ぽわ～っとひとつ。。。ふたつ、みつ・・・ ～人間ばんざい～

　通りがかりの喫茶店でピラフを食べ始めたら、「ランチの残りですが…」
と店主がお味噌汁を持ってきてくれました。
　お揚げさんと玉ねぎだけの具だったけど、温かくて美味しくて・・・。

　ここで間違いないと行きつ戻りつするけれど、見つからない。
道行く人に尋ねると、「ああ。あそこですよ」と。

　お礼もそこそこに指差してくださった方向へ急ぎ足。

　けど、やっぱり分からない。途方にくれていると先ほどの方が
小走りで近づいて来られ「ここ！ここですよ！」と。

　少し奥まったところに入り口がみえました。ご親切にと言うより早く、
「よかったですね」と。

　講演が終ってロビーにでると、どこかで見たような顔の人が、こちらを向いて
笑っている。振り返っても誰もいない。

　あれ？もしかして！・・・「幽霊にでもあったような顔をしないで」と
笑われました。

　よくわかりましたね～と驚く夏木に「Tちゃんからよ。久しぶりだから
間に合えばと思って・・・」

　聞けば2時間ほど前、話のなかで偶然、知ったという。「今度、来るときは
連絡してね」と言われました。

　あったかくて高い香りのミルクティーをご馳走していただきました。
　　　　　
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ああ。渡る世間に居場所なく ～サラリーマン川柳から～

１、カーナビを　　操作してたら　　着いちゃった　　　　　　ｂｙ　おじいちゃん

・・・ほんま、もって回った説明せんといてなぁ(―_―。)


２、マイホーム　川を渡って　三県目　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　山上僕ら

・・・遠距離交際やと思うてますねん・・・・(~_~;)。


３、ボーナスに　袋に「寸志」の　ただし書き　　　　　　　　　ｂｙ　社長

・・・寸志でも　俺もほしいな　だすよりは・・・ｂｙ　夏木

　
４、乾杯の　音頭が長過ぎ　泡が消え　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ゴン

・・・消えたんは泡だけやろか(^人^；)。　　　　


５、終曲の　マネーゲームは　破綻調　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　八掛け酔

・・・弦が折れてしもた。え～～ん・゜゜・(*>_<*)・゜゜・。

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沈黙・・・～閉じ込める声に…～

　遠藤周作氏の名作『沈黙』を読んだのは高校性の頃でした。
「主よ、なぜ黙りたもう」・・・

　その言葉はなんども繰り返し書かれていました。

　貴女とは交流がありませんので、と・・・。はて？
そうかしらと思いました、が、何も聞きませんでした。

　年賀状の感覚でHello　Mail　を時々。その都度、お返事が
届いていました、が、あるとき、夏木にとっては突然に、
ハエでも追い払うようなメールが。・・・以来、控えました。

　今年、86歳になられた友人に、昨年まではお便りさせていただいて
いましたが、今年はまだ、一度も、です。

　必ずお返事はくださるのですが・・・。もし、お返事がこなければ、
と滞りがちなのです。

　お独り住まいなのでついつい、よけいなことを考えます。

　「必ず連絡します」時間の推移がその“言葉”を押し流し、姿を変え、
やがて消し去ります。

　友人の独り言ち「社交辞令よ」が胸に痛いです。

　言葉を閉じ込める前に何かする事、出来ることがあるかもれません。
ですが……夏木、閉じ篭ってしまいました…なぜ…か。

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