art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

雨の中で…

2011-05-30 07:26:48 | maison de campagne ~べっそう~
週末は雨。
土曜は長男@釣りboyが車を使うと言うのでお譲りして;;
日曜に日帰りで勝浦セカンドハウスに行ってきた。
ちなみに釣りはもっぱらシーバス狙いでリリースしちゃうんだけど、
今回は珍しく食べられる魚を釣って帰った。
大きなマゴチ。。
夜中にさばいてくれたようだ。。
まだ冷蔵庫のチルド室にある。。
どうやって食べよう?
何だって外見で判断しちゃあいけない。。
しかも頭@グロテスクは取ってくれたので残ったのは体だけだけど…
今日、から揚げかソテーでいただきます。>長男さま

台風が近づく中、日曜の午前中はまだ雨も小振りで畑仕事を少々。
一番、気にかかっていた敷地の角に植えてある白バラ、つるサマースノー。



つぼみがふくらみ、花がたくさん。
…かと期待大で、でも思ったほどじゃなかったけど…
そして、花の大きさも買った時より小さいような…
でも、去年買った苗だし、まだつぼみはたくさんあるのでこれからも咲くでしょう。
花の中心がほんのり淡いピンクでとてもかわいい。

ジギタリスは一番高いものは1mを越え、
他の花穂にも花が咲いて、たぶん今が一番の見時だ。

先週つぼみだったお隣のアスチルベもこんなに。


他のスペースにはピンク系のアスチルベもあるのでそちらの開花も楽しみ。

ちょっと遠くから眺めてみると、
リシマキアの黄色い海にミヤコワスレの紫が美しく映え、
奥の斑入りのギボウシも見事に大きくなった。
雨模様で暗くても、こんな葉色で庭も明るくなる。


家の窓から覗いてみた。

見てると、なんか酔いそうな角度だな。。

お父ちゃんにもらったギボウシには早くも花芽が。

3か所に株分けしてあって、どれも花芽を付けている。

その傍のエリゲロンとハツユキカズラ。

先週、茶色の葉っぱでオッサンみたいだなんて悪口を言ったせいか、
ハツユキカズラは先っぽの葉が白やピンクに色づいて、お姉系に変身中。
楽しげな感じになってまいりました。
他のところのハツユキカズラもそうなので時期が来ればみんなちゃんと(お姉に)なるのね~
リシマキアに取り囲まれた(!?)ハツユキカズラ。

やっぱりかわいくなったお姉は絡まれます。。
すぐ奥にはちょこんと株を分けて植えてみたラムズイヤーが。
ラムズイヤーの葉はもこもこで保水性がめちゃくちゃいいので、この時期可哀そう。
他のもっと繁っているラムズイヤーは随分葉を落してやった。

ヒューケラ・ドルチェ・リコリス。


ヒューケラ・ファンタンゴ。


いずれも長い花茎を伸ばして可憐な花を付けた。

ドルチェ・リコリスの銅葉はとてもシックでインパクト大。

そしてファンタンゴの葉は、何と申しましょうか、
渋いグリーン~グレー~渋い赤というグラデーションの葉色とくっきりした葉脈がなんともエレガント。
そして花も葉のようなグラデーション。
シャビーシックをそのまま形にしたような感じ。
少しレトロな鉢に植えたら素敵だろうなぁ。
ファンタンゴは砂利の小道の道沿いに植わっていて、ともすると見落としがち。
(雨による)土の跳ね返りも結構あるし。
もう少し見栄えのするところに植えればよかったな~と思う。

銅葉といえば、このピンク系の銅葉ダリヤが咲き始めた。

ピンクでもほんの少しオレンジがかったこの何とも言えない深みのある色加減はとても好き!
銅葉にすごく似あっている。
隣には黄花のダリヤもあるんだけど、
葉っぱだけの時はどちらがどちらだか???
花が咲いて初めて、あ~こっちがピンクだったのね!と気付く。

ソラマメ花壇はこんな感じで、どれもじわじわと大きくなっている。


真ん中の大鉢はこんな感じで、エリゲロンが垂れさがってまいりました。

ここに白とピンクの花が混在するととても素敵になるのだ。
最初は白い花が、時が経つにつれてピンクに変化するから。

実はこの鉢の周りに先週少し土を盛って、ぐるっとエリゲロンを(株分けして)植えた。
庭の植栽はあくまでも自然な感じにしたいと思っていて、
作為的に作るのは敢えて避けているのだけど、
なので、規則的に並べたりとかきちんと配置したりほとんどしてないのだけど、
雑誌で見たエリゲロンぐるっと作戦がとてもかわいかったので取り入れてみた。
常緑でずっと花の咲いているエリゲロンがどんな風になるかとても楽しみ!

