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art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

先週末の勝浦。

2018-04-03 13:13:49 | vin ~わいん~
あずまやの屋根の修理で、オットは泊まり込みで出掛けた。
わたしは、自宅待機。

うちに上ってゆく前の交差点の桜。
電線が邪魔だけど、満開です~


庭では、レンギョウ




ユキヤナギ。


カイドウザクラもちらほらと咲き始めました。


ブルーベリーには花が。
早いね~


スノーフレークも花数が増えてきました。


オットが球根を植えたスイセン。


何種類かあったスイセンだけど、
こういう色味のものはなかったね。
白と黄色のコントラストがきれいです。


そして、何と言っても、
我が家の春の象徴、しだれ桃。





開花は、4月の中旬くらいだったのに、すでに咲き始め。
来週は満開ね。
わたしも行けますように!!

お隣さんにいただいたタケノコ。


他にも草刈りM氏@山形弁さんにほうれん草をたくさんいただきました。

ありがとう!!

親戚とシェア。

滅多にお目にかかれないもの それはドンペリ

2018-02-03 12:50:58 | vin ~わいん~
シャンパーニュ ドン・ペリニヨン 2009



次男が、銀座に新しくできたというリカーショップに行くときに、
その店のサイトを見ながら、
「どれか買ってきてあげるよ!」という嬉しいお言葉。

そこで、これをチョイス。

いいのか?

いいんだって。

ちょうど長男の誕生日にも近い。
ここには居ないけど……

それは、かなり濃い色で、
中身も大変ボリューミーで力強い。
何と言っても、シャンパーニュの命、泡の立ち上りがすごい。

とても美味しくいただきました。

でも、アラ還のわたしたちにはちょっと強すぎたかも…
と、贅沢な感想…。

普段は素っ気ない次男だけど、この時ばかりは感謝。

ありがとう!!

ワインに染まりたい

2017-12-03 18:10:12 | vin ~わいん~
戸塚真弓さんの新刊『ワインに染まる』。


ワインに関するエッセイが魅力的にリズム良く綴られている
戸塚さんの著作はほとんど読んでいて、
まさにわたしがワインに興味を持った理由がそこにある。
結婚し、パリに住まわれ40年ほど。
ワインに関するエッセイを発表して来られたが、
このところの著作はワインから少し離れたもので、
それはそれでフランス好きのわたしには興味深かったのだけれど、
少し寂しく、物足りなくもあった。
そして、
(元々が数年に1度の刊行ではあるけれど)ここ数年は新作がなく、
ご年齢のこともあり執筆活動はもうされていないのかな、
ワインも、もうあまり飲まれていないのかなと想像していた。
そうしたところ、新聞の本の広告欄に新刊を見つけ、
嬉しくなってアマゾンのサイトでポチり。
ワインを巡る話が満載。

ソルボンヌ大学の学長を務めたこともあるご主人は、
ワインや食に関しても専門家で、著書もたくさんある。
2010年にフランス料理がユネスコの無形文化財に登録された際、
推進委員会の会長を務められ、
また、今、フランス各地での食の大文化センター建設計画を推進中、
そしてフランス・ワイン・アカデミーの会長など多方面でご活躍、すごい方です。

おふたりともお元気で、
ご夫婦でフランス国内はもちろん、
ヨーロッパ各地を訪ね旺盛に料理とワインを楽しみ、
もちろん日々のワインも欠かさず暮らしておられる様子。

中でもとても興味深かったものをひとつ。
著者は、パリは5区、学生街のカルチェラタンにお住まいで、
近くにはクリュニ―中世美術館がある。
ちなみにソルボンヌ大学も。
クリュニ―美術館は元は修道院で、とても古く由緒ある建物だ。
そこの宝物『貴婦人と一角獣』というタピスリー(タペストリー)が、
数年前に日本の美術館で展示公開された。
そのことに触れられた文章があった。
門外不出のものだが、確かクリュニ―美術館が改修中で、
(信頼のおける)日本に貸し出したという経緯だった。
以前から、このタピスリーを戸塚さんの作品で知っていたので、
ぜひこの目で観たく2回も行った。
広く円形の壁を持つ展示室で、大きな6枚のタピスリーは、
圧倒的なスケールを持って迎えてくれた。
何とも言えない深みのある赤の地に、
優美な貴婦人と一角獣、たくさん細やかに織り込まれた動物、花々。
これが中世の時代に作られた織物?とその繊細さと芸術性の高さに驚いた。
ちなみに、日本での入場者は、クリュニ―での1年間の入場者よりも多かったらしい!!

