状態で使えるキャラとなっている。本作からキノピコのボイスを担当する声優がジェン・テイラー氏からサマンサ・ケリー氏に変更された。これは同じ人が担当していたピーチの担当声優が変更されたのに合わせてのもの。一部ミニゲームの勝利時のモーションがやはり「マリオパーティ6」から流用されている。代わりに「マリオパーティ7」で新たに起こされたものは流用されていない。パーティブース内の各ボードでのスター獲得時およびスーパースターに輝いた時のモーションは新規のミニゲーム勝利時のものと同一。



11. スーパーマリオギャラクシー

2007年11月1日に発売されたWii用ソフト。本家スーパーマリオシリーズ初登場。ただし、マリオテニスGC同様オープニング内のみである。同作と違い2カットに増えたが、2カット目にはキノピコが二人いるという小ネタがある。



12. マリオパーティDS

2007年11月8日に発売されたニンテンドーDS用ソフト。ボードマップ「キノピコのおんがくしつ」とともにストーリーモードの2番目に登場。また、ミニゲーム「まとあてクッパ」に彼女のマトが存在するほか、フィギュアやエンブレム(ゲーム内では「エムブレム」表記)も存在する。



13. 大乱闘スマッシュブラザーズX

2008年1月31日に発売されたWii用ソフト。観賞用のフィギュアとして登場する。デビューを飾った「マリオカート ダブルダッシュ!!」が代表作として挙げられている。



14. マリオカートWii

2008年4月10日に発売されたWii用ソフト。前作「マリオカート ダブルダッシュ!!」ではキノピオの相方であったが、本作はシステム変更により単独でレースに参加する。前作に続き隠しキャラ扱いであり、32コースすべてでタイムアタックの記録を出すと使用可能になる。そのためスターカップ・このはカップでの入賞が絶対条件となるが、Wi-Fi対戦回数1000回以上でも解放可能。スピード補正+1とダート走行・グリップ補正それぞれ+2がかかっており、ライド・オン・カメックと組み合わせれば全キャラ中最強のダート性能を誇る。スペシャルアイテムの概念が消滅したためパワフルキノコは再び全キャラが使えるようになった。マルチプレイである操作をすることで同じキャラを複数登場させることができるバグが存在する。




15. ファミリーベースボール

2008年6月19日に発売されたWii用ソフト。正式なタイトルは「スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール」。前作同様スピードタイプで、ヨッシー軍団に次いで足が速い。前作よりもホームランを打ちやすくなったのでそこそこ活躍できると思われる。

 しかし、この「スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール」を最後に(2009年のWii版マリオテニスGCを除く)キノピコは表舞台からその姿を消してしまう。2011年12月1日発売のニンテンドー3DS用ソフト「マリオカート7」ではワルイージとともに最終選考まで残ったものの、縮められた開発期間と新キャラの優先から2人まとめて最後の最後で切り捨てられてしまった。最初は2011年内に発売する予定ではなかったようなので、もし当初の予定通り2012年以降の発売となっていたら登場していたのだろうか……

 2012年4月26日発売のWii用ソフト「マリオパーティ9」では前作からキノピコ、カロン、テレサ、ゲッソー、ハンマーブロスの5人がリストラされたが、キノピコはただ1人クッパ軍団以外のリストラキャラであり、さらに他の4人が別の形で出番があったのに対し彼女だけは一切の出番がないという仕打ちを受けている。ここからさらに待つこと約2年、ようやく不遇の6年間が終わりを迎え、キノピコの新たな歴史が幕を開ける。


16. マリオゴルフ ワールドツアー

2014年5月1日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。6年の時を経て、ついにキノピコが表舞台へ復活。有料DLCキノコパック(もしくは有料DLC3つセットのまとめ買いパック)を追加購入することで使用可能になる。飛距離はノーマルの状態で198ヤードと全キャラ中最低(200ヤード切り自体キノピコのみ)だが、代わりにコントロールが全キャラ中最高で、常に安定したショットを打つことができるため、ショートホール向きの性能である。パー以外すべて特殊な背景になっていて、バーディ以外ならそれぞれ違う色のキノピオが応援に来てくれる。



