art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

冬の暮らしの始まり

2012-11-26 08:46:44 | maison de campagne ~べっそう~
いよいよ冬になってきた。
2週間ぶりの勝浦のセカンドハウス。
木の葉が落ちて、庭は枯れ葉の絨毯。
まさに、千の葉=ミルフィーユ。

桑の葉、栗の葉、クヌギの葉、コナラの葉。

掻き集めて焚き火に。

かんきつ類やユスラウメなどの木の根元に集めてマルチングに。

そうこうしていると、やってきました、草刈りM氏@山形弁さん。
白菜に大根、皮の赤い大根、ちびちびラディッシュなどたくさんもらっちゃったーーー。
ありがとう!

野菜を卸している店で結構売れるらしく、よかったねーーー、と。
お漬物用のウリを30個も注文した人もいたらしく、
ホクホク顔のM氏であります。

夕方、陽も傾き、冬のお楽しみのひとつ、ユズ刈り。
初ジャムにする分とユズ湯にする分。

夜、ユズ湯に入ると、いい香りに包まれ、鼻腔もカラダも喜ぶ。
ああ~~、シアワセ。

そうそう、今回は途中、しまむらでこんなものを買ってきた。
冬用のソファカバー。

たっぷりと大きく、大きなソファを覆ってくれる。
トナカイや雪の結晶の柄は田舎の素朴な家によく合う。
まわりに小さな白いぽんぽんも付いて、
これが、なんと¥1,870なんて。
アナドレマセン、しまむらさん。

わたしの傑作!?さまざまな色のモチーフを集めたカバーは小さい方のソファに。




一夜明けると、辺りは白い霜に覆われ、


家のサッシの内側は結露でびっしり。
冬を実感。

そして、
我が家のある四辻から反対方向に向かう道の普請が始まったようだ。
ここはブルーベリーおじさん@腕のいい左官屋さんがいつも言っているところ。
ほとんど誰も使わないこの道の先にはおじさんのブルーベリーなどの畑がある。
おじさんはただ今区長をやっていて、
市に持ちかけて道の普請を推し進めているのだ。
田舎ではこういう人がいないと、どんどん田畑、山が荒れてゆく。
人口の減少、高齢化とともに深刻な問題だ。
仕事が終わって一服しているおじさんと少しお話。
ほんの10mくらいだけど、凸凹だったところにコンクリを流し、
左官屋の本領を発揮して、ならし、
あとは笹の葉(竹の葉?)で表面をなでて、すべらないようにしてあるとのことだ。
よかったね、おじさん。

この四辻に立つと、両側には秋が。
道の手前は数本(だけど)のイチョウ並木。
はらはらと落ち葉が舞って、いかにも秋~の風情。






反対側には真っ赤に紅葉したドウダンツツジ。


そして、近くの茶畑、向こうには紅葉が見える。


この小さな道端でも秋が存分に楽しめる。

我が庭では、モミジが黄色に。


そして、もうひとつのモミジは、地味に少しだけオレンジ。


オットは、小屋の屋根が(留守の間の風で)飛んじゃったってことで、補修作業。
グリーンの屋根ができました。





落ち葉や伸びすぎて切った桑の木の枝など、焚き火材料がたくさんで、
一日中、焚き火と格闘の日曜日だったのでした。

泡 & 白

2012-11-22 08:12:05 | vin ~わいん~
20日、お客様感謝デーのイオンでワインをお買いもの。
ワインも5%引き、即日配達便で配達料100円。

左から、
メルシャンの甲州勝沼×3本
和食によく合う、さっぱり系でミネラル感豊富な日本の白ワイン。
このところ、わたしのお気に入り。
これを飲んだ後にシャブリを飲むと、
シャブリでさえも、少し重く感じるお年頃になってしまったわたし。
お魚には特によろしいと思うのであります。

真ん中ののっぽさんは、アルザスの素晴らしいワインの作り手、ヒューゲル家のジョンティ。
リースリングにしようかと思ったのだけど、
隣に並んでいたこれが面白そうだったので手に取ってみた。
ゲヴァルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリング、ミュスカ、シルヴァーナーという
アルザスを代表する5種類から成るワインだそう。

次のピンクのエチケットはイタリア、サンテロのスパークリングワイン。
これの白のスパークは以前飲んだ記憶が。
味は?よく覚えていないので普通だったかな?
年末らしくロゼを買ってみた。