戸塚さんは、それがクリュニ―美術館に戻った後に観に行かれたそうな。
(近いのでご自分の庭のように度々行かれている)
そうすると、以前とは見違えるほど色が鮮やかになっていたらしい。
日本へ行く前に、中世にタピスリーの生産地として有名だったベルギーで、
タピスリーを洗浄したのだそうだ。
しかし、結果、下の部分の色が褪せてしまっていた。
というのも、このタピスリーは中世の時代に作られ、
フランスの古いお城にあったもので、19世紀半ば、
これを見つけて感動した作家のジョルジュ・サンドがきっかけとなって、
後の修復作業へと繋がった。
特に下の方がぼろぼろであったらしい。
後に修復されたその部分が、洗浄により色が落ちてしまった。
中性の頃の染色技術の高さが伺えるエピソードだ。

ワインの話で面白かったものは、
ワイン発祥の地、黒海とカスピ海の間に位置するグルジア
(現ジョージア)の話。ワイン作り8000年の歴史があるとか。
気候や土地が自然とワインに作りに向かわせる故、人々の暮らしに根付いている。
そこで味わった素朴なワインは、それに合う料理と共にグルジアの文化そのものだ。

他には、ご主人の職業柄か、
大統領、大使、貴族などからのパーティーへの招待あり、
ブルゴーニュやボルドーなどの酒蔵からの利き酒会への招待あり、
気品に満ちたスペシャルな話もある。
ブルゴーニュ、いや世界中のワインの最高峰、
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの醸造長とも懇意にされていて、
その利き酒会にも呼ばれたり・・。
と、ため息ものです。
出てくるワインも、きら星のごとく銘醸ワインばかり。
日頃、安ワインで喉を潤している私なぞからは遠い遠~い世界、夢の世界だ。
まるで、浮世離れしていて現実味に乏しいけれど、そんな夢物語も嫌いじゃない。

でも、庶民的なワインも登場する。
これまで好んで飲んでこられなかったボージョレや南仏のロゼワイン。
これまで味の点で劣ると敬遠されてきたが、
戸塚さんは最近飲まれるようになったとのこと。
ロゼなどは夏の暑い日など、喉を潤してくれる格好の飲み物だ。
現実味ある、わたしにも手の届くお話であります(^^)

そして、ブルゴーニュのシャンボール・ミュジニー村
(ここも大変美味しいワインを産する。村名も大変に優雅だ)に家を借りて、
時々訪れ、近くのブドウ畑を散策したり、酒蔵を訪ねたり、なんとも羨ましい暮らしです。

お値段の点で、近頃遠ざかっているブルゴーニュワイン。
月いちくらいは好きなブルゴーニュのワインを傾ける夜を過ごしたいものです。
そして、ワインに染まりたい。

ピリニーモンラッシェ 2011

2017-09-29 18:33:55 | vin ~わいん~
いつ買ったのか、
どういうシチュエーションで買ったのかも覚えていない、
高級ワイン。
滅多にお目にかかれるものじゃございません。
そろそろ飲まないとね。
特に記念日でも何でもないのだけど。
この前のオート・コート・ド・ニュイのように
酢の直前になってしまう。
ということで、昨夜開けました。

ピリニーモンラッシェ 2011 
ヴァンサン・ジラルダン


ブルゴーニュの白ワインの最高峰であります。

こちらはまだまだ力強く、香り豊か、芳醇。
よかった~~。

白ワインにしては濃い色で、辛口だけど、
どこかハチミツのような香りと味わいもある。
一滴一滴にワインのポテンシャルが凝縮され、
アフターも長く、大変美味しくいただきました。

涼しくなって、赤ワインもいいけれど、
こんなこっくりとした白ワインも楽しめる。

フランソワ・ラマルシュ ルージュ

2017-09-26 16:16:38 | vin ~わいん~
フランソワ・ラマルシュの高級ワインがずっと我が家に眠っていた。
そろそろ飲まないといけない。

オート・コート・ド・ニュイ 2008




もう9年も前のワインです。
超熟とは言え、ブルゴーニュは比較的早く飲んだ方がよろし。
ちょっと置きすぎたな。

抜栓。
コノスルの赤、ピノ・ノワールとは全く違う。
同じブドウなのに、まったくの別物であります。
芳しい芳醇な香りがプンプン~

ひと口飲んでみると、ちょっと酸っぱいわ~(-_-;)
もう2、3年早く飲めばよかったね。
ギリギリっていうところかな。

でも、大物の風格漂う、余韻の長い、
とても美味なワインでありました。

リースリング シェルハマー 2007

2017-06-02 18:46:09 | vin ~わいん~
先月閉店したスーパーのリカーショップ。
オットが閉店ギリギリに行くと、
ワインはこの1本だけ残っていたそうな。

リースリング シェルハマー 2007
ファミーユ・ヒューゲル 半額で8000円(-_-;)

で、買ってきちゃいました。
ご祝儀かいっ?

