夏木とShall we talk !? 

言葉は心の使い。1000回(2013年12月21日)を超えて。

フラメンコダンサー・小松原庸子さん

2009年09月29日 | Weblog
 生年月日は書かれていないのですが、記事の内容からすれば、
80代がそう遠くない方だと・・・

 ですが、一緒に掲載されていた近影6枚は表情も豊かで
活き活きとして60代にしか見えないのです。

 50年前に本場のフラメンコに感動して、30歳のとき、単身、
スペインへ。

 2年後に帰国して新宿でリサイタル。もっとフラメンコを
上手になりたいとすぐまたスペインへ。

 のめりこみ過ぎて夫と離婚になったそうですが、そのまま
46年が過ぎたそうです。
 
 今から50年前に30歳で!情熱のフラメンコを踊るに
ふさわしい素質を持っておられたのでしょうね。
 
 インタビュー記事を読んでいますと、小松原さん自身が
小さいときから感情の起伏が他の人よりもあった、と語って
おられるように、真の国際人であるためには、感情の起伏を
大いに現すということがとても大事であるのではと思いました。

 そうすれば言葉の壁も体全体からかもし出される豊かな
身体的表現によって、それを補ってあまりあるのでは
ないでしょうか。

                           ~~~夏木 友~~~
                           火・木・土に更新しま~す

甘苦上海~冒険できますか~

2009年09月26日 | Weblog
 日経新聞に連載中にもかかわらず、すでに3刊まで単行本に
なったという評判の小説、 以下はある日の連載です。

 「…冒険できる人間は、それだけで恵まれてるんや。
一生冒険出来ん人間が殆どなんや。
勇気とか頑張りの問題やない。

 安全圏でしか生きられへん人間を、世の中は馬鹿にするけど、
親から能力それしか貰うてない人間は、冒険できる人間を
応援するしか無いんや・・・・・」

 主人公の紅子(51~52歳)に男友だち(47~48歳)が言う
言葉なのですが、う~ん、と思わず…こう言えるだけでも
すごい能力の持ち主だな・・・と。

 どこで線引きしたらいいのかと思います。この男友だち、
権謀術数渦巻くビジネス界で上海支社の支店長までいったけれど、
それではまだ、足りなかった?それとも冒険の意味は他にある?

 それはさて置き。親からそれだけの能力しか貰っていない、と
言い切られると辛いですね~。磨く力も意欲もなくなりそうです。

 冒険した紅子サンが冒険できないこのオトコ友だちより、
それだけでも恵まれていたかどうか結末が楽しみです。

                           ~~~夏木 友~~~
                           火・木・土に更新しま~す

何と何と・・・の川柳です(;^_^A

2009年09月24日 | Weblog
会話にも  あったらいいな  削除キー       by となりのトモコ

……言ったが最後。口は禍のナントヤラ(~_~;)。


朝寝坊  ファクスで自分を  送りたい       by どこでもドア

……遠距離痛勤。1分でも寝ていたいですね~~


不審者  追ってきたのは  父だった        by 防犯ブザー

……笑えない時代が怖いです。


家庭内  メール増えて  会話減り          by みさと

……生のコミュニケーションが減りましたね~    


日記とは  昔交換  今公開              by 付“録”

……ドッキリするような内容の日記がありますね。
   HNとはいうものの恥ずかしくないのかしら?  

                           ~~~夏木 友~~~
                          火・木・土に更新しま~す

仙崖の言葉

2009年09月22日 | Weblog
 江戸末期の名僧、仙崖(せんがい)は死に際、「死にたくない。
死にたくない」と…。
 高僧が残すだろう素晴らしい言葉を期待した弟子たちを
慌てさせたそうです。
 
 このエピソードは落語のネタにもなっていると聞いたことが
ありますが、長年修行を積んだ僧さえ人を救えない宗教に、
人は何故、救いを求めるのでしょうか。

『あらゆる悪が人間から招来するものなら、あらゆる善も
また人間から招来することができるはず。
 人間を救うものは人間であり、その自覚のみが人間を救う』

 前龍源寺住職・松原 泰道禅僧のお言葉です。
かみ締めたいと思います。

                        ~~~夏木 友~~~
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つきみれば・・・(古今集)

2009年09月19日 | Weblog
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
                   わがみひとつの あきにあらねど
                                 by 大江 千里


 月をながめていると、さまざまに心が乱れて物哀しくなります・・・
秋はわたしひとりだけのものではないのですけれど…。

 秋の“孤愁”ともいえばいいのでしょうか…その気配は人を孤独に
させてしまいます。

 無限の彼方ある中国の月。我が身をありありと照らす日本の月。
同じ月も哀しみも国やそこの住む人によってさまざまな様相です。

 作者・大江の千里は宇多天皇の頃の人で、大江音人の子と言われており、
在原業平、行平は叔父とも伝えられます。

 博学能文の儒学者としてつとに有名です。生没年不詳。

                           ~~~夏木 友~~~
                           火・木・土に更新しま~す

ズーノーシス

2009年09月17日 | Weblog
 人と動物の共通感染症のことです。
 毎年、というか忘れた頃に新聞等で報道されその度、
考え込む夏木です。
 
 可愛いのですねぇ…今年9歳7ヶ月になる愛犬が…。
動物愛護団体からの里子のミックス犬ですが、賢くて
自分の役割をよく心得ながら、しっかり自我も持ち
絶対服従の犬ではありません。