ソラマメ花壇のすぐそばにはグミの木があって、
今年はたっくさ~ん実を付けた。

去年は、木の下に落っこちた赤い実がひとつだったのに…。
赤いよく熟れた実を食べてみた。
すっぱーーーーー。
次に、えぐ~~~~~。
これは食べられませ~ん。
残念なり。
鳥や虫たち、これを食べるのかなぁ~?

今回、一番ビックリ!したのは、ハーブのポリジが急に大きくなり花が咲いていたこと。

葉の大きさも、茎の高さも3倍くらいになっている。
花は薄いブルー。
うつむき加減に咲いているので、ポリバウワー(!?)してもらってパチリ。

葉も花も食べられるみたいだけど、
花の近くの葉にはトゲ状に痛そうなものがたくさんある。
下の方の葉を食べるのかな?
一年草なので今が食べ時ね。
もうちょっと詳しく調べてから食べよう。

ミント類はいよいよその勢力を広げ、まるで布団のようだ。
オレンジミント。


ペパーミント。


右がスペアミントに左がマルバ・ストラム。


こんな香りのいいお布団にくるまれたら幸せだろうな~!

このマルバ・ストラムもミントに負けず劣らずものすごい生命力で辺り一面覆い尽くす勢い。
去年の春から庭づくりを始めて実感したことのひとつは、
グラウンドカバーの植物たちは覆い尽くす手前でさっさと刈ること。
でないと大変なことになる。
いい例が玄関側に植えたグレコマ。
びよ~んびよ~んと茎を伸ばして、
地面だけじゃなく空中もさまよい、丈の低いものは乗り越えてその先にまた根っこを下ろす。
オダマキはこぼれ種で増えるのだけど、
芽が出てきてもグレコマに覆いかぶされて成長できなくなると危惧して、
その辺りをたいそう引っこ抜いた。
勝手に増えてくれるからいいや~って思ってたけど、
何事も先々のメンテが大切だ。

カワイイ、カワイイと思っていたリシマキアもほっといたらその辺一帯真っ黄色になりかねないし、
グレコマとマルバ・ストラムと我が庭の三大グラウンドカバーには要注意と心しているのだ。
あとはミント類ね。
タイム類も横に広がるけれど、小さくコンパクトなので後のまつりってことにはなりそうもない。
逆にたくさん広がってほしいのがタイムだ。

さて、今週末は雨上がりに加えて(たぶん)気温もぐんぐん上がり、
雑草とのバトルが目に見えるようです。

桃栗3年 キウイも3年 … って?

2011-05-23 08:28:59 | maison de campagne ~べっそう~
今回も勝浦に行って、庭のどこかにいる犯人にやられた。
腕と脚に赤いポツポツ。おなかにも少し。
いろいろ考えてみるに、原因はやはり特定の植物かなと思ったりする。
かゆみがなければまだよいのだけどね…

さて、今回はオットががんばり、
とうとうキウイ棚が完成~~!!!
丸一日でこんなものを作ってしまうなんて、
ほ~んと、オットの器用さに感心してしまう。

柱の足元には、今にも絡みつきそうにキウイがもりもり。



その作業中、草刈りM氏@山形弁がふら~っと訪れた。
『な~んか、いいもん作っどるなぁ~』

M氏によると、キウイは花を付けるのに3年かかるらしい。

『マジッ???』

…それを聞いた時、ちょっとショック。
だって、キウイの成長はものすごく、
つるをビヨ~ンビヨ~ンと伸ばしてすぐ大人になりそうなんだもん。
桃や栗は木だから、そりゃ実がなるまでに年月かかりそうだけど、
キウイなんて、棚にからみつくようになればすぐに実がなると思っていた。

そうですか~ 気長に待ちますか~

そして、こんなことも言った。
『kuso(=基礎 <山形弁)がちゃ~んとしてないとなっ。
 ここらは風が強いからな。』

…う~ん、

突っ込みどころだけど、、
M氏の山形県人としてのプライドを傷つけそうで、スルーしちゃいました。

黙々と作業を続けるオットを眺めてるうちに、
やっぱりDIY大好きなM氏は刺激されたのか、
今回はなんだかさっさと帰って行かれました。
次回勝浦に来た時は、M氏宅に何か構造物が出現しているかも…

