あるまこ~

ITコンサルタント&山岳ガイド協会公認 山岳ガイド&インターネットショップ ラブジアース店長&LOC代表の徒然日記。

Denali#4 TATセスナでデナリ入り

2006年06月02日 23時29分14秒 | 【2006年マッキンリー遠征】
 緊張してるのかな。ほとんど眠れず朝を迎えてしまった。朝5時に起きて、デナリを見にいく。相変わらずデカイく綺麗。その後誰も居ないタルキートナのレストランのベンチでルート図やコース名、高度などを確認。少し散歩して、植村ナオミの記録を見たり、アラスカ鉄道見たりして、7時頃バンクハウスに戻った。すっきりと晴れた朝は、涼しかったぁ。

 帰ったら、長谷川さんが起きてて、7時30分にはみんな起きた。荷物の準備をして、朝食を取る。最後の買い物をメインストリートの雑貨屋でして、8時40分にはバンクハウスに戻る。タルキートナエアータクシーに電話して、迎えに来てもらう。バンに1回では乗り切らないので、2回に分けて運ぶ。

 TATで荷物の重さを量り、総重量は430lbs(約195kg)だった。5人で割ると一人39kg、総重量にしては、わりと軽いな。藤井さんがトイレに頻繁に行くようになった。緊張してるのかな。セスナはだいたい4人乗りなので、永野さんが他のチームと乗って、その他4人がいっしょに乗った。じゃんけんで席順を決めて、藤井さんが前列に座った。

 10時過ぎにセスナで出発し、約50分くらいでLP(ランディングポイント、2,200m)に着いた。空の旅はとても快適だった。湿地、森林、山、氷河、川などがドラスティックに分かれていて、とても印象深い風景だった。超巨大な湿地がずっと続いていて、森林と川、湖、ぐにゃぐにゃ曲がった小川から、だんだん氷や雪に変わっていく。11時頃LPに着いた。


 LPについて荷物を降ろす。レンジャーステーションのリサが話し掛けてきたが、リーダーが他のセスナに乗ってまだ来ていないことを告げる。ハンターのほうにいったん着陸して、LPのほうに向かったらしい。30分くらいして、永野さんが着いてホッとした。まず、リサのところにチェックインしてガソリンをもらう。各自、ソリをみつくろってソリ引きシステムを作る。天気はしごくいいが、デナリ山頂はいやな雲がかかっていた。高度順応のため、1時間くらいソリを引いてシステムを確かめる。うん、体調的には問題ないな。

 テントたてて水を雪を溶かして作るが、初めてのチームなのでぎこちない。UNOを3時間くらいやった。長谷川さん、崎谷さん、藤井さん、オレ。すごくリラックスして、いい時間だった。藤井さんがクレバーな勝ち方してたな。23時頃ねた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