ウィルトール引退&ジュルーは生涯アーセナル宣言

Former Arsenal and France star Wiltord retires from football aged 38

アーセナルで2度のリーグタイトルと2度のFAカップ優勝に貢献したシルヴァン・ウィルトール(38)が現役を引退することに。最後のクラブはフランス屈指の名門でありながらリーグドゥの下位を彷徨っている迷える古豪、ナントでした。
アーセナル時代では2002年のオールドトラフォードでの決勝ゴールが非常に印象的ですが、実は4シーズンしか在籍していなかったんですね。ボルドー在籍時はリーグアンの得点王にも輝いていたこともあって、ずっとCFでのプレーを希望していました。アーセナルでの主戦場は右のサイドハーフだったんですが、元々ストライカーだった選手がよくこのポジションでのプレーを受け入れてくれたなと。前線でプレーするのとは違って守備にも貢献しなければならないポジションではありましたが、上手くアーセナルの戦術にアジャストしていました。
サイドが本職のリュングベリが台頭してきたこともあって、徐々に出場機会を減らしつつあったウィルトールは契約延長をせずに2004年にリヨンへ移籍。ここでも3度のリーグタイトル獲得に貢献し、その後はフランスの様々なクラブを渡り歩いて現在に至ります。
無敗優勝時のメンバーが、また一人現役を引退しました。あの時のメンバーが全員引退してエミレーツに勢ぞろいするなんてことが、そう遠くない未来にあるかもしれませんね。

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さて、ユベントスやナポリが強い関心を示し、代理人もイタリア移籍の可能性を示唆していたジュルーですが、なんと本人がtwitter上でそれを否定するようなtweetをしています。
でそのtweetを埋め込もうと思ったんですが、どうもgooブログではできないようなのでとりあえずリツイートしときました。
簡単に訳しますと、

『移籍に関しての報道を全て否定したい。それは全く真実ではないんだ。このクラブに来て10年になるし、常に忠誠を誓っている』

この選手、絶対放出してはいけませんね。時にポカをやらかすこともありますが、クラブに貢献してないとは決して言えませんし、これ程の愛情があるのならまだまだ向上は見込めます。このブログに古くからお付き合いしてくださっている方ならご存知かと思いますが、私はジュルーという選手がお気に入りでもあるんです。10mを提示してくれているクラブがある、という報道に少し魅力を感じてしまった自分が恥ずかしいです。彼を放出すればCBは手薄になりますし、それを補う補強が簡単にできるクラブではありません。積極的に移籍させるようなことはしないでほしいですね。