今回のハーブ畑はこんな感じに。




セカンドハウスの庭は、春の花が終わりそろそろ初夏の花の時期。
つぼみを付けたものがたくさんある。

玄関側から。
白花アスチルベ。

粟粒のような白いぷつぷつがたくさん。今にも咲きそう。

カシワバアジサイ。

ちょっと横になって寝てます。

アルケミラ・エリスロポダ。


ヒューケラ・ドルチェ リコリス。


庭の中に入ると…。

ヘリクリサムコルマ。


ユズ。咲きかけ。


栗。


アジサイ。ムニムニっと。


マユミの木。よ~く見るとちっちゃなちっちゃな花のようだ。


…こんな風に夏の花たちがスタンバッてる我が庭。

家の角にあるつるバラサマースノー。

今週は咲いてると思っていたのに、
バラはつぼみから開花まで時間がかかるのか、やっと一輪咲いたところ。
見ごろは来週か?

玄関の庭ではジギタリスが見事に咲いた。

圧倒的存在感。
ひとつの株から4本ほど花穂が上がってる。
外から見ると…


エリゲロン(左)と、ハツユキカズラ。

白花からピンクに変化するエリゲロンは、ピンク花も見られるようになった。
本当にかわいい!!
ハツユキカズラはカラーリーフなのだけど、
先っぽの葉が白やピンクで少女のようにとてもかわいいのに、
今はまだなんだか全体的に茶色く葉の大きさも大きくてオジサンくさい。
そのうちかわいくなるかなぁ~?
今流行りのお姉系のつもりかしら?

見事と言えば、このデルフィニウム・マジックフォンテン・ダークブルーも。

花の大きさ、パッと目を引く深いブルー。
アーチから覗いても存在感有り。


こちらからも。


そしてお隣には、ベロニカ・マンハッタンブルー。

今が見ごろとばかりに咲いた。
去年と比べるとずいぶん株が大きくなった。

そしてこちらのベロニカの隣には、ヒューケラ・ファンタンゴの花が咲いた。


ハーブ畑にはベイビーブルーのネモフィラが満開。

ほとんど宿根草の庭の中で、あまりにかわいいので一年草だけどネモフィラだけは毎年植える。
手前の黄色い花は何でしょう?
忘れちゃったけど白~ブルー~紫系の庭の花の中にあって、
黄色は元気パワーをくれるようだ。

タイムは手前のフレンチタイムに続き奥のコモンタイムも咲き始めた。


チェリーセージも咲き始め、


ジャーマンセージも美しいブルーの花。


このセージ、サルビア・ネモローサも満開。

その姿は凛として清々しく、来年はもっと株が大きく育つかな?と期待。

咲き始めたガウラ。白い蝶の形の花。

種が飛んでできた苗を、庭のあちこちに増殖したので、
今年は至る所でガウラの涼しげな花を楽しめそう。

中ほどに作ったソラマメ(形の)花壇も少し賑やかになったかな?


先週、薄いピンクの花を付けたポピー、
同じ株なのに今回は真っ赤な花。不思議!


ラミウムもどんどん大きくなり、斑入りの葉がとても映える。


庭の一番奥には、自然発生的ミョウガが何か所にも伸びてきて、
夏の終わりころの収穫がとっても楽しみ~!


帰りには、千葉でこの庭の余韻を楽しむべく、
いろいろな花を摘んで帰った。

『犯人は 庭のどこかに いるんですね』

2011-05-21 08:47:36 | maison de campagne ~べっそう~
…と、皮膚科の先生♀はおっしゃいました。

ここ数ヵ月、勝浦のセカンドハウスへ行くたびに顔が真っ赤になったり、
腕や脚がかゆくなり思わずぼりぼり掻いちゃって跡が残ったり…。
勝浦から戻り平日はだんだんその状態が良くなるのだけど、
週末また振り出しに戻る。
…の繰り返し。
何かのアレルギーかと皮膚科を訪ね、
タイトルは、血液検査の結果を見た先生のお言葉。

スギもヒノキもネコもイヌも、一番ポピュラーなダニもハウスダストも、
はたまたタケノコまで、反応なし。
アレルギー体質でもなかった。

一体、犯人は誰?

