赤ふんのおなじない

久しぶりに見て、嬉しくて思わず撮っちゃったこのマーク
なつかしいなぁ。
私がこの頃通勤ルート（帰り地）で度々見かけるトラックの飛脚さんは、隅に小さく描かれているものばかり。

高校生の頃、この飛脚さんがいつも天文館バス停に停まっていたのを思い出した。

高３秋の頃、まだこうちゃんに片思いしてた頃だな～
その頃、クラスメイトの女子（女子ってなんだか懐かしい響き！）の中では、好きな人と両思いになれるおまじないが流行っていた。

その中の一つが、この飛脚さんの赤ふんに触れて願い事を唱えるだった。
私は親友と共に、帰り道この赤ふん求めて天文館を彷徨っていた（笑）

触れたときは嬉しかったな～


他にも色々あった。

赤いビーズ１個を、片思いの相手に気づかれないように投げ、それを拾って５センチ四方の銀紙に包んで持っておく。
この、相手に気づかれないように投げるまではいいけど、その飛んでいった赤いビーズがこれまたちっこいのでなかなか見つからない結果、何回も投げる投げる（笑）

白紙に、緑色のペンで好きな人の名前を千回書く。
授業も聞かずに、ただひたすらこうちゃんの名前を書いていた


こんなんで両思いになれるなら、今思えばすんごいことだ
若かったね～
これで両思いになれると思っていたのだろうか、いやきっと、この過程が楽しかったんだろうね。


結婚後お引越ししてきた時、私の荷物の中からこのおまじないの数々が箱の中から出てきた。
こうちゃんに見せながら思い返すと、その懸命な若かりし私たち女子高生の姿に自分でも可笑しくって笑ってしまったけど、可愛かったんだねぇ、私
輝いてたんじゃない??


この頃、あの頃みたいに思い切り毎日笑ってるかしら?
悩み事が多いわけではないけれど、怒ってばかりいるわけでもないけれど。
なんだか笑いが足りないよーな気がする。
家族と友達と職場と、毎日笑って笑って、笑いジワがたくさんのばーちゃんになりたいなっ。


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