17. マリオカート8

2014年5月29日に発売されたWii U用ソフト。本作もまた隠しキャラであるが、解放条件が排気量別未優勝カップで優勝するごとにランダムとなったためどのタイミングで使用可能になるかは分からない。前作「マリオカートWii」で存在したキャラごとの性能補正が廃止されたのでベビィ5人組と軽量級Miiを除く軽量級キャラと性能は同じ。似合うフレームはネコクラシカル。
「マリオパーティDS」でキノピコのおんがくしつというボードマップとともに登場することから分かるように彼女は音楽好きであり、本作では前作の音楽を題材にしたコース「ミュージックパーク」が「3DS ミュージックパーク」としてリメイクされている。もしかしたらミュージックパークはリストラされたキノピコに対するせめてもの代償だったのかもしれない(ちなみに前作には同じように「DS ワルイージピンボール」がリメイク収録されている)。



18. 進め!キノピオ隊長

2014年11月13日に発売されたWii U用ソフト。デビューから11年、とうとうヒロインの座を獲得する。本作ではキノピオ隊長、キノピコともに探検服を着ている。キノピオ隊長のほうがリュックサックが大きいが、2人に性能面での差はない。
 ストーリー的には先に発売された「スーパーマリオ 3Dワールド」の前段にあたる。3つのエピソードで構成され、エピソード1はキノピコが大怪鳥ウィンゴにパワースターごとさらわれ、それをキノピオ隊長が助けに行くという形になる。エピソード2はキャラが逆転し、今度はキノピオ隊長がパワースターごとウィンゴにさらわれるのでキノピコが助けに行くことになる。エピソード3はステージによってキャラが変わるが、最終ステージはキノピオ隊長で臨む。エピソード1とエピソード3にはエンドロールが存在するが、ウィンゴとの戦闘が発生しないエピソード2にエンドロールはない。これはエピソード2の最終ステージのパワースター獲得後にキノピコがさらわれる描写がすでに含まれているため。



19. 大乱闘スマッシュブラザーズ for

2014年9月13日(3DS版)/12月6日(Wii U版)に発売されたニンテンドー3DS/Wii U用ソフト。「for 3DS」がニンテンドー3DS版、「for Wii U」がWii U版となっている。前作同様に観賞用フィギュアとして登場する。

20. マリオパーティ10

2015年3月12日に発売されたWii U用ソフト。前作では無慈悲にもたった1人完全リストラされてしまったが、マリオパーティシリーズでも復活を果たす。しかし、再び隠しキャラ扱いになってしまった。幸い、そこそこの腕を持つ人間なら1時間もしないうちに解放できる程度のポイントを手に入れられるので、(COM専としてでも)使いたい人はさっさと解放してしまおう。「クッパパーティ」モードでクッパが近づくと縮こまって震える姿が見られてかわいいのでオススメ。



21. マリオ花札

2015年11月に発売されたかるた。ゲームソフトではない。花札は任天堂が1889年に創業した時から作り続けていて、原点とも言える作品のひとつである。キノピコは「3月 桜」の札のうちの1つに描かれている。