『野良仕事の時は、帽子を被ってマスクは大きめのものを二重、
 長袖の服に手袋で腕をぴっちり隠し、
 目だけを出してやってください。』

とも…。
ついでに、
『自分ちだから、誰も怪しいなんて思わないでしょう。』

原因不明のまま、

でも正体不明の犯人は庭のどこかにいてわたしを狙っているのだ。

さ~~てっと、今日も勝浦に行ってきまーーーす。

ヴェルジェ マコン・ヴィラージュ

2011-05-16 15:38:21 | vin ~わいん~
先週、オットが購入したワイン。

ブルゴーニュ 白 2009
MACON-VILLAGES

ヴェルジェ

×5本

ブルゴーニュ 白 2009
Terroirs de Cote d'Or

ヴェルジェ

×1本

計6本 東京大丸にて

6本全部、マコン・ヴィラージュだとたった今まで思っていたのだけど、
エチケットを見ると違っていた。
写真のもの1本だけが造り手の、ジャン・マリー・ギュファンス氏のサイン入りで。


えっっ?サインですかっ?

言われないとただの落書きだと思ってしまう。
何て書いてあるのかさっぱりわかりませんが、
折角なのでサインということにしておきましょう。
6本の中にサイン入りを1本入れるというサービスだったそう。

6本で10,000円というのはとてもお買い得!!
しかもサイン入り…(!?)だし…。

で、先週土曜日の勝浦での夕飯。

ここには、フィリップ・シャビーが写ってるけれど、
残り少なかったので、この後ヴェルジェのマコン・ヴィラージュをいただいたのでした。
シャルドネのよさが十分に発揮され、
香り爽やか、ミネラル感充実。
この初夏に飲んでも飲み疲れすることのないカジュアルさ。
とっても気に入りました。

 ちなみに白皿のサラダは我が庭の草、いやいやリーフたち。
 虫たちに先を越されないように、人間がさっさと食べなくては。

サイン入りのは、ラベルはがしで丁寧にはがして、
記念に取っておかなくっちゃ!

雨後のタケノコのごとく 雑草が…

2011-05-16 12:46:25 | maison de campagne ~べっそう~
爽やかで野良仕事も楽しくはかどる~♪
っていうのはほんのつかの間。
ゴールデンウィークで終わったみたい。
もう外は暑くて、
紫外線対策にフル装備、デッキには冷たい飲み物を用意してから野良仕事にgo!

今回はオットががんばってキウイ棚に着手。
先週宅配で届いた木材を切りそろえ、
庭の奥のキウイのあるところに基礎を打った。

木材には防腐剤を塗り、あとは組み立てるのみ?


周りにはキウイが何本かグイ~ングイ~ンと伸びてきている。
 以前、私たちの前に住んでいたおじいちゃんの時、
 ここはうっそうと繁るキウイジャングルだったのだ。
でも、わたしたちにはオスメスがわからない???
どれもこれも一緒に見えるけど…
草刈りM氏@山形弁さんにでも訊かなくっちゃ。
さっそく実家の母が、
『わたしは、黄色い甘いのが好きよ~~』ってリクエスト。
ちゃっかりしとるよね~~
でもここにはふつーの緑のしかないんよ。。

いろいろと株分けしようと思っていたものたちも、
5月になると大きくなりすぎて、
来年からは株分けは3~4月にと心の中にメモメモ φ(..)

エリゲロン、クリーピングタイムなどほふくで増え、ボリュームの小さいものものだけを、少し増殖。
ミセバヤも先の10センチほど切り取って、数カ所に植えてみた。
イタリアンパセリも、1株を3つに分けて植えなおした。
そのくらいかな…
てっきり1年草だと思っていたイタリアンパセリが多年草だったのはうれしい誤算。

盛りを過ぎたパンジー、ビオラをまだ元気な5株ほど残して撤去。
半年以上、庭を明るくカラフルに楽しませてくれてありがとう!

あとは、雨の後にどんどん伸びた雑草とのバトルに終始した週末でありました。

外から見た姿はこんな感じで緑が多くなった。

ほとんどグリーン;;

ちょいと中に入るとこんな感じ。

ほとんど葉っぱ;;

その中から少しのアクセント。
去年も見事に咲いてくれたジギタリス。
イングリッシュガーデンには欠かせない植物。
イングリッシュには程遠い我が家の庭だけど存在感有り。



すぐ右横の白花のアスチルベもたくさんつぼみを付けているので来週くらい咲きそうだ。
1年でかなり大きな株になった。

その後には、そのまた右のカシワバアジサイが開花するかな?