最後はスペインの誇るスパークリングワイン、カヴァのリゴル。
年末年始は、夏の次に泡を飲みたくなる季節。
いろいろと試してみておいしい泡をさがしましょう。

こんな小春日和の~♪

2012-11-13 08:21:14 | maison de campagne ~べっそう~
先週末、次男も勝浦に行くと言うので久しぶりに3人で出発。
もう1年半も行ってない、と思ったけれど、
今年2月の寒い寒~い日に、確か一緒に行ったよね~。
あの時は厳寒の中、お天気も悪く、外にはほとんど出なかったような…
彼はひたすらPCをいじってたような…

花も少なく、寂しくなった庭では焚き火。
男たちは、気付かないうちに茂っていた木を剪定。
バッサバッサと切り、焚き火場は切った木の山。

焚き火と言えば、焼きイモ。
田舎でしかできない贅沢。
晩秋のあたたかい小春日和の週末、
ほおばった焼きイモは甘くてほっくほくで、
心の中もほっこりあたたかくなるのでした。

芽・芽・芽

2012-11-06 12:37:59 | maison de campagne ~べっそう~
お花も少なく、だいぶ寂しい勝浦の庭。

そんな中、食用菊「もってのほか」が大満開。


夜のテレビで、この「もってのほか」の花びらを大量に湯がき、
お料理に使っているのを見て、
そっかーーー、一度にたくさん使うんものなんだーーー、
とわかった次第。
すると菊の香りも存分に味わえるんだね。
いつもサラダに散らすのに、
花3つ分くらいしか使わなかったから。

とうとう畑からトマトも取り去って、
トウガラシとず~っとあるニラくらいしかなくなったので、
見た目もお腹も寂しい気持ちに浸っていたけれど、
ちょっとずつ楽しみを見つけて行きたい、と思う今日この頃。

今回はいろんな芽を撮ってみた。
ハナニラ


スイセン


これもたぶんスイセン


クロッカス


これは?スノーフレークかな?


ツワブキにハチ


ユーフォルビア・プルプレア(=パープル)は、
その名のごとく、先が紫色に染まってきた。


オットは(相変わらず・・・!?)元サンルームの壁の修復作業。
よ~く働きます。
別荘って休むところじゃなくて、まさに労働の場。
怠け者のわたしは、そんなオットを横目で見ながら、
ぼんやりだらだらテレビを観たり、
庭の落ち葉を掃いて焚き火をしたり、
別荘ライフを楽しんでおりますが・・・

壁をはがした部分。


作業後の姿。


ぐるりと。








日曜の午後、近所を散歩。
草刈りM氏@山形弁さんち方面へ行ってみると、
M氏は竹を焼いていた。
最近の勝浦は、どこからかパーン、パーンと焼いた竹がはぜる音。
M氏もその作業をしていたのだ。
油分を含んだ竹はよく燃える。
しばらくしてだいぶ燃え尽き、家に帰る。
わたしたちも後をついてM氏宅へ。
奥さんがお茶とお菓子を出してくださってしばしおしゃべり。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、
4時を過ぎると辺りもだんだん暗くなり寒い寒~い。
そろそろわたしたちもおいとますることにしましょう。
ピーマンやトウガラシ、トウガンをいただいて、
我が家に帰ったのでした。

あわ

2012-11-01 16:32:07 | vin ~わいん~
先日、10月30日は、イオンのお客様感謝デー。
ワインも5%引き。
ワインの5%は大きいので、しっかり利用させていただいています。
しかも即日配達便を利用すると、
こ~んな重たいものでも1個口100円で届けてくれる、
涙が出るほどありがたいサービス。

涼しくなってからひたすら赤ワインを開ける日々の我が家だったので、
先日は、今回のチョイスの中からこれを。
わたしの大好きな泡モノ、久々に。
初めてのメルシャンは勝沼の、そのものズバリ「あわ」。
写真を見ると、まるで日本酒の1升瓶のよう;;
だけど、立派なスパークリングワイン。

エチケットは、和紙を無造作にちぎったようなもので、
端っこの少し毛ばだったところが、何ともカワユイ。
思わず、触ってなでなでしてしまう。
「あわ」の文字が滲んでいて、きっぱりしていないところが良いな~
エチケットに散らばった小さな点々。
金色の点々も光っています。
グラスから立ち上る泡。
その中に滲む「あわ」。

肝心のお味もなかなかに美味。
ブドウ品種が「甲州」ということなので、
和食にぴったりの、繊細で、なおかつ旨みもたっぷりのあわでした。