夏木とShall we talk !? 

言葉は心の使い。1000回(2013年12月21日)を超えて。

友人はいらない!?。。。

2014年04月29日 | Weblog
 ケアハウス(?)で暮らす知人がいる。彼女は入所基準年齢である65歳で手続きを済ませ、
72歳の時順番が回ってきたので入所を決意したという。
 その時の所長の第一声は『所内で友人をつくらないこと』だったそうだ。

 老後の最大の楽しみである気の合ったもの同士で集いをするな、と言わんばかりの言葉に
彼女は驚いたという。

 1年を過ぎた頃、大声で激しくケンカする声を聞き、数日後、一人が退所したことを
知ったという。

 彼女は言う「TVなどで宣伝する華やかな老人施設とは天と地との差があっても私たちには
子どもたちに遠慮なく普通の日々の生活がおくれる大切な住み家。友人が欲しい、長く一緒に暮らし
慰めてくれた愛犬を連れてきたかった、は贅沢なのでしょうね」と。

                               ~~~夏木 友~~~

辿り着いた末に。。。

2014年04月26日 | Weblog
 眼が覚める。時計をみると深夜の1時台。あぁ、これからどうしよう、と
暗い気持ちになる。2時台も同じ感覚に襲われる。

 三時台だと少し救われた気がする。4時台だとよく寝むったね、と自分をほめて、
無理しないでラジオをかけて……か、多くの場合思い直してもう一度、寝る努力をする。

 五時台ならもう大丈夫!起きてもいいわよ!それともラジオでも聴く?と自問する。

 駆け抜けて、馬車馬のように駆けぬけて気が付けばね寝むれぬ夜が待っていた。

                                          ~~~夏木 友~~~

情熱と行動。。。

2014年04月24日 | Weblog
 有名な女優さんが「私には情熱がないのです」と語っていた。高名な作家を
父に持つ才色兼備の彼女だからさまになるけれど、夏木なら…だろう(~_~;)。

 ヒトが行動を起すまでには「思考する」「発言する」「行動する」の3段階の
過程があるそうだ。が、この3段階のハードルの高さも人それぞれ・・・・行動まで至り、
それを維持し続けるには相当な力が必要になる。(日経新聞から抜粋)

 行動までの過程に立ちはだかる困難、障害、乗り越えるには高い精神力が
要求されることだろう。

 情熱がない、とさらりと言える人、羨ましい。夏木はいつも思考段階で挫折している。

                                         ~~~夏木 友~~~

MRI、受けてきました。。。

2014年04月22日 | Weblog
 検査は始めてではないが念のため確認して入室する。一人がやっとの広さの
筒状のベッドに横たわると頭を固定され、顔にヘルメット状の面を被される。

 ベッドがゆっくり移動しカクンと小さな衝動で動きが止まった。と、今まで
感じたことのない恐怖と孤独を覚えた。慣れているのにどうして?と自分自身で訝った。

爆音・轟音・ハンマーで叩くような騒音の合間に聞こえる鳥の声、せせらぎの音、風のそよぎ
といった渓谷からのメッセージが心身に染み込んでくる。

 以前には感じなかった今回の現象。これは私になにを物語っているのだろうか。

                                          ~~~夏木 友~~~

運も不運も相手次第。。。

2014年04月19日 | Weblog
パソコン画面に妖しき物体。迷うことなくサポートセンターに電話する。
言われるとおりにマウスを操作してくこと数十分。いい加減にしてよ!
有料なんだからとキレそうになった頃、ようやく担当者交代。