どうもこれらをくっ付けて植えすぎたみたいだ。
窮屈そうであります。
『ちょっとあんた、邪魔よぉ~』って感じであります。
秋には真ん中のアスチルベを、株分けを兼ねて他に植えかえてやろう。
手前のギボウシたちも大きくなってきた。

白いアジサイ。白が目に沁みる。


銅葉のヒューケラと斑入りのツルニチニチソウはグリーンの庭のよいアクセント。


千葉のベランダで枯れかけていたクレマチス。
息を吹き返したね。
まだまだちっちゃいれど薄いピンクの花が咲いていた。


ハーブの畑。
今、一番元気なのがこのハーブ畑。
これから夏に向かって、ハーブの清楚な花たちも咲き始める。
枯れていた芝も緑になってきた。






今咲いているカモミールと、名前を忘れちゃった穂を上げて咲く濃い青花のセージ。


これはたぶんドイツセージだったと思う…。
青い花が咲き始めたばかり。


セージと言うのは本当にたくさんの種類があり、我が家にも5種類くらいある。
花の色も形もさまざま。
でも、どれも香りがすばらしい。

カモミールと右下にはラムズイヤー、左はベルガモット。

これらふたつはほっといても平気、どんどん増えちゃう。
最初に2株ずつ買ったのが今では数えきれないくらいに増えた。
カモミールの上に襲いかかって(!?)いるのは、フェンネル。
なんか、すごいことになってる~~
フェンネルは魚のお腹に詰めて焼いたりするのだけど、
これだけ大きくなると、一日3回お魚食べてもお釣りが来ちゃうね。

その手前の長い花壇にはナデシコが満開。

パンジー類がなくなり寂しくなった庭で、なんだか愛嬌をふりまいている。
正直、一年で終わると思っていた。
それがそれがこんなに花を付けるなんて、感慨深いね。

ナデシコの近くにはエリゲロン。

咲き始めは白い花が、だんだんとピンクに変わってゆくのはとてもかわいい!
しかも寒さにも暑さにも強く強健で、簡単に増やせるのもお気に入り。
最初の2株からどんどん増やしている。

この赤い葉のヒューケラマホガニーの鉢にもエリゲロンを植えてみた。
1輪だけ顔を覗かせてる。

大きく育ったら鉢から垂れる。
そんな風情もよいなぁ~。

アーチにからまる黄モッコウバラが満開だ。




アーチの反対側の白モッコウバラは黄色よりも花つきがよくない。
ただ今3分咲きといったところ。


バラといえば、玄関側のフェンスの角にからませてある、つるサマースノーには、
たっくさんのつぼみが。
来週くらい満開になりそうだ。とても楽しみ!


ソラマメ花壇。


ポピーが咲いた。
まん丸で大きな花が一輪。
あまりにもきれいな円で、まるでCDみたい。


ラミウムも。

これは植え付け2週間で3倍くらいになった。
しかも花が咲いたし…。

さて、サラダ野菜を調達したいときはこちらから。

ここのリーフとハーブ畑にあるイタリアンパセリがあれば、
もりもり野菜サラダができる。
ニラもだいぶ育ったのでそろそろ収穫できるな。
リーフの向こうにはバジルが芽を出した。
ちっちゃくてもツヤツヤ葉っぱのベビーバジル。

今年は、収獲したバジルでバジルソースにチャレンジしようと思っている。
濃厚かつ爽やかなグリーンのソース。楽しみ!

田舎では、自分ちの野菜果物、あるいはもらった野菜果物たち、
はたまた拾った(?)果実などで、
保存食やジャムを作るのが楽しいのだ。
夏のブルーベリージャム(左官屋さんがくれるブルーベリー)、
我が庭に自然に出て来る赤シソで作るシロップ、
    〃      ウメで作るシロップ、ウメ酒、
    〃      ミョウガで作る酢漬け、
お向いさんにもらったユズの木になるユズと、
家の周囲にたっくさ~んある誰も採ってくれない可哀そうなユズを使ったジャムなど。
どれも材料費はタダ。調味料代だけ…。
ブルーベリーやミョウガ、ユズなど高くて、これまではほとんど買わなかったけれど、
ここではみ~んなが持て余すほどできるのだ。
世間の相場が不思議。
シ・ア・ワ・セ!!

これから秋まで雑草取りばかりかと思うと遠~い目になってしまうけれど、
草花の姿は何物にも代えがたいものがあるし、
いつも我が家の脇を通って畑に通うおばあちゃんが庭を見て喜んでくれたり、
ご近所さんが、以前の(おじいちゃん住人)草木が茫々の時から随分と変わったね!って褒めてくれたり、
だからこそまたガンバローって思う初夏~秋のわたしたちなのであります。

花いろいろ

2011-05-07 21:45:21 | maison de campagne ~べっそう~
キウイ棚を作るために部材をネットで購入したということで、
受け取るため土曜日に日帰りで勝浦へ。
あいにくの雨。
木材が到着。
時間もないし、雨だし、
デッキを作って残った木材を置いてある場所に追加して保管。

