JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

ライブをすることで得られること

2017年10月12日 | ライブコンサート

9月30日のライブ後、

いろいろなコメントを頂きました。


それは演奏後の感想や、

見に来ていただいた方からの


メールや、生徒さんからの演奏の感想などから


汲み取れます。
 

やはり、オリジナルの曲に対する

感想が最も多いです。

 

ライブ後の

私の生徒さんとのジャズピアノのレッスン後、

その方と一緒に来ていた友人がとても

オリジナルに感動したと伝えてくれました。

 

「先生、Youtube にアップしてないんですか?」

と聞かれましたが、

「オリジナルはまだ上げてないんですよ」

といいつつ、ちょっとその曲のテーマを1コーラス弾きました。

オリジナル曲はすべて頭に入っていますので、

コード進行も何も要りません。

原曲をしっかり作りこんでおくと、

弾く度にコードが揺れることもないし、

だんだんと演奏は研ぎ澄まされてきます。

 

オリジナルも気に入ってくれていましたが、

その生徒さんが気に入ってくれたのは、

キース・ジャレットの Standards 2 に入っている。

MOON ADN SAND でした。

それはベースとのデュオで演奏したのですが、

とても演奏に感動されたようで、

その曲を今後のレッスンの課題曲のひとつとして

入れることになりました。

 

この曲とにかくとてもいいです。

コード進行もDmから始まるんですが、最後の4小節で

Cのドミナントモーションが入る転調部分は

ブルっと身震いするほど気持ちいい展開です。

これはスタンダードなので、一度録音して

アップしたいですね。

 

私は、どんな曲でも

ただコードやフレーズを置きに行くような

演奏はしたくないと日々練習に明け暮れています。

 

逆説的ですが、演奏は練習によってうまくなってくるのですが、

むしろ、惚れ込んだ曲によって目指す音楽が引き上げられるという

ことが起こるのです。

演奏の成果は曲そのものが持っているのです。

新しい曲を聞くことで、

ビビットきたら、

ぜひレパートリーに入れてください。

わたしもこのビビットくるっていうか、

体に電気が走るような演奏を

したいと頑張っています。

 

 

 

 

 

 


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