人生最大の危機の年であった、2023年。

2023-12-30 05:15:07 | 葉山の日常

 

 

令和5年、激動の日々も終わる。

自分の人生にとって最後の旅となってしまった沖縄台湾クルージング。

健康であったはずの自分の体がボロボロになっていたことが判明した。

3回の手術を乗り切る。

・6センチもあり破裂寸前だった動脈瘤➤ステントを2本入れ血管内で結合させた。

・冠動脈の血管が細くなり血流が鈍くなり、動脈硬化を起こしかけていた。➤ステント挿入

・腎臓が不全となりつつあつた。➤人口透析を行う。

 

それらを6月から順次手術をおこない、何とか克服できた年でもあったのだ。

手術の結果 体重が63キロ➤56キロ と7キロも減った。

 

自分の人生最大の危機だったのだ。

80歳過ぎると いろいろと病気が顕在化してくる。

長い間の不摂生のせいかもしれない。

 

これらのことは今年後半のできごとであった。

 

前半は4月初めから九州大分の国東半島のど真ん中にある実家に帰っていた。

 

4月29日から豪華客船ベリッシマ号による「沖縄 台湾クルージング」に出かけた。

まさかこの船旅が自分の人生最後の旅行になるとは、その時は全く思っていなかった。

・船内で世界各国の料理を食べまくり、果物も世界中から集められた豊富な品が陳列され果物に目がない自分にはこのうえない ごちそうだった。

・鹿児島で西南戦争の戦死者の墓が数百人ほどが1か所に集められており、それぞれが大きな立派な墓であり、これらを建立した薩摩人の気概を感じたのである。

・石垣島では真っ白なビーチがひろがり、透きとうった水の底を魚が泳いでいるさまが見え、エーゲ海の海岸の水の透明さに比肩する美しいビーチあることがわかったのである。

 

この船から下船する際 通路の天井にイル デイーボの「Time to say goodbye」が大音量のスピーカーから流れ始め、接待してくれたクルーの顔写真が映し出されていた。

全員 下船してしまうまで4時間かかったのであるが、その間、この曲が流れっぱなしだった。

横浜桟橋に帰り着いた時 大雨がふっており、息子が待つ駐車場まで雨にぬれていった。

しかし、印象深いクルージングだった。

まさか、この旅のあと、つぎつぎと病気が発覚するとは、夢にも思わなかった。

 

旅行ができなくなった。

 

そして人工透析するまで進行しているとは想像もしていなかった。

透析1回が4時間 それを2日に1回 週3回 する必要があり、

結果として 連続して休めるのは2日間だけの日々となったのである。

 

これではもうかっては年に1回は行っていた海外旅行も出来なくなり、国内でも2日だけでは 十分な旅行ができなくなってしまったのである。

2023年は大変な年だったのである。

 

 

 

 

 

 


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