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金正男氏が暗殺される

2017-02-28 09:27:05 | 発言、沖縄と安保、環境

最近の、テレビ、新聞でのトップニュースは金正男氏の暗殺事件です。ネットでもたくさん出てきます。そして今息子の 漢率(キム ハンソル)氏の動向に注目が注がれている。

マレーシアにDNA鑑定に行くのかどうか、今後どうするのか、たぶん今の北朝鮮にたいしてそぐわない内容の政治学などをたくさん学んでいるようだし、TV画面で見る顔つきは金正恩氏とは全然違う

好青年である。金正男氏も表情から見るとすごく善人そうで、そんな父親だからの息子と納得させられる。

金正男氏もディズニーーランドに行こうして叶わず、日本で捕まった時の印象は変な感じで行動が理解できなかったが今は家族思いのお父さんとなっている。

金 漢率(キム ハンソル)氏が2011年にボスニア・ヘルツェゴビナの高校に入学したというニュースを新聞で見た時、俺は「何を考えているのやら、皆からむしりとったお金で、体制持続のための戦略的な考えのもとに行っているんだ」と横目で新聞を見ていた覚えがある。

 

で、今またニュースで彼のことを、紛争地で勉強したい、南北統一をやりたい、国民の暮らしをよくしたいと言っていたという事を聞き印象を変えた。

それに加え父親が暗殺され、本人も狙われているという。

北朝鮮のような体制が維持されてることに驚きもあるが、人々がいつまで我慢できるか、きっと体制は内部から崩れていくと思う。

そうなるように、またなったときに彼、金 漢率(キム ハンソル)氏等のような人たちが、力を貯めておき、活躍できるといいと思う。

 

これを書いているとき、トランプ氏が国防費を60兆円増やすと言っているというニュースを聞く。

軍備を競い合っても、又一番であり続けることがきりがない無益な競争であり、戦争の結末がどんなものであるか、知っているはずだと思うが、頭のいい人たちが、なんでそんなことしか言えないのか。

 

 

 


「駆けつけ警護」より他にやることが、、、

2017-02-14 21:05:47 | 発言、沖縄と安保、環境

朝日新聞のコラムの中にその通りだと思った文章があったので、是非読んでほしいと思ったので、長いけど引用させてもらいます。2017年1月29日朝刊、「日曜に想う」というコラムの中からです。

日本は全体が見えていないのでは、、、

モハメド・オマル・アブディンさん(東京外国語大学特任助教授、スーダン出身の国際政治研究者。

「地元の人たちが一番ほしいのは治安。あの国にいるかぎり、いつ撃たれるか、いつ娘たちがレイプされるかわからないという状況です。考えてみてください。そんな切迫した日々の中で、自衛隊が作る道路に人々の関心は向きません」アブディンさんは目がみえない。1998年に19歳で鍼灸を学びに来日したが、日本語を習得し研究の道に進んだ人だ。

日本語や英語を猛スピードで読み上げるソフトをパソコンに入れて本や論文を読み書きし、メールをやりとりしながら隣国となった現地の情報も収集している。流暢(りゅうちょう)に日本語を操るこの知日派アフリカ人は「自衛隊は日本の都合で送っているようです。南スーダンに貢献しているというのとは違うのでは」と辛辣(しんらつ)だ。

 ではどうすればいいのか。

 長谷川さん(国連で東チモール担当事務総長特別代表などとしてPKOに長くかかわってきた人)は日本の得意技に貢献内容を切り替えては、と話す。たとえば事態の深刻化に備え、率先して各国部隊の調整役に乗り出す。密とは言いがたい部隊間の相互連絡を日本が円滑にすれば、実際の戦闘行為にかかわらなくてもありがたがられるだろう。高い技術力を生かして、現地の人たちへの重機操作などの訓練支援に重心を移すのもいいと考える。

 アブディンさんは、日本の出番は「今ではなく、次の段階」という。自衛隊の強みは災害時に見られるように「復興」だから、南スーダンがインフラを再建するときに、その指導役になる。

 「武器を持つことでメシを食ってきた戦闘員たちが除隊される。彼らがよりよい生活ができるようにしなければ社会は安定しない。復興建設はそのためでもあります。自衛隊が道路を造る必要はなく、現地の人たちがそんな仕事に就けるよう助ける」


すごくどんくさい俺の考えだけど、中国や北朝鮮の行動に対して、敵視することで軍隊を持つ普通の国を強調するのでなく、前向きにな平和的な関係を築く方法を試み、希望を持つ方法を探していけるといいのに。敵であっても、同じ地球上に住む、身内通しなのだから、仲良くするに越したことはない、その方が何倍も楽しいはずだし、希望を生み出す。