よしなしごと

色々感じたことを残す

巡り逢ひて

2016-02-09 12:59:02 | 日記
みしやそれともわかぬ間に
雲隠れにし夜半の月かな
絶世の美女とおもいきや、紫式部は、さほど綺麗ではなかったそうだ。
花の色はうつりにけりないたづらに
我が身世に降るながめせしまに
を詠まれているので、私が、紫式部を美しい方だったと思うのもしょうがないような。
源氏物語で、空蝉とは自分のことだったようで、なんとまあ、わたしは軽い女ではないといわんばかりなのだなあ。
地味で頭がよいが、性格はどうであったかは定かではないと思う。
紫式部日記は、いまでいうFB、いやブログを本にしたような気がする。
たまたま、字が書けて読めたから、文学として残ってる。
現代人なんて、休まずFBやブログをされてる方は、全て書籍にすると、人類滅亡したとき、残ったものは、新しい時代の歴史書になるかも。
と思うと、やたらなことは書けないけれど、FBでもブログでも、架空な自分をつくりあげている場合もあるかもしれないとすれば、紫式部も、本音と建前があったかもな。