22. マリルイRPG ペーパーマリオMIX

2015年12月3日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。正式なタイトルは「マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX」。一部Newニンテンドー3DS専用の機能があるが、ニンテンドー3DSでも遊ぶことは可能。本作のキノピコはモノづくりの才能を持っていて、ペーパーキノピオたちと協力してストーリーの進行に関わる「ドデカクラフト」の製作を担当する。なお、ペーパーキノピコは登場しない。中盤頃にソクリ山地と呼ばれる雪山にピーチが運ばれたことを知ると「私もあとからソクリ山地に向かいます」と宣言し、心配するマリオたち(特にルイージ)をよそに「私もつい最近冒険に出てましたから」と返答。実際に3人がかりでやっと進んでいた道中をいつの間にか先回りしてマリオたちを驚かせる。
 終盤になるにつれてドデカクラフトの製作速度が上がっていき、クッパ城に突入した際には「さっき」、「そこで」、「いま」作ったもの(「ドデカクラフト ヨッシー」)でクッパ側のドデカクラフトを陥落させるなど、非常に優秀。ただし、このドデカクラフトバトルが終わるとカメックにキノピコが拘束され、身柄を預かったプロペラヘイホーを追いかけるミッションが発生する。一定時間が経過するとキノピコが連れ去られてしまうのでさっさととっ捕まえて奪還しよう。その後生まれ変わったクッパ城、「ネオクッパ城」内でクッパに今までのドデカクラフト4種をすべて燃やされてしまうが、慰めてくれるルイージをよそに「ええ、そうですね。たしかにドデカクラフトは残念でした。でも次に進まないと!悲しんでいるヒマはないですよ!」と、とてつもない立ち直りの早さで最後のドデカクラフトの製作に取りかかる。これらドデカクラフト群の功績からか、エンドロールのパレードでもメインメンバーとして参加した。



23. マリオテニス ウルトラスマッシュ

2016年1月28日に発売されたWii U用ソフト。「マリオテニスGC」ではトーナメント表に載っていたにもかかわらず不参戦だったが、12年の時を越えていよいよテニスにも参戦を果たす。ベースボールシリーズと違い本作のキノピコはスライスボールがよく曲がるトリッキータイプで、代わりにキノピオがスピードタイプになっている。キノピコのリーチは(なぜか)体格が同じキノピオよりも長い。コントロールも良く、ベースボールシリーズでの足の速さは健在なので扱いやすい。目立った欠点といえば数少ない2頭身でかつ手足が短いキャラクターであるが故のリーチの短さとこれまたベースボールシリーズと同じく致命的なパワー不足が原因でウルトラスマッシュを叩き込まれやすいことくらいである。上手くやればCPU「かなりつよい」相手にも完封勝利を決められるのでかなりの強さを誇る。



24. スーパーマリオメーカー

2015年9月10日に発売されたWii U用ソフト。2016年3月18日配信開始のイベントステージ「進め!キノピコ」をクリアすることでキャラマリオとして使用可能になる。「進め!キノピオ隊長」同様の探検服での登場であるが、キャラマリオである関係上同作と異なりジャンプが可能になっている。



25. マリオパーティ スターラッシュ

2016年10月20日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。本作でも相変わらず隠しキャラである。キャラクターずかんのキノピコの解説がプリティゴリ押しであり、「キノピオパレード」でのキノピコのサイコロもプリティサイコロとどう見てもプリティをゴリ押ししている。同モード内ではつぼみを開花させることができる特殊能力を持つ。固有サイコロは前述の通りプリティサイコロで、出目は3と4が3つずつという安定したもの。本作のプレイアブルキャラのうち彼女だけはamiiboが存在せず、結果として「マリオギャモン」で唯一使用不可能となっている。



26. スーパーマリオラン

2016年12月15日(iOS版)/2017年3月23日(Android版)に配信が開始されたスマートフォン用アプリ。プラットフォームが異なるが両者の内容は同一。お試しプレイ的な感じで最初の数コースを無料で遊ぶことができるが、キノピコを仲間にするには1200円でアプリを「購入」する必要がある。最初は「キノピオラリー」の審判として登場するので見るだけなら課金無しでも可能。仲間になる条件は全5色のキノピオをすべて200人以上集めて「王国づくり」モードで「キノピコの家」を購入し、王国に配置すること。性能面での特徴はキノピオラリーでコインゲージの溜まるスピードが最も早く、結果発表時に相手のキノピオを一部奪うことができるというもので、キノピオラリー向けになっている。アクション面ではマリオと特に変わらない。扱いづらくはないが、突出して魅力的なキャラというわけでもなく、「ワールドツアー」で使うには愛が試される。また、これまでの作品で唯一キノピオにスピードで負けているのでキノピオラリーでも絶対的に有利というわけではない。