雨で外仕事もほとんど出来ず、
まずパンジー、ビオラの花柄摘み。
もうそろそろ終わりだけど、最後まできれいに咲かせてあげないと…。
っていうか、わたし、結構この花柄摘みの作業は好きみたいだ。
きれいにしたいのと、次のつぼみにバトンタッチさせてあげたいのと両方。

コデマリは8分咲きといったところ。



隣の黄モッコウも咲き始め、
次に行った時は両方とも満開かな?とうれしい想像をする。


シランが咲いたので、その姿を。


その他の作業。
カラーリーフが美しいヒューケラ。
いくつかダメになってしまったのだけど、
望みを掛けてオレンジ色のマホガニーを購入。
名前だけでも高級感有りだな~。
うまく夏越し冬越しして育ちますように。
アイビー、エリゲロンと寄せ植えにしてみた。

それから今が成長期のヘンリーヅタも鉢に植え、
鳥かごの中に入れた。
秋の紅葉した葉が鳥かごの中から枝垂れるのを想像。

そして、明日は母の日だし、
咲き誇っている花をまとめて義母にお花のブーケ。
我が家にも。
こんな感じだ。
花は、ナデシコ、スカビオサ、ロータス・ブリムストーン、クリスマスローズなど。
リーフはユーカリと、銀葉のはヘリクリサムコルマ。

全体にちょっとへたってますね。。

ハーブの小さなブーケも作ってみた。
見た目は地味だけど、香りを競うかのように芳香を放つハーブたち。
シックを身にまとったような存在だ。

GW後半戦 エンドレスなり野良仕事

2011-05-05 21:56:58 | maison de campagne ~べっそう~
GW後半もやはり我らは勝浦にセカンドハウスへ。
だって仕事が~~

って仕事もいっぱ~~いやったんだけど、
友達のIちゃんが旦那さまとわんこと遊びに来てくれたのでそのお話を…。

コデマリ、オダマキ、ビオラで玄関を飾ってみた。


デッキを作ったものの、椅子を作ったものの、
最初に焼き芋を食べただけのデッキ&椅子セット。

この日を待っておりました。
ここで手作りランチを。

そして頂いたデザートのケーキとイチゴも一緒にいただきました。
ありがとう、Iちゃん!

食いしん坊わんこのラブちゃん(シーズー♀)はブランコにくくられていたのだけど、
ブランコは動く。
なので、こちらの食べてる気配を感じてリードを引っ張りまくりブラ~ンブラ~ン。
でもね、限界があるのよ、半径2メートルよ。

そんなかわいいラブちゃんを見て大笑いした人間たち。
可哀そうになって、とうとうお父さんが連れてきてくれてお相伴にあずかりました。
よかったね、ラブちゃん!!

Iちゃんは、草刈りM氏@山形弁さんの大ファン(!?)で以前からお会いしたい!と言っておりました。
とうとうその日がやってきましたね~!
みんなでそちら方面へお散歩。
畑に行ってみたけど、珍しく畑仕事はしておらず、家の方に戻ってくると、
ちょうど出ていらっしゃいました、M氏。

Iちゃんの旦那さまは、畑を借りて野菜を作っているのでM氏と意気投合。
わがオットは野菜作りにはち~~っとも興味を示さないので、M氏も
『ええ人をづれてきだがや~』って内心喜んだかも…です。
M氏宅には自作の池があり亀ちゃんや金魚がいる。
Iちゃんちにも亀がいて、脱走しちゃった亀もいるとか…。
M氏宅の亀も2匹脱走して残るは1匹。
『亀って、結構逃げ足が速いのよ~』とIちゃん。
ここでもM氏と意気投合しちゃいました。
意気投合ついでに、
M氏宅のちゅうすけ@パグ犬とIちゃんちのラブちゃん。
ちゅうすけは、人見知り犬見知りが激しくてすごく吠えるのになぜか大人しく、
名前の通り愛らしくてお目々くりくりのラブちゃんのことをお気に召したかも…。
人間も犬も、なかなかに気持ちの打ち解けた散歩となったのでした。

お土産に花やハーブの苗をあげてIちゃんは帰ってゆきました。
どうぞまた来てね、旦那さま、ラブちゃん連れでね!

