Der König Hat Eselsohren

エル・グレコ展@東京都美術館



最近は、長いこと開催を待っていたのに、結局ギリギリになってやっと見に行ける、というパターンが多いなf(^_^;


さて、エル・グレコ。
かのギリシャ人。

昔からかなり好きなんですけどね。
確かに、こんなにまとめて観たこと、なかった。
特にイタリア時代の作品。
それどころか、ギリシャでイコン画家をしていたときのものなんて、まさに初めて見たよΣ( ̄□ ̄;)
そんな、エル・グレコの画業を、最初期から最晩年まで、ほぼまんべんなく知ることが出来る上に、同じ主題の作品を、ローマ時代のと晩年のと、それぞれ並べられてたりして、実に興味深い。
そして、晩年の作品は、確かに見慣れた雰囲気のもの(笑)

それどころか、かなり初期の作品に当たる「燃え木で蝋燭を灯す少年」は、既にスペイン以降の雰囲気を醸しているのに比べると、「白貂の毛皮をまとう貴婦人」は、やっぱり別人の作品に見える。

ついでに言うと、あのエル・グレコ独特の、ローズがかった赤って、スペインに行ってからのものっぽいなぁ。
あの色合いで、どこの美術館で見ても、遠くから「あ、エル・グレコ!」って思うんだけど(笑)

大祭壇画として知られているもののうち、実物が来ているのは「無原罪のお宿り」だけではあるけれど、ほかの超有名な祭壇画も、かなり良質な縮小版が展示されているので、結構満足♪


それにしても、トレド。
以前行ったときは、マドリッドから日帰りだったからなぁ。

せめて1泊くらいで、またゆっくり行ってみたいよ。
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