27. マリオカート8デラックス

※画像はWii U版 マリオカート8のもの

2017年4月28日に発売されたNintendo Switch用ソフト。3年前にWii Uで発売された「マリオカート8」の完全版ともいえる作品で、「スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール」以来9年ぶりにキノピコが初期キャラクターとなった。「マリオカート8」の有料DLCを含めたすべての要素が最初から解放されていて、このほか新たにカロン、クッパJr.、キングテレサの3人が復活し、「Splatoon」よりインクリングの2人組、200ccタイムアタックモードが追加されている。



28. スーパーマリオオデッセイ

2017年10月27日に発売されたNintendo Switch用ソフト。箱庭型3Dマリオとしては「スーパーマリオサンシャイン」以来15年ぶりの作品。「スーパーマリオギャラクシー」のオープニングに1回だけ登場して以来10年ぶりの3Dマリオ作品への登場となった。ストーリークリア後に記録係としてピーチ城内に現れる。本家横スクロール型アクションゲームとしてのスーパーマリオシリーズでは初めてとなる探検服姿での登場。また、彼女が帽子を被ったのは全作品を通して初めてのこと。
 余談だが、本作ではピーチ城内やパワームーン獲得時のBGMなど、初代3Dマリオ「スーパーマリオ64」のアレンジ曲が比較的多く使われている。

29. マリオパーティ100 ミニゲームコレクション

2017年12月28日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。やはり携帯機でのプレイアブル化は難があるのか、本作では再びサポートキャラクターとなった。ミニゲーム内では「うみぞいドライビング(マリオパーティ6)」のゴールで待機している。この他、一部モードの司会進行役として登場する。




この14年でキノピコは実に29作品(1シーンのみや花札を含み、マリオカート8デラックスを別カウントとした場合)に出演しており、その数は今後も増え続けていくことになると思われます。人気は高いほうなので、自然消滅することはまずないでしょう(過去に6年間1作も出してもらえない時期がありましたが…)。「進め!キノピオ隊長」ではヒロインの座まで手に入れ、いよいよその地位を不動のものにしつつあります。今後も一人のスーパーマリオシリーズファンとして、彼女の活躍を見守っていきたいですね。



その他資料集

①初期キャラ作品数 4(マリオパーティ7・8、ファミリーベースボール、マリオカート8デラックス)

②ヒロイン担当回数 1(進め!キノピオ隊長)

③パッケージ「オモテ」登場回数 7(マリオパーティ6・7・10・アドバンス・スターラッシュ、ファミリーベースボール、進め!キノピオ隊長)

④パッケージ「ウラ」登場回数 4(マリオパーティ7・8、進め!キノピオ隊長、マリオテニス ウルトラスマッシュ)

⑤NPC登場回数※セリフあり 7(ペーパーマリオRPG、マリオパーティアドバンス・DS・100、Dance Dance Revolution with MARIO、マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX、スーパーマリオオデッセイ)

⑥ワンシーンのみ登場作品数 2(マリオテニスGC、スーパーマリオギャラクシー)

※いずれも確認済みの分のみ掲載しています。確認漏れ等があったらコメントなどでお知らせ願います。


※2017.11/13更新 一部文章訂正と画像差し替え、資料集の追加

※2017.11/16更新 一部文章訂正と画像差し替え、スーパーマリオオデッセイの追加およびそれに伴う資料集の更新

※2017.11/21更新 カテゴリ変更および一部文章訂正

※2017.12/27更新 一部文章訂正、画像差し替えおよび追加、資料集の更新

※2017.12/28更新 マリオパーティ100 ミニゲームコレクションの追加およびそれに伴う資料集の更新