夏木の畏友に80代と思われる年齢の彼がいます。歳を取ると誰でも
多かれ少なかれカレンダー年齢は分りにくくなりますが、彼の場合は
特にわかりません。
彼はとてもお洒落で着て来られる洋服が凄~~く斬新。夏木も仲間たちが
びっくりするのがおもしろく、わざと派手!派手!を着ることも多いですが、
彼の場合は真剣に着てくるのです。
ある日のことです。ラメいり黒のTシャツ。爬虫類の皮と思し召しきグレー
の靴。頭には夏木なんか見たこともない帽子。
帰りに友人のゆきちゃんが夏木に言いました。「今日はアラン・ドロンで
きたね」「はぁ?そうだったの。何かの映画で彼が着てたの?」
「私も詳しく知らないけど、隣の人たちがそうみたいって、言ってたよ」
そう言われれば夏木もそんな気がしました。
彼は歌も本格的なんです。ある日のことでした。一部分だけですが、
そこをヨーデルで歌えれば最高に決まる歌があります。
夏木はヨーデルができませんからそこの部分がくると思いっきり裏声を
使います。口さがない仲間たちから「頭のてっぺんから出さず腹からだせ」と
言われますが夏木は「ヨー出ルやろ!」と切り替えします。そのとき彼が
「よし、見本を見せてやろう」と独唱してくれました。
帰り道、夏木はゆきちゃんに訊ねました「どの辺りがヨーデルやったんやろか?」
「う~ん?全体が低~いヨーデルやったんやないやろか?」二人して首を捻りながら
帰りました。
60にして耳順、70にして従心、なんて夏木はぜ~んぜん好きくない!
産まれた日からその日まで、いつでも発展途上人。だから夏木はそんな彼に
いつもエールを送っています。(^_-)-☆
★。.:*:・☆。.:*:・‘゜★。.:*:・‘゜☆。夏木 友 ☆。.:*:・‘゜★。.:*:・‘゜☆。.:*:・‘゜★
火・木・土に更新しま~す
多かれ少なかれカレンダー年齢は分りにくくなりますが、彼の場合は
特にわかりません。
彼はとてもお洒落で着て来られる洋服が凄~~く斬新。夏木も仲間たちが
びっくりするのがおもしろく、わざと派手!派手!を着ることも多いですが、
彼の場合は真剣に着てくるのです。
ある日のことです。ラメいり黒のTシャツ。爬虫類の皮と思し召しきグレー
の靴。頭には夏木なんか見たこともない帽子。
帰りに友人のゆきちゃんが夏木に言いました。「今日はアラン・ドロンで
きたね」「はぁ?そうだったの。何かの映画で彼が着てたの?」
「私も詳しく知らないけど、隣の人たちがそうみたいって、言ってたよ」
そう言われれば夏木もそんな気がしました。
彼は歌も本格的なんです。ある日のことでした。一部分だけですが、
そこをヨーデルで歌えれば最高に決まる歌があります。
夏木はヨーデルができませんからそこの部分がくると思いっきり裏声を
使います。口さがない仲間たちから「頭のてっぺんから出さず腹からだせ」と
言われますが夏木は「ヨー出ルやろ!」と切り替えします。そのとき彼が
「よし、見本を見せてやろう」と独唱してくれました。
帰り道、夏木はゆきちゃんに訊ねました「どの辺りがヨーデルやったんやろか?」
「う~ん?全体が低~いヨーデルやったんやないやろか?」二人して首を捻りながら
帰りました。
60にして耳順、70にして従心、なんて夏木はぜ~んぜん好きくない!
産まれた日からその日まで、いつでも発展途上人。だから夏木はそんな彼に
いつもエールを送っています。(^_-)-☆
★。.:*:・☆。.:*:・‘゜★。.:*:・‘゜☆。夏木 友 ☆。.:*:・‘゜★。.:*:・‘゜☆。.:*:・‘゜★
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