さて、今回はちょっと地味目のものをここに記しておきましょう。
どうしてもパッと目に着く派手なものばかりに目が行っちゃうから、たまには。

クローバーティントワイン(ワインレッドのクローバー)の花が咲いた。

葉っぱも赤いので目立たないけどかわいい。
なんせ全体はこんなにもりもりなので、花が目立たない。


シラン。

ひっそりと木陰に。
我が庭にたくさんあったのに、気付かずに苗を2つ買ってきたお間抜けなわたし。
濃いピンクのつぼみを付けた。

ベンケイソウ3種。

右上がオオベンケイソウ、その下にベンケイソウ。
左がミセバヤ(ベンケイソウの仲間)。
多肉植物なので地味に、でも懸命に生きてる感じ。

ミョウガ。

秋の収穫がとっても楽しみ。
葉も柔らかいうちはお味噌汁などに入れて食べられる。

もみじ。

わさわさと葉がたくさん出てきた。

名も知らぬ野草。

気がつけば、コナラの木の根元に咲いてた。
うつむき加減に楚々としているから花に気付かなかった。

畑。

左がニラ、右はミックスリーフ。
リーフの方は、勝浦にいる間は少し育った葉っぱをサラダに。
ごわごわ固めだけど、味が濃くておいしい。
虫食いもあるけど、虫に食べられる前に人間さまがいただかなくては。

3日の夕飯はこんな感じ。

チキンにセージをくっつけて焼いてみました。

ハーブや野菜たっぷり。
ワインは、普段飲みの泡、フレシネコルドンネグロ。
グラスは、また近所のリサイクルショップでゲットしたもの。

HOYAのクリスタル、新品で2脚1,000円はお得でしょう。
ボウルからステムにかけての流れるようなフォルムがとても素敵!
以前から欲しいと思っていたフォルムのグラスなので飛びついて買っちゃいました。

続いてハーブなど。
フレンチタイムの花が満開。

他3種はまだ咲いてないのだけど、そのうち咲くでしょう。

チェリーセージ。
右下に真っ赤な花、2輪咲いた。


半月ほど前はちっちゃい苗だったのに、こんなことになってしまったカモミール。

こぼれ種でどんどん増える、たくましき繁殖力。

左からヘンリーヅタ、その下にジギタリス、右にアスチルベ、さらに右端がカシワバアジサイ。


ピンクのオダマキの下に、濃い紫のオダマキを移植。

紫のはグレコマに取り囲まれ、あわやグレコマの海に溺れそうになっていたので救済。

コデマリが7分咲き。



もうすぐ満開となるでしょう。

上にスカビオサ、わたしの好きな花のひとつ。


大きく育ったヒューケラ・ドルチェ リコリス。

銅葉が存在感有り。

ヒューケラ・ファンタンゴ。

花茎が伸びてつぼみがついた。

そして咲くのを首を長~くして待っていたモッコウバラ。

やっと黄色が咲き始めた。
白はまだみたいだ。

ナデシコ。
大きな株になった。
和の風情がなかなかよい。


かごに入れたベビーブルーのネモフィラ。
長期留守に耐えられるかな?


花畑のスペースが増えたので、株分けなどで増やせるものはできるだけ移植。
今これをやっておけば、このスペースはこんな感じになるだろう、
って想像力を働かせて増やしていった。
もうもう疲れた~。
でも小さな株がどんなに成長するだろうかと思うと、
そんな疲れも吹っ飛ぶ感じだ。

ハーブ畑を後ろから見たところ。


外から家を見たところ。


デッキに座り、庭を左から右へ見たところ。








野良仕事と田舎人たち  ~GW前半~ 

2011-05-01 20:17:53 | maison de campagne ~べっそう~
金曜日の昭和の日、2週間ぶりに勝浦のセカンドハウスへ。
この時期は、たかが2週間でも庭の様子は様変わりしているだろうって…もう経験済み。

