20時ごろ、あのひとからのメールで、着信が無いかを見たときに気がついた。
午前中の着信履歴。元カレからの。
驚いたけど、とりあえず、電話できる時間でもあるし電話してみた。
失礼ですがどちらさまですか?と言われた。声も忘れられているのだ。
○○だよ、と名乗って、あぁ、、、、、お前だったのかと言う。
機種変のときに、指定割の番号が、わからない番号だったからかけてみたという。
2年間、使わない番号を指定割にいれていたわけだ。
どう?という話になった。
会社は大きくなったと自慢げだった。正社員で7人。あの頃、話していた規模だ。
俺にはこれくらいがちょうどいい、と言った。
職人さんもいれると20人を超えると言う。
全員の給料を払って、利益を残す。。。このひとには、大変なプレッシャーだろう。
ごめんだけれど、やっぱり、お前の病気が理解できなかった。
理解する余裕も無い。
自分のことで精一杯の人間だから、、、という。
わたしは、今がいちばん底だと言った。仕事も辞めることになると言った。
前のひとも、同じ、病気がわからなかったと言った。
緊張して、何を話したのか。。。
こういうことだったと思う。
カラダ大事にね、というようなことを言われた気がする。
仕事がんばってね、と言ったきがする。
そんなふうに、偶然のイタズラが起こした会話は終わった。
もちろん、次の約束など無い。
会話を終えて、カラダが震えていた。
少し前に、デパスを飲んでいたけれど、レボトミンを追加した。
あのひとからのメール、19:44の。
仕事は20:00までのはずなのに。油断してた。
電話する?と入ってた。
気がついたのは、20:20。もう、家についてる頃かもしれない。
そう思いながら、電話してみた。留守電だった。
しょうがない、、、電話する?と聞かれたことだけでうれしい。
ただ、聡との電話のあとで、動揺してて、あのひととバカ話がしたかった。
それだけで、落ち着くと思ったから。
聡のほうが、何年たってもリアルなのは変わらなかった。
あのひとは、何年たってもバーチャルなんだろう。
20分くらいしてからメールが来た。電話する?って。
驚いて、電話した。
あっけらかんとした、話。
来年の言葉を決めたんだよ【静】にする。
明日の健診結果が心配だよ。
今年は最悪の年だったな、何も残せなかったな。
あ、爪楊枝入れ、送るの忘れてた。
わたしは、元カレとの話を少しして。
笑うことが多くて、気持ちが落ち着いていった。
あのひとと、話せなかったら、今日は、辛かっただろう。
話せて、ほんとうに良かった。