数分で解決。ふ~っとため息がでる。

PCトラブルだから我慢ですむが医療従事者との間でのことでも
よく似た経験をすることがある。こちらは生命とそれにつながる
後遺症が関係するだけに恐ろしい。

それも未熟、無知ではなく怠慢を感じさせられるときは特に。

                                         ~~~夏木 友~~~

日本、日本人であること。。。

2014年04月17日 | Weblog
格子戸の左右に盛り塩。からりと開けると石畳。仄かな灯りに誘われ歩いていくと
微かにお香の匂い……。

戸を閉めて席に着くと芳ばしいお茶が運ばれてくる。たおやか琴の音を聴きながら
目はお通しを入れた屋形船の器に釘付け。

こんな日が年にニ・三度。豪華客船で世界をまわる、飛行機で世界を旅行する贅沢に
くらべたら細やかなもの。

                                   ~~~夏木 友~~~

ホテルからの返事。。。2/2

2014年04月15日 | Weblog
 犬連れでホテルに滞在したいと思った男性がその旨の手紙を送る、
と、オーナーから・・・

「私は長年ホテルを経営しておりますが、その間、一度も、犬がタオルや寝具、
銀器などを盗んだり、壁の絵をはずして持ち帰るような事例はなく、夜中に
騒ぎを起した酔っ払い犬を退去させた経験もございません。

 犬にホテルの請求書を持ち逃げされた記憶もありません。もちろん、当ホテルは
あなたの愛犬を歓迎いたします。そして、彼の保証があれば、あなた様にも
お泊りいただきたく、お待ち申し上げます。」

しつけ 予防注射etc.etc.は当然!の暗黙の了解あってのことだけどなんとおっ洒落~~\(^o^)/  

 でも、動物アレルギーの人には随分迷惑な話…。犬たちが普通に乗り物に乗る。
レストランにも特に問題なく入れると聞く…欧米の事情はどうなっているのか知りたいものだ。

                             ~~~夏木 友~~~

心を病みそうになったときは。。。1/2

2014年04月12日 | Weblog
 戦場の悪夢にうなされる退役軍人を起し電気をつけ慰めるように
訓練された介助犬がいるという。

 夏木の愛犬も苦痛を訴えると寄り添ってくれる。冷たい鼻と温かい体温を感じるとき
痛みも苦しみも薄らいでいく。人間にないパワーをもっているのだろう。

 そのワンちゃんたちが役目を終えると、悲惨な末路が待っている場合が少なくない。
最期を看取ってやれないさまざまな理由があるだろうが、犬は進んで人間と暮らそうとする
唯一の動物で、高い身体能力を持つ。そして無心に汚れなく愛を求め愛にこたえる。

 家庭に犬がいる、は人の終末を身近に見ることのない昨今、彼、彼女たちが教える人への
最後の愛の奉仕ではないだろうか。

                                  ~~~夏木 友~~~

心の代謝。。。

2014年04月10日 | Weblog
 体の代謝、新陳代謝やエネルギー代謝のピークは20代。一方、心(精神代謝)の代謝は
60代がピークといわれる。

 人間は他の動物と違い、種を残すことを目的に生きているわけではない。
人間が生きる目的は、精神(心)を充実して長生きすること...。

 ゆえに、60歳を過ぎた人は身体能力が高まることがない、心で生きているといえる。「雑誌パトスから引用」

 心の代謝・・・60代からに限らず常に心掛けたいけれど...風を肌に水音を耳に、樹木の気を体内に...。
そして、ボランティア!そう自分にできる事から始めよう。

                                  ~~~夏木 友~~~

わたしとあなたの間に。。。

2014年04月08日 | Weblog
 或る精神科医が、医者と患者の内面的で人間的な関係だけが
唯一の重要な前提となる・・・略・・・お互いが「わたしとあなた」という
関係を結ぶことになる。

 コンピュータというような、そのどちらにとっても「それ」という三人称的な
性格をもつものは、異物以外のなにものでもない。

 主治医はその正確な判定者でありさえすればいい。やがては「判定者」である
人間すらいなくなって器具かロボットという無人称の「なにか」しら残らなくなるだろう・・・
と投稿していた。

 人間は他の動物たち以上に求め合う種族だと思う。心のない機械に心を牛耳られることは
ない!と信じるが、精神科の医師の警告は受け止めたいと思う。

                                            ~~~夏木 友~~~