【LOC】7/2 小川山ガマルート マルチピッチクライミング

MPCC2017の4回目マルチピッチクライミングです。コース生2名と雨直後の小川山ガマルートに行ってきました。ガマルート1P目のガマスラブ、2P目、3P目の凹角がびしょびしょでストレスフルなクライミングを強いられました。結局、3P目までしか行けず、懸垂下降後、ガマスラブでマルチの練習を実施しました。

濡れたスラブ、手に水滴が滴るほどのクラック、重くなったロープ、滑落しないルート取り、可能な限り屈曲をさせないダブルロープ、リスクを想定したアディショナルなピッチ切り。こういった経験はクライマーをより強くさせます。みなさん、3P目までの登攀でクタクタになりながらも、3P目から懸垂下降後に1P目でのリード&マルチの練習よく頑張りました。

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■行程

22:00　集合
23:30　道の駅　到着
24:00　就寝

4:30　起床
5:30　出発
6:20　廻り目平駐車場　到着、インストラクション開始
7:45　登山口　出発
8:00　ガマルート　取付き
8:10　登攀開始
11:00　3P目終了点到着
11:20　下降開始
11:50　取付き
12:00　マルチ講習開始
13:20　マルチ講習終了、下山開始
13:30　登山口駐車場
14:00　現地出発
17:30　新宿到着、解散

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■インストラクション

(ア) ルートファインディング
・トポの見かた(方向、中間支点、終了点、グレード)、
・ルートの弱点、中間支点、凹角、ホールド・スタンス、クラック

(イ) 支点
・中間支点：ハンガーボルト、リングボルト、ハーケン、カミングデバイス、木、岩角
・ロープの流れの重要性:滑落率を低減(支点、クライマー、ビレイヤーの衝撃をロープが吸収)、登り易さ
・マスターポイント(パワーポイント、アンカー):構築方法(フリーカラビナ2、ソーンスリング1)、固定分散(荷重方向に各支点に加重が均等に分散するように固定)

(ウ) 確保
・フォローの確保:確保器、セット位置、セット方法(向き、ロープの方向、安環の向き)、確保方法

(エ) 下降
・登山道を下山:アプローチシューズの携行、ハーネス・ヘルメットは装着のまま　※結局懸垂下降。

(オ) 荷物
・最小限：飲み物、行動食(非常食)、防寒着(ウィンドシェル/レインウェア)、ヘッドランプ等
・フォロー:ほぼ全ての荷物を背負う

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■写真

お疲れ様でした。