 この仔と暮らしていると癒されるなどと言う前に人との距離…
間の取り方を教えられること、しばしです。

昨今、犬をレンタルするビジネスが流行っているそうですが、
夏木には受け入れられません。
 
 命をおもちゃにしていますね!怒りを覚えるのは
夏木だけでしょうか。

 命の重みをしっかり感じながら、夏木は愛犬と共に健康に
生活するために、けじめと、注意事項を再確認しております。

                           ~~~夏木 友~~~
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瀬をはやみ・・・(詞花集)

2009年09月15日 | Weblog
 せをはやみ いわにせかるる たきがわの 
              われてもすゑに あはむとぞ思ふ
                               by 崇徳院


 川の瀬の流れが早く、岩にせきとどめられる急流が、
二手に分かれても、先で再び合流するように、わたしたちふたりも
今は、人に仲をさかれて別れてもまたかならず遭おうと思う。

 流れ落ちる急流が、はげしく岩にぶつかり、白く砕け散ります・・・
けれどそれを乗り越えて、かならず将来に逢おうと、ふたりの恋の
厳しさを一途な恋心で詠いあげる若い崇徳院の激情が伝わってきます。

 作者・崇徳院は第七十五代崇徳天皇。鳥羽天皇の第一皇子で、
五歳で即位、二十三歳で、鳥羽上皇に強いられ二歳の皇弟に譲位。

 このときの遺恨が保元の乱の源となり、敗れた崇徳院は讃岐の島に
流され悲憤のうちに同地で没します。

                           ~~~夏木 友~~~
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夢みる想い・・・

2009年09月12日 | Weblog
 一定期間気持ちの変化を抑え続けると、喜怒哀楽の感情に
ブレーキがかかってしまいがちだそうです。

 感情を抑えながらワンパターンで無難な日を過ごすことは、
楽なだけに一旦、そこに安住してしまうとなかなか抜け出せない
そうです。
 
 ですが、喜びや感動のない生活は人生の楽しみさえも見出せなく
なってしまいかねません。

 夏木は日頃からあと数ヶ月には75歳になる友人の驚異的な
パワーに圧倒され続けで、その元気の秘訣、源は何なのか知りたく
思っていました。

 友人は好奇心の塊、自分を楽しませる友人つくりの名人なのです。
常に即決、即断。友人の辞書には後悔という文字はなさそうです。

 誰にでもできる、真似られることではありませんが、行動を
起こしてみる!
 そのことから始めたいと思うことしきりの夏木でした。

                           ~~~夏木 友~~~
                           火・木・土に更新しま~す

萩・ 尾花・葛・撫子・女郎花・藤袴・朝貌~秋の七草~

2009年09月10日 | Weblog
秋の野に 咲きたる花を 指折り(おゆびおり)
         かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
 萩の花 尾花(=薄) 葛花 撫子の花
     女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお=桔梗)の花
                          by山上憶良  万葉集

萩の花・・・花言葉 柔軟な精神
 一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月
                          by 松尾芭蕉

尾花・・・花言葉 心が通じる
 山は暮れて 野は黄昏(たそがれ)の 芒(すすき)かな 
                          by 与謝蕪村

葛花・・・花言葉 活力 芯の強さ 治癒
 葛の風 吹き返したる 裏葉かな     
                          by 高浜虚子

撫子の花・・・花言葉 長く続く愛情 貞節
 うら恋し わが背の君は 撫子が 花にもがもな 朝な朝(さ) な見む
                           by 大伴池主

女郎花・・・花言葉 約束を守る
 女郎花 秋萩凌ぎ さを鹿の 露分け鳴かむ 高円(たかまど)の野そ
                            by 大伴家持


藤袴・・・花言葉 あの日のことを思い出す
 すがれゆく 色を色とし 藤袴
                            by 汀子

朝貌・・・花言葉 清楚、気品(桔梗)
 桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな
                            by 千代女

聞かせたいな!心の内を・・・・

2009年09月08日 | Weblog
PartⅠ
 夏木がどれだけせっせと、コメントをいれても、夏木のアップには知らん顔。

……友だち登録やめようかな!?

PartⅡ
 夏木のコメントを無視。その次からレスをいれていく。

……気がつかずに飛ばしたのかな??友だち登録解除してよね!!

PartⅢ
 「私はカクカク、シカジカ団体の応援のため、日記を書いています。
 クリックすることによって義援金がその団体に入ります。
 夏木さんもコメントで協力してくださいね!」と…。

……顔の知らない同士なのよね!圧力かけないでね!!
  その前にもっと内容充実させてよね!!!

  それに夏木は毎年、すずめの涙だけど寄付している団体があるのね!
 貴女も他力本願しないで、直接したら…って書こうかなぁ(~_~;)。

PartⅣ
 梨の礫(なしのつぶて)に業を煮やして放っておいたら「夏木さん、
元気にしているかしら?連絡ないのだけど…」と夏木の友人にメ~ル。

……そのメ~ル、夏木に送ってよね。あたしゃ、アンタのお袋じゃないよ!

PartⅤ
 季節の話題から書けとは言わないけれど、どうしてショート、
ショートの3行しか書かないのよ!とメ~ルすると

 “三行半になったら具合悪いかと” 

……あっはは! 一本取られました(^人^;)。

                           ~~~夏木 友~~~
                           火・木・土に更新しま~す