姿形もなかったポピーが咲き乱れ、黄色い菜の花と競演し、


リンゴの木にはいつの間にか白い花が咲き、


こぼれ種から出てきたフェンネルだと思っていたのは、
実はカモミールで(うれしい誤算!)これまた花が咲き乱れ、


つぼみだったオダマキやアイリス、ミヤコワスレなどは、美しい紫の花を付け、






タイムも愛らしい小花が株を覆い、


花が数えるくらいしか咲いてなかったシバザクラはまるで別人(!?)みたくカーペット状になり、


モッコウバラにもつぼみが。


冬の間死んだふりをしていた(!?)サンショウの木が復活。

何事も諦めないことが肝心!
タケノコに木の芽を飾って…なんて春の味覚を楽しめます。

わが世の春を謳歌しております。

他でもない、雑草たちもモチロン春を謳歌。
スギナ、ヤブカラシ、ドクダミ、名前も知らない雑草たちもたっくさ~~~ん。

眺めているばかりでは、ここは雑草天国になってしまう。
草取り、草取り。

でもその前に、
買ってきた苗を植え付けたり、
株分け、挿し芽などしなくっちゃ。
そして水をたっぷり与えて。

前回作ったソラマメ花壇はこんな感じに。



本当はカラースキームや花の時期や日当たりを好むか日陰を好むか、
な~んて考えたりしなくちゃいけないんだけど、
手当たりしだい植えてしまった感、強し。
買っていった苗に、庭の他の場所から分けたリシマキア、ガウラなども持ってきた。
中央に、一番大きな鉢を置いてみた。
ローズマリー、アイビーにエリゲロンを加えて。
真っすぐ上に伸びるローズマリーに、枝垂れるアイビー、エリゲロンは涼やかな感じ。
立体感のある鉢になったと思う。

他には、
ハーブのマロー(ヤローっていうハーブもあってややこしい。。)


ポリジなどはハーブのサークルの中に。


日陰を好み、とり分け大切に育てたいと思った2種は玄関側の西陽の当らない所へ。
アルケミラ・エリスロポダ


ペンステモン・ジングルベル


白いアジサイは、カシワバアジサイの隣に植えてお互いの白い花弁を楽しめるように。


夕飯は、我が庭のハーブをふんだんに使って。

豚肉のセージ焼き
グリーンとハムのサラダ
 種播きしたミックスリーフ、イタリアンパセリ
オリーブオイル奴

 ♪それぞれにチャイブを飾ってみた

ワインは先日オットが買ってきてくれたシャンパーニュのマイィ
色も濃く凝縮感のあるまったりこっくりとしたシャンパーニュでございました。
ごちそうさまでした♪

土曜日は、君津市にあるドリプレローズガーデンに行ってみた。
バラの時期にはまだ早いので、
ローズマリーやクリスマスローズ、各種のハーブなどを楽しんだ。
バラの見ごろは一ヶ月後なのでまたその頃に来るといたしましょう。

我が家の庭は全体的にこんな感じに。

ハーブサークル。



特にオレガノ、フェンネル、ミント類、右手前の(ハーブではないけど)ガウラなど、
もりもりっ、もりもりっ!!

咲き始めたコデマリから栗の木の下の花たち。






玄関側は。


真ん中のアスチルベ、立派になりましたね~


ミセバヤはどんどん成長し、かわいいブーケ状だったのに貫禄が付いてきた。


このアジュガもも子ちゃんも立派!


ギボウシは、アイリスの陰でも、もりもりっ!


アジュガの陰でもその鮮やかな色で主張するアッツ桜。


それにしても、今年の反省点は…。
パンジー、ビオラ、植えすぎだろっっ >自分
花柄摘みが大変だろっっ >自分
一体いくつの花柄を摘んだのよっっ >自分

冬の間、余りにもさみしい庭を見て、行くたびにパンジーやビオラを買い足していたのだ。
姪のアメリカ人の彼氏も来るし…。
さみしい庭だとちょっと残念だもんねって。

この冬には常緑のものや地上部に残るものを少し増やして、
パンジー類はいいかげん、よい加減植えることにいたしましょう!

そうそう、この日は我が家の近くを通って野良仕事に行くおばあちゃんから、
ワラビをいただいたのだ。
前はサツマイモをもらったな、ありがとう、おばあちゃん!
我が庭の花を楽しみにしてくれているので、
このおばあちゃんのためにも頑張って花を育てようって気になるのだ。

土曜日の夕飯は。

また肉も魚もなかったのでオムレツ。

ハムと玉ねぎのオムレツ 我が家のグリーン添え
新玉ねぎのスライス
我が家のグリーン、トマト、きゅうり

ワインはフィリップ・シャビーのこっくりシャルドネ
これは力のあるワインなので数週間経ったものだけどおいしく飲めた。

我が庭の花たちをちっちゃなブーケにして食卓に飾った。

日曜は、午前中近くを散歩。
近くにある別荘のお宅に初めて足を踏み入れてみた。
やはり週末だけ通ってきているご夫婦で、もう9年くらいになるらしい。
野菜作りに励んでおられた。
ニラと食用菊の苗をいただいてしまった。

帰る前には、やはり外せないこのコース、草刈りM氏宅へ。
昨日タケノコをいただいたお礼を言う。
不作にもかかわらずやはり時期には出て来る。

庭木の話などをたっくさ~んして帰った。

いろいろな方から春の恵みをいただいて、
我が家のGWは始まったのでした。

さて後半はどうなるか?
終わりのない野良仕事とありあまる自然の恵みを満喫したいと思っているわたしたちなのです。