小沢続投 ? 正面突破・・・それは無いヤロ !

民主党の小沢イチロー代表が記者会見で続投を表明した。
「アリさま」は、支持する政党はなく、敢えて言えば「新しい政党」
支持者である。

今回のアホウ首相の無能さ加減や不人気ぶりにより、「新しい政党」が
生まれそうな予感と、イチローのこの時期のピンチにより確実に変化が
起こりそうだと確信していた。

しかし、小沢イチロー続投の会見を聞いてガックリとした。
「何だ、元通りでは無いのか」「正面突破の強気戦術だな」
小沢イチローは涙ながらのしおらしい会見で国民を誑かそうとしている。
皆様、本気にはしていないでしょうが、騙されてはいけませんよ。
日本人は、こういうしおらしい姿にすぐ同情してしまう甘さがある。

小沢の会見にもガッカリしたが、それ以上に、こう言う選択に同意した
若き民主党主導者に「選択を誤ったゾ」・「折角のチャンスを潰したゾ」と
言いたい。

勤皇の志士の様な活動が求められるこの時期に、小沢の一言にシュンと
「青菜に塩」状態では、国民の期待も萎んでしまう。

完全に小沢に去勢されてしまっており、新たな政治を生むパワーを
感じないのは「アリさま」だけだろうか。
今回の判断は、次総選挙には大きなマイナスであろう。
期待していただけに、今回のイチロー続投の選択は拍子抜けだ。

表現は悪いが、出かかっていたウンコが引っ込んでしまったような
気分の悪さを感じる。

小沢自身に事情聴取必死とされていたが、小沢が「徹底して戦う」
と表明した途端、検察も自民党も「キャン」と鳴いて静まった。

此処に至るまでに、水面下で政・財・官にどのような密約や取引が
あったのか。
今後、自民党の「二階君や森君」等の捜査はどうなるのか、
それとも大山鳴動して、小沢の公設秘書一匹カヨ。　東京地検よ!

これから事件の解明が進むにつれて小沢代表は窮地に追い込まれる。
何よりも小沢続投に対する世論調査の結果が決め手になる。

「アリさま」と同様に受け止める有権者は多いのではないか?
有権者の冷静な判断が求められている。

穿った見方をすれば、民主党の高等戦術か?
今回「小沢引退」と言うカードを切らずに温存し「イザ総選挙」となった
時点で最後のカードを切る高等戦術か?
そんな策士が民主党にいたかな?


小沢一郎「代表続投」の記者会見（2009年3月24日）