戦前は、サウサンプトンは好調で、失点もリーグ最小、ユナイテッドと引き分け、リバプールには勝利を収めている彼らに対して、かなり身構えていたグーナーが多かったんじゃないでしょうかね。かく言う私もそうでした。ホームとはいえ、かなり苦戦させられるであろうと。
しかしながら実際は以外な形で先制することに成功し、これまた意外な形で追加点を奪ってあっけなく幕が降りました。
アーセナルは序盤から慎重な姿勢で、サウサンプトンが前から圧力をかけてきたこともあって、思うようにポゼッションできませんでした。中盤セントラルの2人(アルテタ&ラムジー)が、上手くボールを捌けなかったことも、影響しましたね。とはいえ、CBの2人と、GKのスチェスニーがいる中央の守備が非常に安定していた為にピンチを迎えることはほとんどありませんでした。得点はボルツの有り得ないようなミスと、ポンテの警戒が過ぎてしまったファウルのおかげで生まれたものでしたが、アーセナルはイエローカードを頂戴することもありませんでしたし、比較的余裕のある試合運びだったと思います。
ウォルコットが20分程プレーし、フラミニも次の試合からはスカッド入りするでしょう。アルテタが足を引きずりながらピッチを後をしたのは気掛かりではありますが、ミッドウィークもホームで戦えますし、風向きは良好のようです。