トロッコ道と聞いて
ご存知の方は少ないと思われますが~?
今からさかのぼること60年前
白川と松川の合流点付近は、二つの河川が大きくぶつかり
大きな渦を巻くような、轟々とした流れで恐怖を感じるほど。
また、増水のたびに氾濫しその被害は甚大だったといわれます。
その、暴れ狂う松川の狭窄部を掘削し、川幅を広げ川底を削る大工事が
行われた時に、残土運搬に使用されたのがトロッコ道ということです。
非常に危険な作業だったために多くの作業者が命をおとした難工事は
数年の歳月をかけ終了。現在の穏やかな流れとなったようです。
ウチの父が幼少のころは・・・
『大蛇のバケモノが住んでいるから近づくな!』と地元の方から言われていたとか。
昔から、この近辺を【箕の輪】と呼び巨大生物の目撃があったようで
1m近い大亀を捕獲した話も残るほどです。
その当時の深さは川底まで7.5mもあったと云われています。
舟運が栄えた江戸期には、対岸の山頂に見張り小屋を置き
上杉藩の物資運輸の警備をする要所だったらしいです。
だからこそ、未開発のまま自然の要塞としていたのかもしれませんね。
(大陸の文化を手本にする上杉藩ならでは)
おっと・・・
ロマンにつかりすぎました。
そのトロッコ道を整備し、八ヶ森までのフットパスルートとしようと構想したのが
豊田地区の水辺で遊べるわらしっこ広場整備促進協議会です。
会員で何度も現地視察と、調査を行い国・県・市に働きかけ
ようやく実った整備事業。
かわまちづくりプロジェクトとの今後の連携も楽しみです!
歴史・時代とともに、その姿をかえた白川・松川を思い浮かべながら
フットパスルートとして生まれ変わったトロッコ道を歩いてみませんか?
那須建設さんの保養所として生まれ変わった、旧河井温泉。
幼稚園のときは遠足コースだったな~。
トロッコ道の途中には足湯も整備されましたのでオススメです!
できたてホヤホヤの、トロッコ道の完成式と歩き初めに
皆さんも是非参加してください!!
きっと新しい発見がありますよ!!
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