SOUTHAMPTON 1
ラミレス 35
ARSENAL 1
オウンゴール 41
ARSENAL
スチェスニー
サニャ
フェルマーレン
コシェルニー
ギブス
アルテタ
ウィルシャー
カソルラ (74)
チェンバレン (74)
ポドルスキ (58)
ウォルコット
SUB
マルティネス
メルテザッカー
コクラン
ラムジー (74)
ロシツキー
ジェルビーニョ (74)
ジルー (58)
SOUTHAMPTON
ボルツ
フォンテ
ヨシダ
ショウ
パンチュン
コーク
S・デイビス
シュネデルラン booked
ド・プラード (83)
ラミレス (77)
ランバート (74)
SUB
K・デイビス
ホーイフェルト
ロドリゲス (74)
ワード=プラウズ (77)
リチャードソン
マユカ
デ・リッデル (83) booked
前半:
アーセナルはスタートからアグレッシブにプレーします。押し込む時間帯が続き、セカンドボールもよく拾いますが、右サイドからの攻撃一辺倒で、時間の経過と共に対応され、15分を過ぎた辺りから五分の展開となります。
両チームとも中盤でパスが繋がらず膠着状態となりますが、34分に自陣でボールを持ったポドルスキが囲まれ、不用意に出した横パスをカットされます。そのままパスを繋がれてPA内に侵入され、アーセナルの守備陣がクリアしきれずこぼれたボールがラミレスに渡り、ゴールに蹴り込まれて先制を許します。
その後アーセナルも相手陣内でパスが繋がるようになり、40分にやや離れた位置からFKのチャンスを得ると、ウォルコットの蹴ったボールがド・プラードがオウンゴールを誘い、同点でハーフへ。
後半:
アーセナルはパスミスが多く、ほとんど決定機を作れませんでした。サウサンプトンは71分に、ラミレスが一度ネットを揺らしますが、プレーに絡んでいないランバートがオフサイドをとられゴールは認められず。試合終盤にもパンチュンが個人技でエリア内まで持ち込み、シュートを放ちますがスチェスニーがセーブ。結局スコアは動かず同点で試合終了となりました。
スチェスニー:
セットプレーで、サニャの膝に当たったボールをセーブし、ロスタイム前のパンチュンのシュートもしっかり防ぎました。失点の場面は、ブラインドになっていたこともあって、反応するのが難しかったでしょう。
サニャ:
パスミスが多く、らしくないプレーの連続でした。滑りやすいピッチが、悪影響を及ぼしたのでしょうか。
フェルマーレン:
ラミレスのテクニックにやや苦しんでいました。なかなかボールが繋がらないので、苛立って上がっていく場面も。
コシェルニー:
ランバートのような空中戦に強いストライカーとの戦いではやや分が悪いようです。ハイボールに被ってしまう場面も何度かありました。
ギブス:
オーバーラップを自重しているようで、結果的にほとんど左サイドからの攻めが活性化しませんでした。後半ロスタイムに、この試合一番の見せ場が回ってきましたが、シュートを打たないでマイナスのボールを中へ折り返し、クリアされてしまいました。
アルテタ:
スペースを潰されている局面で上手く振り向いて逆サイドに展開するなど、他の選手の選択肢を広げるプレーを見せていました。
ウィルシャー:
せっかくワントラップでスペースを確保しているのに、パスが短かったり、後一歩のところで決定的なところまでいきません。少し意外性がありませんでした。
カソルラ:
なんとかして前へ運ぼうとしていましたが、もっと時間を使って攻めてもよかったと思います。
チェンバレン:
ここのところ、手詰まりになると彼の突破頼みになってしまっています。それならそれで、もっと周りがサポートするべきでしょう。
ポドルスキ:
悪い時のポドルスキでした。序盤は積極的に体をぶつけて守備をしていましたが、失点の要因となったことでややナーバスになっていました。
ウォルコット:
ほとんど動きがなく、古巣相手に遠慮しているように見えました。裏を狙う動きばかりだったので、もっと引いて他の選手にスペースを空ける動きがほしかったです。
ジルー:
彼の高さを活かそうとするプレーがないこともあって、存在感を見せられませんでした。
ラムジー:
期待を抱かせるプレーをすることもありましたが、中盤で起用されているのに守備が軽すぎます。途中から出てきたんですから、相手がボールを繋いでいる時には率先してボールを奪いに行かないといけません。
ジェルビーニョ:
らしい突破を見せることもありましたが、やはり数的優位をつくられるといくらジェルビーニョでも突破できません。ギブスあたりがもっとサポートしてあげてほしかったです。