ヒューゲルはフランスはアルザスの有名なワインの作り手。
リースリングはアルザスを代表する白ワインのブドウ品種。
その優雅な香り、若干の石油香(ミネラル香)が独特。

ネットで調べてみると…
シェルハマーというのは、
2007年よりリリースされたヒューゲルの誇る最高峰区画なんだそうです。
ということは、
このワインは記念すべきファーストヴィンテージ。

ブドウは全て有機栽培、手積みで収穫された後、
丁寧な選果を経てワインへと姿を変えていきます。
大きな熟成ポテンシャルを持ち、
ヒューゲルのカーヴで7年間の熟成を経て、
この2007ヴィンテージはわずか4,288本のみがリリースとのこと。
ショップの店長さん、日本にはその1割くらいが来たとのこと。
希少であります。

ヒューゲルが2016年に、
「ファミーユ・ヒューゲル」へと社名を変えるとともにリリースした、
期待のキュヴェなんだそうです。

期待しちゃいますよ~~~~
でも、一体いつ飲むの?

久しぶりの ちょっとスペシャルワイン

2017-05-09 18:38:35 | vin ~わいん~
26年間続いた近くのスーパーが明日閉店。
そして、その中のリカーショップも。
まとめ買いもちょくちょく、お世話になりました。

閉店セール(30%引き)で買ったもの、覚書。


左から

ピリニーモンラッシェ 2014
レ アンセイニエール
ドメーヌ ヴァンサン・ジラルダン

ピリニーと聞くと、唾が出る!?
こんなのを飲めるのは一生に何回か?
ヴァンサン・ジラルダンの普通のブルちゃんは昔よく飲んだので味は保証もの。
楽しみです。


オート コート ド ニュイ ルージュ
フォンテーヌ サン マルタンという村?のモノポール
ドメーヌ ミッシェル・グロ

グロのワインは本当に久しぶり。
いや、グロに限らず、今ではブルちゃんは(高価となって)
滅多にお目にかかれません。
単一畑で採れたブドウで作られたワインで
この年がファーストヴィンテージとのこと。
まだ開けるのは早いので数年熟成させた方がいいみたい。


シャンドン ブリュット ロゼ
これは、ドンペリを作っているモエ・エ・ヘネシー社が
オーストラリアで作っているスパークリングワイン。
しかもロゼ!
普通のブリュットはよ~く飲んだな~。
夏の暑い夕暮れ時に飲みたい、
淡いピンクに繊細な泡の立ち上る、女子大好きなワインであります。


プイィ・フュメ 2015
ドメーヌ タボルデ
初めてのドメーヌ。
ロワール地方の、ソーヴィニヨンブランから作られたワイン。
まずこれを開けたのだけど、ちょっと薄いかな~~
サッパリ系でこれからの季節にはぴったりですが。

夏には近くにまた開店するらしいので、
ちょくちょくお邪魔しようと思っている。
長年、ありがとうございました。

ウォーキング

2017-05-03 13:38:59 | vin ~わいん~
ウォーキングを本格的に始めてひと月足らず。

我が家のすぐ近くには、ウォーキングに最適なサイクリングロードがある。


これまでも時々散歩程度のことはしていたのだけど、
整骨院の先生からきちんとした歩き方を教わった。
ももを上げて、腕を振って。
すると、自然に歩幅も広くなり歩く速度も速くなる。

普通の道をそうやって歩くのはちょっと恥ずかしいけれど、
ここはサイクリングロード。
休日などは、老若男女、歩く人、走る人、自転車の人、競歩の人。
わんこを散歩させる人、竿を自転車に乗せて海まで釣りに行くオジサン、
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて散歩の若いママたち。
様々だ。

川とマンション群を見ながら、


電車も通ります。


鳥も来るし、


公園には花々が咲き誇り、


こんな珍しい椿も発見。


最近、階段を上がる脚が軽くなって、
これは進歩!と心の中でヨロコブわたしです。